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伝兵衛
伝兵衛
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2017年12月10日

自死遺族支援・研修お知らせ


自死遺族支援関連研修
2017年12月16日(土) 
1)12.30~13.50
講演会「人生マンダラ~多様な価値観~」
講師:森田良恒さん(高野山真言宗不動寺住職)
2)14.00~14.30オーボエコンサート
3)自死分かち合いの会。
場所:和歌山市 和歌山ビッグ愛
対象:(3)の会は 大切な人を自死で亡くした方。
定員:20人
申込:電話・FAXで氏名・電話番号を12月15日
までに県精神保健福祉センタ
TEL073-435-5194 FAX073-435-5193


  


Posted by 伝兵衛 at 16:43Comments(0)自殺

2016年09月20日

自殺希少地域

自殺希少地域
ダルクの関係者の中には自殺されるかたも多いのですが 日本には
自殺希少地域が あります。以下は 日本経済新聞2016年9月18日の
読書欄から 抜粋:
森川すいめい著「その島のひとたちは、ひとの話をきかない」
青土社、1400円。
徳島県・青森県・広島県など5ヶ所の「自殺希少」町や村を精神科医が
訪ね、住民の様子を書き留めたのが本書だ。「出会った人は マイペースで
あまり他人に気を使わないのですが、対話する力は優れていた」
2012年、貧困率と関係なく自殺が少ない地域があると知り、まず
徳島県海陽町の旧海部町地域を訪ねた。助けたいから助けているだけで、
見返りは求めない。困った人がいれば見て見ぬふりをせず、周りと
相談しながら解決する。「それが自殺につながる孤立を防ぐのかもしてない」
と考える。
書名の「ひとの話をきかない」島とは伊豆諸島の神津島のことだ。「この島で
出会った青年が、周りのマイペースぶりに疲れて漏らした一言で、・・・」。

写真提供:SACHIさん
  


Posted by 伝兵衛 at 12:39Comments(0)自殺

2015年11月21日

自殺。遺された人の苦悩(15,最終)

兄の自殺についてアンネは恥辱を感じないで、正直に話している。
このことをなぜ彼女は秘密にしないといけないのか?悪い経験を
したことも、拒絶されたこともない。友人たちと一緒にいても、
同僚のそばにいても、そういうことはない。兄を埋葬する時に、
兄について愛情のこもった言葉を牧師に求めたときにも、
悪い経験はなかった。「私がクリストフの死について話すときに、
いつも泣き出すことがないのを 多くの人は驚くと 私は思う。
しかし自殺は今までの私の人生で幾度も起きていた。」兄が
死んだ後 彼女の知人が自殺した。1年前には友達が服毒死した。
アンネは手首に兄の名を入墨した。彼女が髪をかきあげると、
クリストフという入墨が見える。兄への思いを守ることが 
彼女には大切だ。兄の遺骨の一部は彼女の部屋に置いて
いる。本棚に骨壷がある。映画のDVDのボックスと並んで。
(連載おしまい)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene/seite-4

  


Posted by 伝兵衛 at 17:08Comments(0)自殺

2015年11月18日

自殺。遺された人の苦悩(14)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく15回の連載になる)
アンネも幾年か前に自殺しようとした。クリストフのように森の中で。睡眠剤で。
あの絶望感・あの深い暗黒・大きな空虚を彼女は知っている。
「他の人達がクリストフのことを怒っているのが 私には腹が立った。]
若い健康な男の人が "自分を殺す"とは、どういうものか誰も理解する
ことが できなかった。両親も自分で自分を責めた。」
「自己を殺す」という言葉を 遺された人々は しばしば心を傷つける
言葉として受け止める。自死は良い。しかし愛する身内が 自己を
殺す人になるとは、何ごとぞ。それは 理性・思慮分別を 亡くなった
人から奪う表現では ないか。自己の死の時を決めることは 一人の
人の個人的な自由に属する。たとえ自死の決定が遺された人の心を
苦しめるとしても。
兄が車の事故で死んだとしたら、彼女は事故を起こした他人に激怒
するだろう。しかしクリストフは死を選んだ。そのことで 彼女はより
良く生きることが できるように思う。何となくだけれど。特にクリスマス
と彼女の誕生日には兄がいないのは 寂しい。真夜中に ハッピー
バースディと言うために 彼女のそばに来てくれた。その声は もう
聞けない。今は友達がハッピーバースディと言ってくれる。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene/seite-4

