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プロフィール
伝兵衛
伝兵衛
オーナーへメッセージ

2017年03月16日

ゲーム依存症


朝日新聞2017年2月11日”私の視点”
心療内科医 Dr.増田彰則の記事から抜粋:
インターネット・ゲーム・スマホを長時間
使うことで生活リズムが乱れ、睡眠障害から
不登校・遅刻常習や問題行動に至る。低年齢
化が驚くべき速さで進んでいる。
この2年、Dr.増田の開業する心療内科を受診
した小学生から高校生は620人で、年々増える。
うち100人がゲーム依存症で、350人が予備軍
である睡眠障害だ。7割が親に暴言を吐いたり、
暴力を振るったりしていた。
ゲーム依存症の子どもにとって治療者は親と
グルになってゲームを奪おうとする敵だ。
そのため診療を拒否する傾向が強く、10回以上
通院したのは100人のうち16人だけで、服薬や
認知行動療法などで依存から抜け出したのは
わずか8人。
幼児期や小学校低学年まではゲームをさせ
ないのが最善で、医学的には1日30分以内が
望ましい。午後9時以降はゲームをさせない
のも大事だ。
家族を支える対応を 社会や国が考える必要
が出てきている。ゲーム依存症は成長途上の
子供の脳を壊す。


  


Posted by 伝兵衛 at 11:52Comments(0)こころのケア

2017年03月15日

小5で年季奉公に


産経新聞「夕焼けエッセー」2017年2月20日
夕刊。
小5で洗濯屋に奉公に出て、国民学校高等科を
卒業し、昭和18年 遊郭の姐さんたち50人ほど
が 合歓の咲く広場で送別会を開いてくれて 
駅員になり、鉄道員として40年。89年の人生を
回顧する。下記サイトで読めます:
http://www.sankei.com/west/news/170220/wst1702200035-n1.html


  


Posted by 伝兵衛 at 17:19Comments(0)

2017年03月15日

薬物依存症当事者とDr松本俊彦の話


朝日新聞 2017年2月6日「患者を生きる」
”依存症 薬物(1)”:
有料で読める記事を ここに カキコミする
のは 犯罪なので 図書館で読むかネットで
有料で読んでください:
新聞紙の1/3を占める 長い記事です。
1. 大阪市出身の女性(28)は今 沖縄にある
依存症者回復支援施設でスタッフをしている。
小学校の頃にイジメにあい、高校では 学校
にも家にも居場所がなく、摂食障害になった。
シンナーから始まり、覚醒剤もするように
なった。
2. Dr.松本俊彦(国立精神・神経医療研究
センター薬物依存研究部長)のインタビュー:
依存症の背景には、家族との不仲・友達との
もめ事・職場でのパワハラなど 苦しい境遇
が かかわっているようです。他の人に頼る
などして、それらを うまく発散することが
できず、酒・薬物・ギャンブルにのめり込み
あとは心にふたをする人が 依存症になる
人には 多い。
「患者を生きる」の連載は 有料の医療サイト
アピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/


  


Posted by 伝兵衛 at 12:51Comments(0)薬物依存症

2017年03月15日

買物依存症


このブログの3月13日のカキコミの元の記事の
でた日の前日の記事から抜粋。
朝日新聞2017年3月14日から:
貴金属やブランド品の買物が止まらなくなった
女性(50)は2010年ごろ、うつ病の治療に
通っていた駿河台日本大学病院(当時)の
主治医、渡辺登さん(66)さんに打ち明けた。
「気持ちが安定しないことが買物に依存する
ことにつながった。買物でストレスを発散しな
いようにしていきましょう」
抗うつ薬や不安を和らげる薬などを続ける
ことにした。
友人に「買い物依存症」であることを伝え、
「私が何かを買おうとしたら それ本当に
必要?と聞いてほしい」と頼んだ。
現在、女性は生活保護を受けながら次女と
暮らす。渡辺さんが所長を務める診療所に
月に一回通う。


  


