2017年03月31日
禁煙のための薬
朝日新聞 2017年3月24日「患者を生きる」
依存症たばこ(5)から抜粋:
下記サイトで有料で読むか、図書館で読んで
ください。読者編は5回 連載。
「患者を生きる」の連載は 有料の医療
サイトアピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/
たばこに含まれる依存物質ニコチンのせいで
煙草がやめられなくなる。
禁煙補助薬チャンピックス(一般名バレニク
リン)を飲むか、ガム・貼り薬を使うかに
より禁煙をしやすくする。ガムと貼り薬には
ニコチンが含まれ、たばこの代わりに体内に
ニコチンを一定期間 取り入れて離脱症状を
和らげる。飲み薬のバレニクリンはニコチンの
代わりに脳の受容体にくっつく成分を含み、
吸いたい欲求や おいしいという気持ちが
減るのをねらう。

2017年03月30日
ギャンブル・酒依存症者からの反響
朝日新聞 2017年3月28,29日「患者を生きる」
依存症・読者編(2.3)から抜粋:
下記サイトで有料で読むか、図書館で読んで
ください。読者編は5回 連載。
「患者を生きる」の連載は 有料の医療
サイトアピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/
「依存症」シリーズに届いた反響:
2.ギャンブル依存症者から:
2-1.25年間ギャンブルに打ち込んだ55歳
の男性の談話。
2-2.夫はギャンブル依存症、妻は その
夫をコントロールしたがる「共依存」。
3. アルコール依存症者からの反響:
3-1. アルコール依存症の夫から暴力を
受け、肋骨を骨折した。夫は依存症治療
のため3ヶ月入院し、妻は院内で開かれ
ていた家族向けの学習会に参加した。
そこでよく話題になったのが、日本の
メディアは酒の宣伝が多すぎではないか
ということだ。またバラエティ番組では
酒を飲む場面がよく出てくる。「大酒
飲み」が偉いとでも言うのか。
3-2. 朝から酒漬けで、家事・育児を
してきた51歳の女性が 患者の家族に
言いたいことは「待ってあげてくださ
い」ということ。酒が原因でしてきた
ことを思い出したくない。それで酔っ
ている。本人から治療を始めると言い
出せば、よくなる。強制的な入院や
治療はさせないで。

写真提供:那智勝浦のオトン様
2017年03月29日
断薬から始まる闘い
朝日新聞 2017年3月27日「患者を生きる」
物依存症・読者編(1)から抜粋:
下記サイトで有料で読むか、図書館で読んで
ください。読者編は5回 連載。
「患者を生きる」の連載は 有料の医療
サイトアピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/
「依存症」シリーズの届いた反響:
1.薬物依存症者から:
薬物を17年間つづけた人の通う病院の見解は
すべての依存症は完治しない、というものだ。
何十年と断薬していても、欲求が全くなく
なることはない。完治することはない。だから
「回復」を目指せ、と言う。
2. 薬物を使う男から離れた女性の話し:
依存症の人たちの話しをきくと、かつて
依存症だった人の手助けが効果的なようだ。
依存症から抜け出せた人なら、今苦しんで
いる人にどんな言葉をかけたらいいのか、
逆にそっとしておいてほしいのか、その人の
気持ちが よくわかるからだと思う。

写真提供:lovefreePhoto
2017年03月28日
滅亡する村々@フェアロウ島・写真集
Faeroeer島の人口が減っていく村をベルギーの
写真家Kevin Faingnaertは訪れた。2017年度
ツァイス写真賞を受けた。
写真2. 右上の村に16人が住む。
3.写真家Faingnaertは 泊めてくれる家の
ために朝食を作り、雪かきを手伝い、漁師と
共に海にでた。
5. この人も芸術家。
6. 右下に村がある。人口35人。
7. キリスト教会。この村の人口は9人。
9.「若い人は町へ引っ越す。古里に もう
未来はないと考えて出ていく」
10.「柔らかい色と厳しい風景の村」を
ツァイス写真賞の審査員は讃えた。
下記サイトに写真10枚:
http://www.zeit.de/entdecken/2017-03/faeroeer-inseln-kevin-faingnaert-fotograf-fs