  


Posted by 伝兵衛 at 18:00Comments(0)自殺

2015年11月17日

自殺。遺された人の苦悩(13)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく15回の連載になる)
アンネは視線をあげた。クリストフは死んだ。涙も でないし、
怒ってもいない。ただ死んだ。それはクリストフの話しだった。
アンネはどうなったか?
「兄はいつもユーモアがあった。焼かれるのは嬉しいと遺書に
書いていた。私は泣いて過ごし、疲れ果てていた時だった。
遺書を読んで笑えた。遺書の中に兄がいるのを感じて、目の
前に兄が見えて、兄は死ぬことを望んでいたのだと知った。
兄は死を意識して選んだ。そのことを私が悪くとることは 
できない。兄に腹をたてることは できない。
一瞬 沈黙があった。アンネは兄が自分で選んだ死を簡単に
受け入れたのかと言うと、簡単ではなかったとアンネは言う。
しかしアンネは兄の決定を尊重する。彼の独断・単独行に
敬意を払う。誰でも、もうこれ以上どうにもならない場合に
立ち去ることが許されている。
アンネは何もかもが暗かった時のことを 語り始めた。泣いて、
泣き続けた。兄がいないことが辛い。毎日 辛い。兄の死は
兄が自分で決めたことだった。両親と違って、アンネは 兄の
自己決定に対応することができる。そう考えると、生き続ける
ことが楽になる。なぜなら 自己決定とは 兄にはそうする根拠が
あるということだ。そして 私のせいでは ないと言うことだ。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene/seite-4

  


Posted by 伝兵衛 at 14:10Comments(0)自殺

2015年11月15日

自殺。遺された人の苦悩(12)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく14回の連載になる)
家族は協力して、クリストフの最後の一日を組み立てた。
月曜の夜、兄は映画館へ行くと言ったが、彼の消えた日に
映画館へは行っていなかったということを家族は知った。
彼は文房具店へ行って、便箋を買った。
幾日もの間、アンネは兄の行方を追った。2週間すぎた。
兄の31歳の誕生日の三日前に 兄の遺体が黒焦げに
なった車の中で見つかった。レンタカーだった。死因は
一酸化炭素中毒。
「ショックだった。兄が自殺するか?兄が死んだと聞いた
瞬間は 理解できなかった。しかし兄は実際、自分の命を
断った」。ここでアンネはコーヒーを一口 飲み、また話し
始めた。「兄は車の中に遺書を残していた。なぜ死んだ
のかを理解するのに遺書は役に立った。なぜなら兄は
長い間 生きる意欲を失っていたということが遺書に
よって はっきりしたからだ。兄は惨めだったのだ。
悲しみに沈んでいた。彼が 長い年月 それ程 悲し
かったということは 私には辛い。私達は知らなかった」。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene/seite-4

  


Posted by 伝兵衛 at 17:49Comments(0)自殺

2015年11月12日

自殺。遺された人の苦悩(11)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく14回の連載になる)
火曜日に兄クリストフは いなかったと母は言った。兄は月曜の夜、家に
帰らなかった。普通では ないことだった。よそに泊まると言う連絡は
なかった。電話も かけてこなかった。どこに居るのだろう?
「それから兄に連絡をとろうとした。携帯電話は つながらなかった。
新しい職場へ電話した。しかし彼らは 兄の名前を知らなかった。
それから 奇妙なことになった。」以上は 下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene/seite-3
以下は下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene/seite-4
家族は調べ始めた。兄はなぜ新しい職場などと嘘を言うたのか?
アンネは兄の友達に尋ねた。クリストフが最後に会ったのは誰か?
近所の警官が支援してくれた。
数日後、兄が秘密を持っていることをアンネは知った。兄は大学に
入って、一学期だけ大学に行った。大学へ幾年か通ったという
のは嘘だった。彼は情報学をずっと前にやめていた。しかし誰も 
そのことを話さなかった。新しい職場などなかった。そして数千
ユーロの借金をしていた。クリストフは深刻な問題をもっていた
ことが 段々、分かってきた。(つづく)