Posted by 伝兵衛 at 09:20Comments(0)こころのケア

2017年03月14日

転入者交流グループ「転勤★ズ」


和歌山への転入者は年間約1万3千人。
新しい土地で不安を抱える人に寄り添う市民
グループ「転勤☆ズ」は2008年に結成された。
朝日新聞 和歌山版 2017年3月12日から
抜粋。


  


Posted by 伝兵衛 at 17:15Comments(0)こころのケア

2017年03月14日

高齢者の話しを聞く・デイサービス長老大学


日本経済新聞2017年2月26日(日)「ひと
協奏曲」見出し:介護施設で聞き書き、発信。
四国の山あいの町、高知県本山町に通所介護
施設「デイサービス長老大学」がある。
代表者 沢本洋介さん(39)は利用者の話しを
じっくり聞いてまわる「聞き書き介護」を
実践する。10人ほどの利用者の多くは認知症
患者だ。子どもの頃は鳥や鹿を捕まえた。焼畑
農業で山中に何泊もした。途絶えた集落の
祭、戦時のナンギ。職員は書き留めたメモを
共有し、ブログなどで かつての地域の姿を
発信する。
沢本さんは千葉に生まれ、鍼灸(しんきゅう)
マッサージの資格をとり、12年前に高知に
移住した。妻は介護事業所のケアマネジャー。
借りていた家を改装し、夫婦で施設を2年前に
開いた。開業時、人づてで集まった職員は
全員が移住者だった。
★薬物依存症者回復支援の場では 聞きっ
ぱなし・言いっぱなしが 規則なので他人様
の話しをメモすることは できない。
高齢者介護施設では 聞き書きも許される。


写真提供:sachiさん
  


Posted by 伝兵衛 at 13:05Comments(0)こころのケア

2017年03月14日

窃盗症・依存症の一つ(万引き 4)


朝日新聞 2017年3月9日「患者を生きる」
”万引き(4)”から抜粋:
30代半ばのころに初めて万引きをした主婦(51)
は窃盗罪で1年8ヶ月服役することになった。
2015年6月に東京拘置所に収監された。約3ヶ月
後に八王子医療刑務所に移送された。摂食
障害の人は食べたものを吐き出さないように
食後一時間はトイレに行くのを控えることに
なっていた。16年4月、刑務所でグラウンドに
咲く桜の花見があった。
翌5月、体重が回復して栃木刑務所へ移った。
昨年12月末に仮出所した。
今、定期的に自助グループに通う。買物しても
「取ろう」という衝動は起きない。ただ、物を
入れにくいリュックサックを背負うことに
している。
「患者を生きる」の連載は 有料の医療サイト
アピタルで読める:
http://www.asahi.com/apital/
★ 和歌山刑務所には 塀の外に、国道との
間に桜並木があります。受刑者には見えない。

写真提供:asamaさま
  


Posted by 伝兵衛 at 09:29Comments(0)窃盗強迫症

2017年03月13日

窃盗症・依存症の一つ(万引き 1)


朝日新聞 2017年3月7日「患者を生きる」
”万引き(2)”から抜粋:
30代半ばのころに初めて万引きをした主婦(51)
は その後もやめられなくなった。盗むのは
菓子やパン。回数は増えていった。財布には
数万円が入っていた。金に困っていないのに
万引きする。39歳だった2004年 結婚した。
その一年後、スーパーで万引きし、スーパー
の係員に捕まった。ついに2011年 摘発され、
罰金刑を受けた。
赤城高原ホスピタル(群馬県渋川)の竹村
道夫院長の監修する本「彼女たちは なぜ
万引きが やめられないのか?」(窃盗癖と
摂食障害に苦しむすべての方々へ)という本を
読んだ。摂食障害を併せ持つ人もいると書かれ
ていた。
罰金刑から一ヶ月後、同じ店で菓子を盗んで
職員に捕まった。(つづく)
★この連載の万引き(1)と(3)はどこかへ
消えて 見つからない。確定申告のお陰で。


写真提供:SACHIさん
  


Posted by 伝兵衛 at 17:50Comments(2)窃盗強迫症

2017年03月13日

ホームレス・路上で凍える(連載7)