写真提供:那智勝浦のオトン様
Posted by 伝兵衛 at
17:40
│Comments(0)
2017年03月27日
性的少数者・自助グループ・集会お知らせ
■2017年4月和歌山市交流会■
【日時】
2017年4月9日(日)13時~17時(途中入退場自由)
【場所】
和歌山市中央コミュニティセンター活動室(6)
【参加費】 1人500円
・お茶やお菓子代・会場費等に充てます。
・お金に困窮している人は免除も可です。
ご相談ください。・学生は無料です。
【参加資格】
チーム紀伊水道正会員及びチーム紀伊水道に
参加したい・セクシャルマイノリティを理解した
い気持ちを持つ人(当事・非当事不問)。
【事前連絡】
不要です。気が向いたら気が向いた時間に
おいでくだされば結構です。
----------
交流会と言っても堅苦しいものではありま
せん。当事者ならではの悩み(自分の性別や
性指向のあり方、身体のこと、治療について、
仕事や人間関係、恋愛についてなど…)から
うちのねこや今日の晩ごはんまで、話したい
ことを話したいように話し合う交流会です。
当事者ではない方にはセクシュアルマイノ
リティについての疑問を解消する場として
御利用頂くのもいいでしょう。
参加資格者であれば、飛び入り参加、
ご家族やご友人とご一緒のご参加も歓迎です。
----------
■□■そのほかの予定□■□
----------
■わかやま愛ダホ!2017■
【日時】
2017年5月14日(日)
集合:午前9時30分までにわかちか広場
に降りるエスカレータの前に集まってくだ
さい。諸注意があります。
活動:午前10時~12時(途中参加・途中
退場OK)
※終了後、簡単に活動場所の掃除を行います。
【場所】
JR和歌山駅西口前歩道
※わかちか広場に降りるエスカレータ近辺
に午前9時30分までに集合してください。
【やること】
プラカードで「多様な性にyes!」をアピール
メッセージスピーチ
フライヤー配布
レインボーリング頒布及び寄付金募集
(予定)など。
【参加費】
無料(100円のご寄付でレインボーリング
を1コお渡しできます)
【用意するもの】
用意できる人はプラカードやレインボー
グッズなどをご持参ください。
※なくても参加OK
【参加資格】
・チーム紀伊水道に参加したい・セクシャ
ルマイノリティを理解したい気持ちを持つ
人(当事・非当事不問)。
・街頭で顔出しできる人。
※初めての人も大歓迎です!
【事前連絡】
不要
【問い合わせ】
kii.suidoh*gmail.com(*を@に変えて)まで。
---------------
■2017年5月橋本市交流会■
【日時】
2017年5月18日(木)19時~21時
【場所】
橋本市高野口公民館
(和歌山県橋本市高野口町名倉813-2)
【参加費】 1人500円
・お茶やお菓子代・会場費等に充てます。
・お金に困窮している人は免除も可です。
ご相談ください。・学生は無料です。
【参加資格】
チーム紀伊水道正会員及びチーム紀伊
水道に参加したい・セクシャルマイノリ
ティを理解したい気持ちを持つ人(当事・
非当事不問)。
【事前連絡】
不要です。気が向いたら気が向いた
時間においでくだされば結構です。
----------
■2017年度特定非営利活動法人法人
チーム紀伊水道総会
及び2017年6月和歌山市交流会■
※正会員の方は総会には必ずご出席
ください。出席できない場合は委任状
の提出が必要です※
※正会員以外の方もご参加頂けます
(総会の議決権はありません)※
【日時】
[ 総会 ] 2017年6月4日(日)13時~14時
[ 交流会 ] 同日14時~17時
※一般会員の方も総会にご参加頂けますが
議決権はありません。
【場所】
和歌山市中央コミュニティセンター活動室(6
【参加費】
[ 設立総会 ] 無料
[ 交流会 ] 1人500円
・お茶やお菓子代・会場費等に充てます。
・お金に困窮している人は免除も可です。
ご相談ください。
【参加資格】
チーム紀伊水道正会員及びチーム紀伊水道
に参加したい・セクシャルマイノリティを理解
したい気持ちを持つ人(当事・非当事不問)。
※総会の議決権は正会員のみです。
【事前連絡】
[ 総会 ] 正会員の方が欠席される場合は
メールでご連絡ください。
[一般参加] 不要です。気が向いたら気が
向いた時間においでくだされば結構です。
※総会の次第は追っておしらせします。
---------------
■ご寄付をお願いしています■
チーム紀伊水道のこ活動のためのご寄付
をお願い致します。1円から受け付けて
おります。手渡しまたは銀行振込で。
お振り込みくださった場合は、お手数です
がお手続きの後に、ご寄付くださった旨を
メールにてご連絡くださいませ。
*お振込先はこちら*
紀陽銀行 橋向支店 普通728950
特定非営利活動法人チーム紀伊水道
----------
【Twitterあります】
Twitterはじめました。Twitterアカウントを
お持ちの方はフォローしてください。
https://twitter.com/kii_suidoh
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【facebookコミュニティあります】
チーム紀伊水道のfacebookコミュニティの
ページができました。
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【mixiコミュニティあります】
チーム紀伊水道mixiコミュニティも稼働しています。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2553412
-----------------------------------
特定非営利活動法人チーム紀伊水道
http://kii.coron.jp/(PC)
kii.suidoh@gmail.com