写真提供:lovefreePhto  


Posted by 伝兵衛 at 17:25Comments(0)自殺

2015年11月11日

自殺。遺された人の苦悩(10)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく13回の連載になる)
アンネも 兄の自殺を誰も とめられなかっただろうと思う。人生は
生きるに値するということを 兄のクリストフに誰も納得させられ
なかった。3年前のことだ。
アンネは税務専門の事務員で、29歳。ルール地方で三室の
マンションに住む。テーブルにチョコレートを置き、コーヒーを
いれてくれた。椅子に座り、深呼吸し, 「何から話そうか?」。
2012年10月の金曜だった。兄と最後に会ったのは。いつもの
ように その日も兄は働いていた。兄と長々と話して、アンネは
週末に旅に出るので別れた。アンネは月曜に週末旅行から帰って、
夕方 物理療法を受けに行って その後寝た。兄は家に居なかった。
IT専門家だった兄は 職場を代えて、初めて出勤する日だった。
次の日にアンネは兄に新しい仕事について尋ねるつもりだった。
二人は一日 会わないことも よくあった。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene/seite-3


  


Posted by 伝兵衛 at 09:16Comments(0)自殺

2015年11月10日

自殺。遺された人の苦悩(9)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく12回の連載になる)
息子が死んで数週間たって、遺族は自殺者の身内のための自助
グループを探しだした。遺族でない他の遺された人々も 拒絶された
という感情や孤立感について語った。
自助グループのある女性は 夫の家族と同居していて 夫がその家で
首をつった後、夫の家族が彼女に背を向けたことを語った。「夫の
兄弟は 自殺は私のせいだと言った。なぜなら私が数ヶ月前に
引っ越していったからだと言う。しかし私に どうしろと言うのか。
夫は大酒飲みでウツだった。私も こういうことが起きるのを望んで
いなかった」。夫の家族との接触を断って、妻は引っ越して行った。
いま自殺のあと5年たって、彼女は言う:「たとえ当事者について
何かおかしいと身内が気づいたとしても、たとえ当事者に本心に
立ち返らせるように説得できたとしても、分別が長く続くということを
誰が請け合うのか。ウツになった人が助けさせようとしない場合に 
その人が自殺することを 誰が阻止できるのか?夫に自殺をやめ
させることが その時に私にできたと しても、遅かれ早かれ
夫は自殺しただろう。時間の問題だった」。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene/seite-3

  


Posted by 伝兵衛 at 16:01Comments(0)自殺

2015年11月09日

自殺。遺された人の苦悩(8)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく10回以上になる)
途方に暮れた状態をトルステンも2年前に息子に自殺された後に経験した。
息子は女友達と喧嘩して、すぐに車に乗り、木に正面衝突して即死した。
息子は家族に自殺するぞと 幾度か言っていた。実際に死ぬとは 
トルステンは信じなかった。息子は心の病気を患っていて、何年もの
間 治療を受けていた。
私達の友達の大半は 私達の悲しみに 対応することが まったく 
できなかった。彼らは 特に 根気がないと言うか、気長にする気持ちが 
なかった。わずか数ヶ月たてば、また元気になると彼らは思っていた。
しかし息子に死なれているのに「人生はまた動いていく」と言われても、
どうにも ならない。確かに人生は動いていくが、今までと違ったふうに 
動いていく。
家族は孤立し、新しい友人の輪をつくる。トルステンは大きなパーティは避け、
引きこもりがちになった。道を歩いていて、向こうから来る人が 道の反対側に
渡っていくこともあった。私達の社会の自殺は 確かに昔とは違う。私に罪と
地獄を思いださせようとする人はいない。とは言うものの どう振る舞って
いいか分からなくて 困っている人もある。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene/seite-3

