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伝兵衛
伝兵衛
オーナーへメッセージ

2017年07月26日

約束は子どもにとって最も重要なもの


「子どもたちにとって約束は何よりも重要な
もので、なぜなら。子どもたちには約束しか
ないからだ。彼らは何一つ所有せず、何一つ
思い通りにできない」
南 和行、”私たちはこれからも、結婚につ
いて悩み語ることを誓います”、月刊みすず
2017年6月号、p.26~31から引用。
その又もとの出処は サヴェージ著、大沢
章子訳、「誓います」、みすず書房、3000円。
★昨日まで 薬物依存症の親を持つ子どもに
ついて長い連載を書いている間に上記の文を
読みました。「約束」と縁の薄い子ども達が
いることを 忘れないでいたい。


写真提供:SACHIさん  


Posted by 伝兵衛 at 16:29Comments(0)児童虐待こころのケア

2017年07月25日

薬物依存症の親をもつ子ども(18,最終回


ミアは17歳になった。二、三年前に薬物をやっ
た。子どもの頃に受けた苦痛は今もミアをさい
なむ。ミアはウツで、薬を飲んでいる。親が
薬物依存症である家庭の子どもの多くはそう
だと ケースワーカーは言う。魂の傷は一生
痛む。★子どもは心的外傷後ストレス障害に
苦しむ。戦場から帰ってきた兵士と同じだ★
しかしミアは成績が良く、今12年生で、家族の
中で初めて高校を卒業することになる。お絵
描きが上手で、大学でデザインを専攻するつも
りだ。
ケニーとケンライとジョシュアは楽しく幼稚園
に通っている。三人は よく笑い、犬や猫と
じゃれて遊ぶ。よく眠る。
ジェシカは10年生になり、16歳の可愛い子だ。
デートの前に入念にメークしていた。「この
家に来たとき「1年半以上私を手放さなかった
里親は いなかった」と私が言ったのを覚えてい
る?そのうちに皆 私のことを うんざりする
のだ」とジェシカは里母に言った。ジェシカは
アイシャドーが流れないようにハンカチで涙を
押さえた。里母パムは言った:「もう2年にな
るね。ジェシカは今も一緒に居るんだ」。
(連載おしまい)下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 18:19Comments(0)児童虐待

2017年07月24日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載17


里母パムは去年 保健局の部長を辞めた。今は
モルガンタウンの隣の市の児童保護局で働いて
いる。
里子パトリックは19歳になった。モルガンタ
ウンのタコス店で働いている。(ブログ管理
人の注釈:大阪へ行くとタコスを食べられる
と思うが、行く体力も気力もない)。
学校は中退したけれど、お金は稼いでいるし
アパートも借りているし、猫も飼っている。
ザックは23歳になり、メリーランド州の叔父・
叔母のところで暮らしている。彼はひょっと
したら軍に入る。妹のアレックスは二人の子
持ちになった。子どもは父親のところで暮ら
している。彼女は高校を中退した。「彼女は
母親に似て、男から男へ渡り歩いている」と
里母のパムは言う。里母パムとアレックスは
毎日フェイスブックにカキコミする。電話の
代わりに使っている。「アレックスは薬物依
存症でない。それが一番 大事なことだ」と
パムは言う。(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 17:37Comments(0)児童虐待

2017年07月23日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載16


ジェシカの母は家で近所の子ども達まで世話
していた。しかし幼い子ども達を しばしば
ジェシカに任せて、薬物をやっていた。その
うちにジェシカの母の夫はジェシカにうんざり
してしまった。彼は家に幼い子がいるのは嫌
だった。それでジェシカの母はジェシカを追い
出すことにした。ジェシカは当時5歳だった。
彼女は まず実の父のところへ行った。実の
父も薬物依存症だった。その後、様々な里親
家庭へ行った。2015年にパム夫婦のところに
着いた。
十人の里子を引き受けるのは容易でなかった。
気力も金も要った。しかしパム夫婦が無かった
ら、安心も愛も無かったのだから、この十人
の子ども達は子どもらしく過ごす時期を持て
なかっただろう。そして その後に良い生活
をする機会も ほとんど無くなっていただろう。
薬物は子ども達に取り憑き、子ども達を壊した。
以前に薬物が親たちを壊したように。
そして ひょっとしたら薬物はこの子たちを
そのうちに殺していただろう。パム夫婦はこの
十人の子を救ったのだ。(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


