2017年06月28日
精神病院(瘋癲院)・連載13
ペトラは言う:「大切なのは入所者に仕事の
場を紹介しようと私たちが努力していること
だ。初めは難しかったが そのうちに信頼で
きる人、献身してくれる人が得られると 地
域の企業が分かってくれた。ここから出てい
く人の多くは社会の中に居場所を見つける見
通しを持っている。
職員は求人している多くの企業を個人的に知
っている。ハウスの入所者は状況が必要とす
る限り 長く雇用主のところに留まることが
できる。それが可能なのは 個人からの寄付
によって運営されていて、市や国やEUからの
助成金を受けていない自立的組織であるから
だ。「私たちには 成果をあげるようにと言
う圧力がない。入所者が さらに到達しなけ
ればならない成果は ない」とアレグザンダ
は言う。(つづく)
下記サイトから:
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/42385/2/1