写真提供:SACHIさん
2017年03月26日
ホームレス・路上で凍える(9最終回)
★昨日のつづき:
ホームレスのダリウスは こういうサービス
を全く無意味だと思っているわけでは ない。
彼の友人は新しい寝袋が欲しい。友人の寝袋
は雪でずぶ濡れになったのだ。靴とズボンも
あれば良い。しかし靴もズボンも「寒冷バス」
運転手のヤニクは渡せない。そういう物は
緊急宿泊所で配られる。けれどもダリウスも
友人も緊急宿泊所に入りたくないのだ。
ベルリンの教会の「寒冷バス」は11月1日から
3月31日まで毎晩9時から未明の3時まで運行
される。もしホームレスを見かけたら、支援
が要るか どうか尋ねてみてほしい。非常の
場合はホームレスの代わりに電話して下さい。
下記サイトで 零下の寒さの中 野宿する
様子を動画で見られる:
https://www.welt.de/vermischtes/article161818287/Warum-viele-Obdachlose-nicht-in-Notunterkuenfte-wollen.html

2017年03月25日
ホームレス・路上で凍える(連載8)
★3月13日のカキコミのつづき:
緊急宿泊所に泊まりたくないと言わせる最大の
障壁は 酒の禁止だ。部屋の中だけでなく、
敷地内でも飲んではいけない。ホームレスは
宿泊所に入る時に 身につけている物の他は
全て預けなければならない。酒も覚せい剤も
である。緊急宿泊所の班長テレザは言う:
「私たちは酒などを預かる。宿泊者の荷物を
管理しているのではない。押収しているの
でもない」。翌朝に宿泊者は荷物を受取る。
(つづく)
下記サイトで 零下の寒さの中 野宿する
様子を動画で見られる:
https://www.welt.de/vermischtes/article161818287/Warum-viele-Obdachlose-nicht-in-Notunterkuenfte-wollen.html

2017年03月24日
イタリアのギャンブル依存症
産経新聞2017年2月26日「イタリア便り」坂本
鉄男。から抜粋:
イタリアではアルコール依存症が400万人
以上、麻薬依存症が45万人、賭博常習者
が60万人と推定されている。中でも問題
になっているのは町中至る所にあるスロ
ットマシンなどを備えたゲームセンターに
入り浸る若者だ。イタリアには三ヶ所
公認賭博場が儲けられている。
☆ブログ管理人の蛇足:イタリアの人口は
約5900万人。日本の人口は約1億2700万人。
日本のアルコール依存症者の数は80万人と
推定されている。薬物依存症者は約276万人。
日本のギャンブル依存症者の数は 536万人
という推計もあるが、これは 多すぎのよう
で、よく分からない。