写真提供:SACHIさん
  


Posted by 伝兵衛 at 16:15Comments(0)児童虐待

2017年07月21日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載15


2015年にパム夫婦は三人の里子を受け入れ
た。これで里子は合計10人になる。三人は一
緒に来た。ジョシュアとケイライと言うきょうだい
とジェシカ。ジョシュアとケイライの母親は
共通であるが、父親は別々の男だ。ジェシカの
父親はジョシュアとケイライを生んだ女性の
彼氏だった。ややこしい話しだが、これらの
大人に共通するのは 全員 薬物をやっていた
という事だ。ジョシュアの母は出産の直前の
幾ヶ月 刑務所にいた。ジョシュアは生まれた
時に 禁断療法を受け始めた。この子たちは
親たちのゴミ屋敷へ次々に 回された。「ネ
ズミ・ゴキブリ・シラミが仰山いた。えげつ
ない。生きている間に 二度とゴキブリを見た
くない」とジェシカは言う。(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


写真提供:sachiさん  


Posted by 伝兵衛 at 11:29Comments(0)児童虐待

2017年07月19日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載14


西バージニア州では 当時 緊急入院して生ま
れた新生児の80%は薬物依存症の母親を持
っていた。そういう赤ちゃんは依存症であり
生まれた後に新生児禁断症候群に苦しむ。そ
のような赤ちゃんは高血圧で、震えていて、
キーキー叫び、ほとんど寝ることができない。
ケニーはそういう子だった。「ケニーは常に
わめき続け、最初の4~5ヶ月の間 続けて
2時間以上眠ることがなかった」と里父ジョー
は言う。
ケニーが来て、半年後にハーリーが児童相談
所からパム夫婦のもとに来た。この子も新生
児で、震えながらキーキー叫んで赤ちゃんベ
ッドに横たわっていた。母親は薬物犯罪のた
めに勾留されていた。ハーリーは里親のもと
に約1年いて、それからテキサスの祖父母に
引き取られた。社会福祉局は できるなら子
どもを身内のもとへ送るように努力する。西
バージニア州のケースワーカーは言う:たい
ていは祖父母のところへ子どもは送られるが
実際に手伝わねばならなくのは曾祖父母のこと
もある。「薬物危機は既に二世代を襲っていて
以前に薬物をしながら親になった人は今は祖
父母になっている。子どもの頃に薬物をした
人が親になっている。なので親も祖父母も子
どもの世話をすることは できない」。
(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 16:26Comments(0)児童虐待

2017年07月18日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載13


2013年にモルガンタウンの児童相談所は生後
わずか3日目の女の子のための里親を探して
いた。母親は他の子ども達を無慈悲に殴って
いたが薬物依存症ではなかった。パム夫婦は
その赤ちゃんを引き受けたが、その子は1年弱
しか里親のもとに居なかった。児童相談所は
その子を実母に戻したのだ。「その後はもう
二度と あんなに幼い子を引き取らないこと
にしようと思った。別れは辛すぎた」と里父
のジョーは言う。
薬物の引き起こす事はもっと酷い。2013年に
ケニーがパム夫婦のもとに来た。彼も生後 
間もない赤ちゃんだった。彼の実母はアルコ
ール依存症で そのうえクリスタルメスとヘ
ロインをやっていた。2013年は薬物依存症が
再び劇的に増えた時期だった。メキシコから
国境を超えてヘロインが流入した。それは安
く、強力で、致死的だった。依存症になる人
がどんどん増えた。少年・少女の中でも薬物
をやる人が増えた。(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 18:30Comments(0)児童虐待

2017年07月16日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載12


ときには子どもは親が死ぬのを見ることがある。
親が薬物の過剰摂取のあとベッドで死んでい
るのを子どもが見つける。あるいは父や母が
運転中に衰弱したときに子どもが後部座席に
座っている。去年オハイオ州東リバプールで
撮影された写真は衝撃的だった。地元警察は
その写真を公表し、日常よく見られる事だと
いうことを示したかった。四歳児がチャイル
ドシートに座っていて、その子の祖母と彼氏
がヘロインの過剰摂取のため意識不明で座っ
ているのが撮影されていた。(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true



  