写真提供: 朝間潔さん  


Posted by 伝兵衛 at 15:51Comments(0)自殺

2015年11月08日

自殺。遺された人の苦悩(7)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく10回以上になる)
周りの人達は黙りこむ。恐ろしいことだ。人は 大きい傷を負いながら一生を
過ごすことになる。しかし 誰も そのことを理解しないようだ。自分で経験
した人だけが それがどんなに辛いことか知っている。ともかく友達たちには
話すことができた。みんなから見捨てられ、まったく独りで喪失を片付けなければ
ならない人もある。そのうちに人々はウーテの名を口にするのを止めた。それも
辛いことだ。ウーテが存在しなかったかのように 名を口にするのを止めるのは
耐えられない。常に罪の問題、恥がある。ウーテが癌で死んだなら、私も共感
してもらえたろうにと思う。
マヌエラは体験したことを 必ずしも語りたいのでは ない。多くの人は
こういうことに どう対処すべきか 知らない。何でもないことで あるかの
ように振る舞うのは解決にならない とマヌエラは言う。「その場に象がいるのに
大きい象を誰もが見たくない」ような状況は 解決ではない。ときには黙って
抱いてくれるだけで いい。「前と同じように また居てくれるのは 素晴らしい」
と彼女に言ってくれた人がいた。あなたのことを思っている、あなたと同じ
気持ちだ、ということを知らせてくれる人もいた。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene/seite-2

写真提供・lovefreePhoto
  


Posted by 伝兵衛 at 17:11Comments(0)自殺

2015年11月07日

自殺。遺された人の苦悩(6)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく10回以上になる)
愛する人が自分で死を選んだ結果、死んだ人の周りの人々の進路は狂わされる。
事故死の場合よりも なお大きく狂わせられる。自殺は地震のようなものであって、
根底の信頼を破壊する。「私は他の遺族を勇気づけようと思っている。苦痛も
変わると言いたい。愛する者に死なれた後は それまでと違った人生を送る
ようになると しても、人は愛する人の自殺の後も生き延びることが できると
言いたい。」
マヌエラは1年半前にウーテに死なれた。去年は恐怖の年だった。感情は
ジェットコースターのように揺れ動いた。ジェットコースターに自殺者の身内と
して たった独りで乗っている。死への手助けや自殺への補助、連邦議会での
討論についてメディアは報じている。しかし まったく普通の自殺について誰も
話さない。加齢とも無縁の自殺、命を脅かす病気とも無縁の自殺について誰も
話さない。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene/seite-2

写真は 秋葉町のダルク。  


Posted by 伝兵衛 at 17:37Comments(0)自殺

2015年11月06日

自殺。遺された人の苦悩(5)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく10回以上になる)
ある段階では マヌエラは ただベッドに横になって 自分も
死のうと考えていた。ウーテと同じことを するのだと思って
いた。これは自己決定でなく、自分に課されたことで あろうと思った。
「私は疲れ果てた。ウーテが亡くなった後も生きるために 
大変な力を使いきった」「時には今の自分の状況を見て、本物で
ないと思う。悪夢のようだ。朝おきて、あれは本当に起きたのだろうか
と思う。ウーテは本当に死んだのか?しかし昔の生活は もう存在
しない。そとから私の状況をみると、あれから なんと遥かに来た
ものだと思う。確かに 以前の生活を取り戻したい。しかしそれは 
もう起きることはない。以前と同じで あることは 決してない。
マヌエラはウーテの写真を窓辺に戻した。マヌエラは泣かないことに
している。泣かないだろう。彼女にとって大事なのは 自殺に
ついて語ることだ。後に遺された者は どのようで あるかを語る
ことだ。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene/seite-2


  


Posted by 伝兵衛 at 17:43Comments(0)自殺

2015年11月05日

自殺。遺された人の苦悩(4)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく10回以上になる)
マヌエラは 怒りと絶望が混ざっていた。彼女はパートナーとの経験を頭の中で
もう一度 味わっている。すべてを明らかにしてくれる一片の事柄を探している。
思い出は本当でないかのように思える。裏切られた、事実を歪められたと
マヌエラは言う。騙された、利用されたと感じた。なぜならウーテは一人で
行動していたからだ。ウーテが生き続けるか 死ぬかについて、マヌエラは
決定に かかわらせて もらえなかった。除外されたことは 悲しい。なぜ
彼女は打ち明けてくれなかったのか という問いがつねにある。
あとになって思うと、ウーテは酷いウツに苦しんでいたのだ。彼女には
二つの顔があった。彼女は私に楽しそうな面しか見せなかった。彼女は
私のために無傷の世界を演じてくれた。彼女は私の人生を台無しに
したと思う日がある。しかし それでもなお私はウーテとの日々を
無かったことにする つもりはない。二人は一緒にいて楽しかった。
本当に良い時をもてた。マヌエラは 立ち上がり、窓辺の写真を
指差した。ブルネットの女性が微笑んでいる。ウーテだ。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene/seite-2