多くのホームレスは 遠慮と自尊心(誇り)と
いう複雑な気持ちのため、どの支援を受けいれ、
どの支援を断るかを 吟味する。これは どう
いう ことなのか?「彼らは長年 路上で
暮らしていて、一つの部屋に多くの人と一緒に
幾時間も過ごすことには 慣れていない」と
支援者のテレサは言う。そのうえ160人の
ホームレスが靴を脱ぐときに漂う悪臭は耐え
がたいのだろう。ホームレスは 二人以上に
なると 僅かな全財産を駆けたりするのも
困ったものだ。(つづく)
下記サイトで 零下の寒さの中 野宿する
様子を動画で見られる:
https://www.welt.de/vermischtes/article161818287/Warum-viele-Obdachlose-nicht-in-Notunterkuenfte-wollen.html


  


Posted by 伝兵衛 at 13:13Comments(0)路上生活

2017年03月12日

ホームレス・路上で凍える(連載6)


この夜に自分で「寒冷バス」に電話してきた
最初のホームレスが ダリウスだ。自分のため
に では なく、友達のクリスティアンのため
に電話したと彼は言った。クリスティアンは
長い間 脚を わずらっていた。二三日前に 
そのために病院へ行った。医師は薬をだして
くれたが、それでも なお酷い痛みが来て、
歩けなくなった。それで ダリウスは寒冷バス
にこの友達を連れていって もらいたいと
思った6のだ。
しかしクリスティアンは行きたがらなかった。
ポーランド人である この二人が紅茶を飲ん
でいる間に 寒冷バスの運転手 ヤニクは
ドイツ語と英語とポーランド語をまぜた言葉
でクリスティアンに緊急宿泊所へ行くように
説得しようと努めた。中央駅の宿泊所には
クリスティアンを世話できる看護婦がいるし、
彼女はポーランド語も話せる。脚が良くなる
まで 数日間いることもできる と説得した
が アカンかった。
(つづく)
下記サイトで 零下の寒さの中 野宿する
様子を動画で見られる:
https://www.welt.de/vermischtes/article161818287/Warum-viele-Obdachlose-nicht-in-Notunterkuenfte-wollen.html


  


Posted by 伝兵衛 at 09:47Comments(0)

2017年03月11日

アルコール依存症


朝日新聞 2017年3月3日(金)連載「患者を
生きる」から抜粋。
見出し:推計100万人 治療受けず。
アルコール依存症は覚醒剤依存症と同様に
薬物依存の一つ。「あの気分に戻りたい」と
いう欲求から、強迫的に酒を飲む行為を繰り
返す。以前は慢性アルコール中毒と呼ばれて
いた。
日本でのアルコール依存症の患者は約109万人
と推計されている。うち医療機関などで專門
治療を受けている患者は約4万人だけで、治療
を受けていない患者が100万人を超えるとみら
れる。
医学的治療は段階的に(1)導入期、(2)解毒期、
(3)リハビリ期に分けられる。
導入期には 患者に「自分はアルコール依存症
だ」と自覚してもらう。
解毒期は 断酒して、アルコール依存症による
合併症の治療、離脱症状の治療をする。離脱
症状はアルコールを断ったときに現れる禁断
症状の一種で、幻視、発汗、食欲不振などに
なる。
リハビリ期には 自分の考え方、生活態度、
飲酒行動を見直す認知行動療法と 自助
グループ、AA(大酒飲み匿名会)や断酒会
などでの活動が中心になる。仲間と失敗体験
を語り合うことで、断酒し続ける心の支えを
見つける作業をする。
★「患者を生きる」の連載は 有料の医療
サイト・アピタルで読めます:
http://www.asahi.com/apital/


  


Posted by 伝兵衛 at 19:02Comments(0)アルコール依存

2017年03月10日

ホームレス・路上で凍える(連載5)