Posted by 伝兵衛 at 17:04Comments(0)児童虐待

2017年07月15日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載11


◎曾祖父母が手伝わなければならない。祖父
母は壊れているから。祖父母も薬物依存症な
のだ◎
子どもは親が薬物をやるのを しばしば見て
いる。「母が錠剤を砕いて 吸っているのを
見た。普通のことだった」とミアは言う。
「家はいつもクスリで恍惚状態になった見知
らぬ人達で一杯だった。姉と私は部屋に閉じ
こもって 見知らぬ人達が出ていくのを待っ
た」。自分の子どもに薬物を取らせる親もあ
る。「私の持っている患者の一人は 母親に
11歳の時ヘロインを注射された」とモルガン
タウンの依存症診療所で働いている医師は言
う。(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 18:19Comments(0)児童虐待

2017年07月14日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載10


安心できない状態にいると 子どもはウソを
つこうと言う抑えがたい衝動に駆られる。
「薬物を使う家庭の子にとってウソを言うの
は全く正常なことだ。なぜならウソを言うこ
とは生き延びるのに大切だから」とパムは言
う。ドアの前に立って家賃を払えと叫ぶ家主
を去らせるために子どもはウソを言わなけれ
ばならない。店で万引きするために店員の注
意を逸らすために子どもはウソを言わなけれ
ばならない。あるいは母親に どつき倒され
ないように、新しい友達がやっとできたと母
親にウソを言わなければならない」。何の因
果か?(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 20:25Comments(0)児童虐待

2017年07月13日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載9


パムは里親として、養子縁組親として、里子
の実の親との関わりは多い。里子が望む場合
実の父母と良い関係を持てるように努力して
いる。「自分の子を愛していない母親など想
定しない」とパムは言う。「愛が足りないの
ではない。ただ薬物依存症者は子どもの面倒
をみる状況にないというだけのことだ」。
生活保護で得た僅かな金を薬物に使う親は多
い。そういう親は盗みをしたり、盗品を売っ
たり、100ドルや200ドルで薬物を手に入れた
りすることに没頭する。家賃や電気代は残ら
ない。「子どもは とりあえずコーンフレー
クを食べる」とケースワーカーは言う。
(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 18:51Comments(0)児童虐待

2017年07月12日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載8


暴力と性的虐待は薬物依存症家庭にしばしば
起きる、とケースワーカーは言う。しかしたとえ
子どもが殴られなくて、強姦されなくても、たと
え子どもが最悪のことを免れたまま居られて
も、たとえ親が子どもの面倒を見ようと努力し
ていても、子どもにとって必要なこと・最も大切
なことが欠けている:安全に守られている状態
・信頼できる状態・心配しないでいい状態が
欠けている。親が薬物依存症である場合、
カネと薬物への渇望が生活のすべてを支配
していて、他のことはなおざりにされる。不安
と混沌が子どもにとって普通の状態になる。
「私にとって全てが常に不確かだった」とミア
は言う。「食べ物はあるだろか?アパートから
追い出されるだろか?電気と水道は止められ
るのだろか?父親は私に襲いかかるだろか?
絶えず生き延びることを心配しなければ 
ならなかった」。(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 16:32Comments(0)児童虐待

2017年07月11日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載7


ザックが法廷に立ったとき 里親パムとジョー
はザックを刑務所に入れないようにと裁判官
に懇願した。「彼は支援を必要としている。
勾留が必要なのではない」とパムは言う。
ザックは幸運にも 2013年に暴力的な青少年
のための施設に入った。パムは彼にそれ以来
会っていない。
パムとジョーの家に来た四番目の里子はミア
と言う。それは8年前で、ミアは9歳だった。
ミアの居た家は地獄だった。両親は酒を飲み
アヘンに似たモノをやっていた。ミアの父は
ミアと姉を強姦し、母親は粉にした錠剤を吸
っていた。売人もしていた。「私はいつも父
に見つからないように タンスの中に隠れて
いた」とミアは言う。
パム夫婦がミアを受け入れる前にミアは既に
五つの里親家庭で暮らしたことがあった。姉
のジェニファは そのうちの一つの家庭で養
子縁組した。しかし その里親はミアと養子
縁組しようと しなかった。ミアはパムの家庭
に週末だけ過ごすはずだったが、ミアはその
まま居続けた。(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 16:38Comments(0)児童虐待