写真提供:SACHIさん
  


Posted by 伝兵衛 at 17:00Comments(0)自殺

2015年11月04日

自殺。遺された人の苦悩(3)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく10回以上になる)
マヌエラは今も当惑している。マヌエラはパートナーのそばに
居ながら なぜ予兆を察知しなかったのか?そしてパートナーを
咎めている:ウーテは どうして簡単に去ることができたのか?
2年半 二人は一緒に暮らした。ウーテは マヌエラが関係を
持った初めての女性だった。以前は男としか 付き合っていな
かった。パートナーとしての付き合いは深く、刺激的で、素晴らしく、
それまでにないもの だった。ウーテが死んでからは 何もかもが 
美しくなくなった。孤独と苦痛と 罪の有無の問題に悩む。
パートナーの自殺はマヌエラをボロボロにした。初めは 独りで
家に居られなかった。広い居間、壁に沢山の絵がかかっている
居間。そして 至る所に思い出が隠れている。ウーテへの思い出が。
「ここにウーテは鍵を引っ掛けていた」と玄関の掛け金を指差す。
白いブラウスを着て、細いジーンズをはいて、目立つアクセサリを
していた。魅力的な女性だった。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene



  


Posted by 伝兵衛 at 17:07Comments(2)自殺

2015年11月03日

自殺。遺された人の苦悩(2)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく10回以上になる)
有名な人が自殺した場合、自殺した人について報道されるが、遺された人の運命に
ついて誰も語らない。自殺した人は 友人・家族・子ども・同僚に囲まれていた。
去った人にとって 自殺は自己決定の行動であるかも知れない。しかし 遺された
者は 喪失の後に新しい道を見つけなければならない。遺された人にとって 自己
決定のようなものは あるのか?あるいは自殺されたことが すべてを決定する
のか?
マヌエラはしばしば自分に問いかける。パートナーだったウーテの死を止められ
なかったのか?自分のせいだったのか?自分は役に立たなかったのか?ウーテが 
もう生きる望みがなかったと いうことに マヌエラは 気づかなければなら
なかったのか?マヌエラ、電話業務代理店の社員で48歳、は目のさめている間、
ずっとウーテのことを思っている。「祭りのときに知り合って すぐ うまく
行くようになった。ウーテは生き生きしていた。彼女の神から受け取った性質や
笑い声を 取り去ることは誰にもできなかった。」
ウーテと一緒に座った食卓での 最後の日を思い出す。最後の時間に ウーテは
不幸な思いをしていたと マヌエラは感じていた。ウーテのレストランは うまく
行っていなかった。「自殺はしない」とウーテは言った。次の朝 マヌエラは
医者の予約を入れていた。マヌエラは医者へ行くか どうか迷っていた。マヌエラは
医者へ行くのを やめて ここに居た方がいいか ウーテに尋ねた。ウーテは
医者へ行っていいと言った。「またね」と言って 不安なままマヌエラは出かけた。
その数時間後 ウーテは運河へ車で行って、死んだ。49歳だった。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene



  


Posted by 伝兵衛 at 15:43Comments(0)自殺

2015年11月02日

自殺。遺された人の苦悩(1)

(元の記事は長いので この抜粋は おそらく10回以上の連載になる)
ウーテが死んだ直後には 親しい友人たちがマヌエラを助けて
くれた。独りでいると苦痛で息が詰まりそうだった。麻酔を
かけられているようだった。ウーテが逝ってしまって、私の
生活は混沌とした状態になった。仕事では 負担に耐えかね
る程だった。文章も正しく書けなかった。なぜウーテは私を
見捨てたのか?なぜウーテは私の愛を受け止めなかった
のか?何もかもが ウーテの死の周りを回っていた。
19ヶ月前にマヌエラのパートナーは運河に身投げし、溺死した。
ドイツで年に一万人が自殺する。その十倍以上が 自殺を
企て、生き延びる。交通事故・殺人・不法薬物・エイズで死ぬ
人の合計よりも、ドイツでは 自殺する人の方が多い。少なくても
6人の身内が 一人の自殺によって 直接の影響を受ける。
すなわちドイツで年に6万人が辛い思いをする。遺された者は 
暗闇に 取り残されたという感じがする。絶望した配偶者・混乱
した家族・独りぼっちになったという嘆き。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2015/43/selbstmord-suizid-selbstbestimmung-verlust-hinterbliebene