2017年03月24日
たばこ・依存症(1.2.3.4)
朝日新聞 2017年3月20、21,22,23日「患者
を生きる」依存症たばこ(1~4)から抜粋:
下記サイトで有料で読むか、図書館で読んで
ください:
「患者を生きる」の連載は 有料の医療
サイトアピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/
沖縄市のある診療所の禁煙外来をK子さん
(46)とT代さん(46)は今年2月に受診した。
K子さんは2015年4月に受診し、禁煙補助薬
「チャンピックス」を処方してもらった。
薬の成分がニコチンの代わりに脳の受容体に
くっつき、たばこを吸いたい欲求を抑え、
吸った時の満足感を感じにくくさせる。
二人は7月にクリニックへ行くのをやめた。
薬を飲まなくても禁煙を続けることができる
と思ったからだ。しかし9月から再び煙草を
吸うようになった。
喫煙再開から1年半、二人は一日一箱近くを
吸う生活に戻った。2017年1月に二人はクリ
ニックの禁煙外来にまた行った。禁煙治療を
しても1年以内に半分の人は再発する。二人は
改めて禁煙宣言書にサインした。順調なら
4月半ばに薬を卒業できる。

写真提供:SACHIさん
2017年03月23日
万引き・摂食障害(5)
朝日新聞 2017年3月10日「患者を生きる」
万引き(5)から抜粋。
下記サイトで有料で読むか、図書館で読んで
ください:
窃盗症は困窮しているわけでもないのに、盗
みたいという衝動を抑えられず、盗みをやめ
たいのに やめられない依存症だ。
赤城高原ホスピタルは多くの窃盗症の患者を
診ている。ホスピタルを受診する患者の約3割
が摂食障害を併発しており、そのほとんどが
20~50代の女性という。
昨年7月の法務省の調査では 服役中の女性
受刑者3878人のうち、摂食障害の人は180人
おり、多くが窃盗罪で服役していたという。
治療はカウンセリングのほか、集団で一つの
テーマについて互いの経験を語り合ったり、
回復途中の人の経験を聞いたりする。
赤城高原ホスピタルでは 患者を持つ家族
だけが集まる懇談会が開かれている。
患者の自助グループ「クレプトマニアクス
・アノニマス(KA)」(kleptomaniacs
anonymous 病的盗癖者 匿名会)の会合も
地域に依っては ある。同ホスピタルのサ
イトにはKAの情報なども掲載されている。
「患者を生きる」の連載は 有料の医療
サイトアピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/

2017年03月22日
珈琲店 SHOBU@和歌山市
和歌山市畑屋敷端ノ丁にあるSHOBUはコーヒー
とサンドイッチなどを提供しています。パンは
自家製。月替りで 変わった国(カンボジア・
グアテマラ・ラオス等)のコーヒーが出ます。
駐車場あります。コインパーキングも向かい
にあり。夕方6時まで。水曜定休。
地図は下記サイトにあります:
http://placehub.co/places/474733
タイ式マッサージ・タイレストラン・フィリ
ピンパブなどの多い場所です。SHOBUでタイ
やフィリピンのお姐さんがたに 出会った
ことは ない。

写真提供:SACHIさん
Posted by 伝兵衛 at
13:20
│Comments(0)
2017年03月22日
遠い国の痛み・多和田葉子
日本経済新聞2017年2月20日夕刊から抜粋:
プロムナードという場にある記事で、見出し
は標題の通り。
戦争や自然災害の犠牲になった人の気持ちは
当事者にしか分からないものだから、私たち
が分かったつもりになって彼らの苦難を話題
にするのはいけない、と言う人がいる。
しかしノーベル賞作家ヘルタ・ミュラーは
全く逆のことを言っていた。他人の苦しみを
想像できるのが人間の強みで、この能力を
衰えさせてはいけない、と。
犠牲者がでるたびに 感情移入していたら疲
れる。でも逆に、「そうか、自分の事ばかり
くよくよ考えているのは人間本来の姿では
ないの かもしれない」と思い、気が楽に
なることもある。
ヘルタ・ミュラーは社会主義時代のルーマニ
ア出身。(今、ドイツに住んでいるのか どうか?)