2017年07月10日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載6


アレックスは新しい里親になじんだが、ザッ
クはあまりにも深い心的外傷を負っていた。
ザックは暴力と不安以外のことを人生で経験
したことがなかった。「傷つけられた人は人
を傷つける」と里親パムは言う。ザックは学
校で殴り合いをした。妹を虐待した。「彼は
いつも夜に私のベッドに来て、全力で私を殴
った」とパムは言う。「しかし私は何も話さ
なかった」。
ザックの中には激しい怒りが煮えたぎってい
た。里父ジョーが倉庫にあるコンピュータを
取り出すのを禁止したとき、ザックは自分の
リュックからナイフを取り出し、家族の車の
タイヤを突き刺し、里父に襲いかかった。
「このクソ野郎、殺すぞ」と叫んだ。「彼は
本当に殺すつもりだった」とジョーは言う。
ザックはナイフで刺しにかかり、刃はジョー
の手首の関節に当たった。腕時計の金属製バ
ンドに刃が当たって助かった。パムは警察を
呼んだ。
(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 18:41Comments(0)児童虐待

2017年07月09日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載5


パトリックが里親のところへ来て1年後にザッ
クと妹アレックスが来た。この子たちの母マ
ーシーはヘロインとクスタルメスとコカイン
をやっていた。子ども達は父親のところで暮
らしていた。父アールも薬物依存症者だった。
ある日 父はキャンピングカーの中で死んだ。
警察はザックとアレックスを学校から連れ去
り、母親のところへ届けた。母マーシーは子
ども達と住んで、荒れ果てたモーテルで男を
次々に替えていた。ザックは殴られ、侮辱さ
れ、性的に暴行された。とうとう児童相談所
はザックとアレックスを里親家庭に連れて行
った。兄妹は別れ、幾年もの間 幾つかの施
設や里親家庭へ回された。ザックが10歳、ア
レックスが8歳のとき 里親パメラとジョーの
ところに来た。「きょうだいは一緒に暮らす
方が良い」とパメラは言う。(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 16:48Comments(0)児童虐待

2017年07月08日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載4


薬物は依存症者を破滅させるだけでなく、家
族を分裂させ、ボロボロにする。西バージニ
ア州では児童相談所が家庭から引き取る子ど
も10人の内9人は親が薬物依存症だ。「気絶し
て倒れたり、死んだりした薬物依存症者につ
いての報告の それぞれには子どもについて
の恐ろしい物語がある」と里親パムは言う。
「薬物依存症者のうち子どもを持つ人は大変
多い。彼らの子どもは全く無防備だ。彼らの
子は この荒廃の犠牲者だ」。
里親夫婦パムとジョーは数年前に子ども達を
救おうと決めた。パムは保健部門の部長とし
て稼ぎは良かった。夫婦は丈夫で 人当たり
の良い人だ。「何かしないと いけないと考
えただけのこと」とパムは言う。2003年に夫
婦は まずパトリックを里子に迎えた。その
後 夫婦は10人の里子を受け入れた。彼らの
親は薬物依存症だ。10人のうち8人と養子縁組
した。「この子たちが経験したことに私たち
は決して耐えられないだろう」とジョーは言う。
(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 15:10Comments(0)児童虐待

2017年07月07日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載3


◎小見出し:「食べ物はあるだろか?アパー
トから追い出されるのだろか?」これが幼い
ミアの世界だった◎
薬物依存症者はヘロインを温め、注射し、錠
剤を細かく砕いて吸う。恍惚状態になる。時
には量が多すぎたり、強すぎるモノをやった
りして死ぬ。幸運なら やり過ぎても救急車
で運ばれる。時には運が尽き、死体公示所に
運ばれる。アメリカでは去年 約6万人がヘロ
インあるいはアヘンに似たものをやり過ぎて
死んだ。この数は銃や車の事故による死者の
数よりも多い。多くに地域では アヘンに似た
ものの過剰摂取は 自然死でない死の原因
として最も多い。
西バージニア州は薬物依存症が特に猛威を
振るっている州だが、実はどの州も酷い。ニュ
ーイングランド州、昔 製鉄業が栄えた地帯、
アパラチア地方、南部、南西部で数十万人が
薬物をやっている。医師・救急隊員・消防士・
警官・教員・ケースワーカー・市長など皆が
薬物と悲惨に抵抗しているが、絶望感と無力
感に疲れている。(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 19:07Comments(0)児童虐待