  


Posted by 伝兵衛 at 18:22Comments(0)自殺

2014年12月02日

自死について講演会のお知らせ

2014年12月13日(土)11.00~13.00.
講演:「大切な人を自死でなくした悲しみからの回復」
佐藤まどか さん(カウンタースペース「リブ」代表・
「親の自死を語る会」代表)
ご自身の直面した養父の自死とその後のこころの回復の
経験を踏まえ、自死遺族のこころの回復について
お話ししていただきます。
講演は12時半までで その後1時までクリスマスいやしの音楽会。
演奏:ユメグミさん(クロマティック・ハーモニカ)
場所:和歌山県精神保健福祉センター プレイルーム。ビッグ愛2階。
定員:20人。
対象:どなたでも。
申し込み:下記連絡先へ電話またがFAXで申し込みください。
氏名(匿名可)と連絡先をお知らせください。
問い合わせ申し込み:県精神保健福祉センター 
TEL073-435-5194. FAX 073-435-5193
主催:わかちあいの会和歌山「うめの花」+和歌山県精神
保健福祉センター。
★終了後、わかちあいの会を開きます。
時間:13.30~15.30
対象:大切な人を自死で亡くした方。
わかちあいの会に初めて参加される方は下記へ
申し込みしてください:
はあとライン(県精神保健福祉センター内)TEL073-424-1700
(平日9am~5.45pm)

写真 lovefreePhoto
  


Posted by 伝兵衛 at 13:27Comments(0)自殺

2014年11月27日

自殺との対応(下の三.最終回)

他の人が自殺したと聞いて、鬱になるか どうかは その人の
気質と生育歴 次第である。しかし 罪の意識から 別の人が
生きることに絶望することもある。別の人の自殺を模範として
捉えるなら、自殺も出口の一つだと思えるのかも知れない。
こういうことは 身内の自殺の場合だけでなく、クラスメートや
有名人の自殺した後に 突然 自殺しようと思うこともある。
隠れた自殺の発作が 別の人の自殺によって目覚めることもある。
質問:「死にたいと望む人がいる場合に 身内の人は準備
すべきでないのか」という考えについて どう思うか?
◎答え:私は自殺防止の準備ができるか どうか分からない。
人はすべての自殺を防ぐことは できないという謙虚な気持ちを
受け入れるか どうかの問題だ。別の人に すべての手段を
使って生きるように仕向けるという問題ではない。人は別の人の
苦しみを和らげて、再び生きる気のなるように努力することは
できる。しかし それが うまく行かない場合に 別の人が
自殺するのを 引き止めることは できないだろう。
自殺された後に 身内の人に私は問う:「あなたの身内が
自殺しそうな時に、あなたは死ぬのをとめてみなかったことで 
自分の何を責めるのだろうか?」試しにとめてみなかったことに
ついて 後になって自責の念をもつことがある。私達は全能では
なく、すべてを手にしているわけでもない ということを 受け
入れることが 謙虚な考えである。親しい人の命についても 
どうしようもない。
(おしまい)
下記サイトから:
http://www.stern.de/gesundheit/verleugnen-sie-die-selbsttoetung-ihrer-angehoerigen-nicht-2141124.html


  


Posted by 伝兵衛 at 18:01Comments(0)自殺

2014年11月26日

自殺との対応(下の二)

質問:パートナーから あてつけに自殺するぞと脅されたら 
どうしたら良いか?
◎「あなたが死ぬのは望まない。しかし一緒にいてくれないと
死ぬぞと脅されたからと言うて、一緒にいる気はない。
あちらを立てればこちらが立たずという立場に私はいる。」と
説明すればいい。人は そういう状況から すぐに抜け出せる
ことはない。長い経過をへて、やっと抜け出る。自殺すると
言うている人の身内を含めて他の人たちによって支え
られなければならない。
(つづく)
下記サイトから:
http://www.stern.de/gesundheit/verleugnen-sie-die-selbsttoetung-ihrer-angehoerigen-nicht-2141124.html

写真 by SACHI

  


Posted by 伝兵衛 at 19:18Comments(0)自殺