2017年06月05日
ハナモゲラ和歌
笹公人著、「ハナモゲラ和歌の誘惑」小学館
1404円。
朝日新聞 読書欄 2017年6月4日 斎藤美奈
子さんの書評から抜粋:
「ひいらぎの かほりやまめて せせらぎる
どぜう てふてふ くましか こりす」(山下洋輔)。
お題は「山の美しさに感動して詠める」。
1970年代から80年代にかけてハナモゲラ語は
流行した。ハナモゲラ短歌は その一流派で
ある。音だけでも和歌に聞こえる この不思
議。著者は そこに こそ大和言葉の奥義と
短歌の原点があると言う。
「さなだむし じるつゆのおり こきかじり
みがほろとばる あじめどあくさ」お題は
「大変にきたないさまを詠める」。
ししみめに、ひるれきをみの、くまれいずな
方ならば、必ずや ちょちょぎれである。
Posted by 伝兵衛 at
17:00
│Comments(0)
2017年06月05日
性転換者の妻は・連載1
「男性が女性として生きることに決めた場合、
しばしばパートナー(女性)は そのまま一
緒にいる。レギーナは そういう経験をした。
彼女は他の同じような女性の役に立ちたい」。
レギーナは59歳で、三人の息子を育て上げた。
良い生活だったと彼女は言う。夫とは一緒に
暮らしていて、法律上でも婚姻関係にある。
しかし彼女の夫は今は女性になっている。
女性である夫と一緒にインドへ観光に行く
ことなど できないと思う。結婚して33年
経った後で 夫が女性であるということに
直面した時のことを 思い出すと、インドへ
行くか どうかなど たいした事では ない。
結婚していた長い年月、ずっとウソを言われ
裏切られていた。(つづく)
下記サイトから:
http://www.faz.net/aktuell/rhein-main/frankfurt/transsexualitaet-das-neue-leben-ist-lebenswert-15009836.html