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伝兵衛
伝兵衛
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2017年06月15日

瘋癲院・連載2


他の施設は彼を受け入れる気がなかった。も
う暴力とは関わりがなかったが、酒が問題だ
った。施設の前のベンチにエアビンが座って
いるのは施設の住人にとって安らぐ光景だ。
しかし彼が部屋に入ってしまうと、人は心配
になる。彼は飲み始める。ビールを6本飲ん
だりする。何かを引き起こさないように、彼
は部屋に引きこもり、寝る。
40~50人がここに住んでいる。泥棒・殺人者・
路上生活者・失業者・依存症者・難民である。
監視されては いない。ただ昼間は三人の
職員、一人のケースワーカー、他の分野から
転職してきた人二人(職業訓練を受けていな
い人)が世話している。うまくいかない事も
あると多くの入所者は言う。最初の入所者は
来た時に 施設が郊外にあるのを喜んだ。
入所者は さまよい歩いた。ここでは驚くべ
き社会実験が うまくいった。(つづく)
下記サイトから:
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/42385/Das-Tollhaus
★ブログ管理人の補足:表題はTollhaus.
辞書には「古語で 精神病院」とあります。
明治時代に日本語で これを何と言うたか
分からない。類語辞典の「狂気」の項目に
色々出てます。その中の「瘋癲(ふうてん)」
は今はあまり使われないから これを使わ
せてもらって「瘋癲院」としてみました


写真提供:SACHIさん
  


Posted by 伝兵衛 at 17:02Comments(0)こころのケア