2017年07月06日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載2


2017年7月1日発:見出し「助けて」。
パトリックの里親はパムとジョーに決まった。
西バージニアのモルガンタウンの町はずれに
ある大きい家だった。パトリックに取って里
親はあまり親しみやすい感じは しなかった
し、飼い犬は怖かったが その家に留まった。
しかし彼は ここでは安心だと思った。それ
は14年前のことだ。
アメリカにパトリックのような子どもは数十
万人いる。そして毎年その数は増えている。
歴史上もっとも残酷な薬物の蔓延にアメリカ
は苦しんでいる。アメリカにあふれているの
は 気分の良くなる麻薬ではなく、色とりど
りのパーティードラッグ・デザイナードラッ
グでもない。それは次のものだ:1)アヘン
に似た薬物で、強力な容赦ない殺人の薬物。
2)メキシコからのヘロイン。ビニル小袋に
入っていて10グラム20ドル。3)中国からの
フェタニル。白い結晶で 三~四粒飲むと死
ぬこともある。4)国内産のオキシコドンと
ハイドロコドン。強力な麻酔剤であり、鎮痛
剤に含まれている。すぐに依存症になる。
(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true


  


Posted by 伝兵衛 at 18:10Comments(0)児童虐待

2017年07月05日

薬物依存症の親をもつ子ども(連載1


2017年7月1日発:見出し「助けて」。
アメリカには今までに なかったほど多くの
薬物依存症の父親と母親がいる。彼らの子ど
もにとって生活は地獄である。しかし災難の
中に希望もある。この記事は驚くべき家族に
ついて。
パトリックは5歳。里親に会ったとき車の中で
石のように固くなって、不安そうに座ってい
た。実はパトリックは その週末だけ里親家
庭パミラと夫のところで過ごすことになって
いた。彼のおうちは 汚れたゴミ屋敷状態だ
った。そこから二三日逃れるのだ。彼の父の
ウェインは暴力を振るうホームレスで、大酒
を飲み、麻薬をやっていた。妻を殴り、妻の
首を締め ピストルで脅したりしていた。
「水槽の中の魚をピストルで撃ち殺したこと
もあった」とパトリックは言う。パトリック
の母メリッサは薬物常用者であり、クリスタ
ルメス・睡眠剤・ヘロインをやっていた。
彼女はナイフを持って、夫に突進する人だっ
た。母と父が家の中で わめき、殴り合い、
あるいは薬物で恍惚状態になっている間に
パトリックは外で かがみ込んでいた。オシ
メにオシッコとウンチを一杯したまま路上に
いた。そのうちに近所の人が児童相談所に電
話した。職員が来て、パトリックを引き取り
彼のための里親を探した。(つづく、連載は
10回以上になります)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/drogenkrise-in-den-usa-rette-mich-1.3551391?reduced=true



  


Posted by 伝兵衛 at 14:52Comments(0)児童虐待

2016年07月17日

育児放棄・児童虐待(14最終回)

精神(心理)療法を今まで受けたことは ない。子どもの頃 長い年月、
私は抑圧されていた。しかし多くのことを処理しなければならないと
いうことは知っていた。母のようには なりたくなかった。生き延びる
ことは ここから出ないといけないということだった。家出によって
希望に満ちた生活を送ることができるのだ。家出していなければ、
とっくの昔にヘロインの過剰摂取によって死んでいただろう。
今、4歳の息子がいて、二番目の子を妊娠している。自分の子どもを
決して殴らないと誓っている。殴ったら 何が起きるか知っているから。
自分の生活を極端なものに しないと誓った。子どもの頃に
うまく行かなかったから、それだけ後あとに強くなれる。場合に
よっては逃げることを学べと母は教えてくれた。全ての人が私と
同じように強いとは限らない。そういいうことにぶつかって、壊れて
しまう人もある。子どもの頃、本当にひどい状態だったから、
自分の人生を普通にすることは できないと 人が言うなら、
それは どうしようもない。(おしまい)
以上 下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/leben/vernachlaessigte-tochter-ich-weiss-nicht-ob-ich-ueberlebt-haette-wenn-sie-aufgewacht-waere-1.3035337-4

写真提供:SACHIさん  


Posted by 伝兵衛 at 14:55Comments(0)児童虐待