2017年03月21日
買い物依存症(3.4)
朝日新聞 2017年3月14,16日「患者を生きる」
買い物依存症(3.4)から抜粋:
下記サイトで有料で読むか、図書館で読んで
ください:
横浜市の女性(27)は市内にあるリハビリ
施設「デイケアセンターぬじゅみ」に2015年
2月から通っている。ここはギャンブルや買い
物をやめられない女性の回復を支援する。
この施設はギャンブル依存症だった女性(67)
らが2007年に設立した。2012年から障害者
自立支援法(現・障害者総合支援法)に基づ
き、横浜市から補助金を受けている。
毎日午前と午後に一時間半ずつ、話し合いが
ある。達成感を養うための料理・パッチワーク
・ヨガ等のプログラムもある。
27歳の女性は最初は週一回かよっていたが
重症だから毎日通ってほうが良いと 言われ
仕事をやめ、施設の近くに引っ越した。
6月に買い物依存症と診断された。
施設を訪れてから約1年後、生まれてから今
までに会った人の名や 思い出せる出来事を
書き上げていった。A4判の紙、約150枚に
なった。「さみしさを埋めるために買い物を
していたんだ」と気づいた。
来月から施設スタッフになる。
「患者を生きる」の連載は 有料の医療サイト
アピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/

2017年03月20日
買い物依存症
朝日新聞 2017年3月17日「患者を生きる」
買い物(5)から抜粋:
下記サイトで有料で読むか、図書館で読んで
ください:
買うという行為の過程で得られる興奮や快感
を求めてしまう「行為依存」であり、ギャン
ブルやインターネットへの依存と同じタイプ
だと精神科医は言う。
確立された治療法は まだない。治療と共に
他の依存症患者と体験や思いを語り合うこと
も回復に重要とされる。
リハビリ施設「デイケアセンターぬじゅみ」
は女性限定。男とのモメゴトが依存症の原因
の場合も少なくないためだ。
依存症の人は何らかの生きづらさを抱え、
自分を否定して生きてきた人が多い。
米国で生まれた「デターズ・アノニマス」
(DA)(債務者匿名会)は浪費や借金の依存
症の人達の自助グループで、日本では2006年
に結成された。詳細は「DAジャパン」のサイト
で知ることができる。
「患者を生きる」の連載は 有料の医療サイト
アピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/

2017年03月19日
米国・白人下層階層の怒り
オハイオ州サイオウトウ郡はトランプが去年
3月の共和党予備選挙において州全体では負け
ながら、大量得票した地域だ。ここでは高卒
白人男性の約1/4が失業している。かつて鉄鋼
工場や鉄道整備関係の職場があり、時給35ドル
の仕事が普通に あったが、現在は時給11ドル
の職しか残っていない。住民の間には薬物
依存症が蔓延している。
以上は下記から抜粋:
久保文明、”白人労働者疑似革命のゆくえ”、
中央公論 2017年1月号、p.62~67。

2017年03月18日
窃盗症・依存症の一つ(万引き 3)
朝日新聞 2017年3月8日「患者を生きる」
”万引き(3)”から抜粋:
下記サイトで読むか、図書館で読んでくだ
さい。
「患者を生きる」の連載は 有料の医療サイト
アピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/
30代半ばのころに初めて万引きをした主婦
(51)は2013年10月、懲役1年執行猶予3年の
判決を受けた。これまでに罰金刑を二度受け
ていた。執行猶予中の14年6月、スーパーで
食品1400円分を盗んで逮捕された。
「自分で治せるものでない」と自覚した。
逮捕の翌日、女性の夫は あるクリニックを
訪ねた。ここには窃盗症の治療で知られる
赤城高原ホスピタル(群馬県渋川市)の院長
が週に一度診療に来ていた。
釈放後、女性は7月から三ヶ月、ホスピタルに
入院した。入院中は患者同士で一つのテーマ
について経験を話す集会に参加した。
外泊で自宅に帰った時、30代から過食嘔吐を
繰り返していたことを夫に打ち明けた。夫は
非難せず、苦しみに理解を示した。女性は
「この人のためにも治療しよう」と誓った。

2017年03月18日
薬物依存症・支援
朝日新聞 2017年2月10日「患者を生きる」
から抜粋。下記サイトで有料で読める。
あるいは図書館で読んでください:
覚醒剤で検挙されるのは毎年約1万1千人で
覚醒剤の再犯率は6割を超える。
治療は通院が一般的で、幻覚・妄想・興奮など
の急性症状があれば入院の対象となる。覚醒
剤急性症状は向精神病薬で比較的速く解消
できる。患者は栄養不良になっているので
体調の管理が必要だ。
薬物をやめられないことに対しては、ものの
考え方を修正して行動を変えることを目的と
した認知行動療法が基本になる。SMARPPプロ
グラムが2016年から公的医療保険の適用に
なった。16年末時点で全国29ヶ所の医療機関
と30ヶ所の精神保健福祉センターで実施され
ている。
回復するには 医療機関だけでなく、自助
グループや回復支援施設の役割も大きい。
薬物依存の自助グループはNAが代表的だ。
回復施設は日本では1985年に初めてダルクが
できた。今では ダルク以外の施設もある。
日本ダルクの近藤恒夫さんは「孤立こそ再
使用の原因。当事者が周りにいて、ひとり
ぽっちにさせないことが回復につながる」と
訴える。
「患者を生きる」の連載は 有料の医療サイト
アピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/

2017年03月17日
薬物依存症・入院から回復支援施設へ
朝日新聞 2017年2月8日「患者を生きる」
から抜粋。下記サイトで有料で読める。
あるいは図書館で読んでください:
覚せい剤で ついに底をついたマキさんは
2012年 奈良の薬物依存症者回復支援組織を
訪ねた。そこでの提案により大阪府富田林の
汐ノ宮温泉病院に三ヶ月入院した。幻覚や
妄想はなくなり、生活リズムを取り戻した。
退院の日に回復支援組織のスタッフが病院
まで迎えに来た。
「患者を生きる」の連載は 有料の医療サイト
アピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/

2017年03月17日
アルコール依存症1.2.3.
朝日新聞 2017年2月27,28日、3月1日
「患者を生きる」から抜粋。
下記サイトで有料で読める。あるいは図書館
で読んでください。
近畿に済む女性(44)は29歳のときに過労が
原因でうつ状態になり、退職した。それを機に
毎日の飲酒量が一気に増えた。一日中飲んで
は吐くという生活を繰り返すようになった。
ついに安東医院(京都市)を受診した。肝臓が
弱って栄養状態が悪いので経口栄養剤を処方
され、抗酒剤も医師の目の前で飲んだ。
抗酒剤を飲んで 酒を飲むと、悪酔い症状を
引き起こす。
毎日通院して抗酒剤を飲んだ。一週間後、自助
グループへ行くように提案された。AA(大酒
飲み匿名会)に行くことにした。京都府内で
毎日どこかでAAの集会があった。毎日府内の
AA会合に出るようになり、通院はしなく
なった。そのうち「スポンサー」になって
くれる人ができた。断酒3年以上の先輩が助言
などをしてくれる。
「患者を生きる」の連載は 有料の医療サイト
アピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/

2017年03月16日
ギャンブル依存症
朝日新聞 2017年2月24日「患者を生きる」
から抜粋:
下記サイトで有料で読むか、図書館で読んで
ください:
厚労省の2014年の調査では 日本でのギャン
ブル依存症 有病率は男性8.7%、女性が
1.8%で 推定536万人。
通谷メンタルクリニック(福岡県中間市)の
森山成彬院長は1年10ヶ月にクリニックを受診
したギャンブル依存症患者100人の実態を調べ
た。京都大学などの研究では、一般人の脳と
比べ、患者の脳は変化していることが示され
た。「やめられないのは脳の変化を引き起こし
ているためだ」。
治療では認知行動療法が一般的に用いられる。
患者は対人関係が苦手で、ギャンブルでスト
レスに対応する傾向がある。医療機関より
敷居の低い自助グループで、仲間の経験に
耳を傾け、自分が抱えるシンドさを話せる
居場所にすることで、再発の防止につなげる
ことができる。
「患者を生きる」の連載は 有料の医療サイト
アピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/

写真提供:SACHIさん