(3月4日のカキコミの続き)
ホームレスのヤインも緊急宿泊所へ行く気が
しない。ある時 彼はベルリンから他所へ
連れて行かれそうになり、怒った。「私は
ベルリン人だ」。どういうふうに生きて行く
かは 自分が決める。そっと して おいて
くれ。
ホームレスを訪問する「寒冷バス」の事務所に
毎晩 平均18~25の電話がかかってくる。この
冬の最も寒かった1月6日の夜には8時間の間に
104回電話がかかった。
「この冬に 一晩で10回以上 別の場所へ
バスで行ったことが2度あった。しかし誰も
緊急宿泊所へ行く気がなかった」と寒冷バス
の運転手ヤンクは言う。これは ベルリン市
当局にとっては 幸運なことだ。ベルリンに
3300人以上のホームレスがいる。緊急宿泊所
全部を合わせても 770のベッドしかない。
(つづく)
下記サイトで 零下の寒さの中 野宿する
様子を動画で見られる:
https://www.welt.de/vermischtes/article161818287/Warum-viele-Obdachlose-nicht-in-Notunterkuenfte-wollen.html


  


Posted by 伝兵衛 at 17:17Comments(0)路上生活

2017年03月09日

精神科訪問看護ステーション


下記はNPO TENOHASI(てのはし)という
ホームレス支援組織のニュースレター2017年
1月30日の記事:「ホームレス」の先にいる
「精神科病院長期入院者」から抜粋:
訪問看護ステーションKAZOC代表 渡邉乾さん
のインタビュ。
路上から脱しても その後の生活支援をする
基盤が弱くて安定しない。だから精神科訪問
看護ステーションが必要だと思った。
イベントや色んな活動をやった。スカイ
ツリーに行ったり、遠出したり。専門家と
利用者という関係でないことろで交流した
時間を共有することが蓄積されると、関係が
変わってきた。最初は困った「アル中おじ
さん」だったのが、「知り合い」になり、
その人の全体状況=地域で生活している様が
見えてくる。見えてきたとき、話す内容が
変わってきた。
雑談が大事です。みんな、言葉では言えない
色々な苦労や悩みを抱えている。雑談して
話しを どんどん掘り下げていくと、頭の
中でぐるぐる悩んでいることが言葉になって
いく。言葉にできなかった感情を言語化して
吐き出すと すっきりして精神が安定する、
ということが 分かった。
べてるの家では「三度の飯よりミーティング」
という。その通りだと思う。
(べてるの家とは 北海道浦河にある施設)。
雑談しているところを新人が見ると「話し
聞いてりゃいいんでしょ」と思うらしい。
でも実際は、「この人の感情を揺さぶるのは
何か」「言葉にできるのか」「その正体が
分かったらどう付き合っていくのか」などを
常に考えている。
★元の記事は このNPOから入手して読んで
ください。http://tenohasi.org/



  


Posted by 伝兵衛 at 09:07Comments(0)こころのケア

2017年03月08日

映画「トークバック 女たちのシアター」


ドキュメンタリー映画「Lifers ライファーズ
 終身刑を超えて」の監督である坂上香の作品。
テーマは「表現」と「人の変容」です。サン
フランシスコを舞台に、HIV陽性者、元受刑者、
薬物依存の女性たちが演劇を通して、自らの
人生を取り戻していくドキュメンタリーです。
坂上さんの作品には、刑務所や更生施設が
よく登場しますが、それは、罪を犯した人々の
大半が、変容や回復を必要としているから。
また、舞台が海外である場合が多いのですが、
それは日本では見られない先駆的な取組みが
あったり、国内では様々な制約から撮影でき
ないという理由からです。単に海外の成功例
を紹介したいというのではなく、常に日本に
暮らす私たちの課題を見据えながら取材して
います。
下記サイトから:
https://motion-gallery.net/projects/talkback2013
http://talkbackoutloud.com/index.html
★去年 泉南で上映会がありましたが 
あとで知った。


このブログは 特定の組織の広報活動として 書いている
ので ないから アクセスを増やさなくても いいのですが
ブログの中には アクセスを増やすことが お金になる
ブログも あると聞きました。そういうブログも このブログを
クリックして くれている らしい。  


Posted by 伝兵衛 at 09:39Comments(0)薬物依存症回復支援

2017年03月07日

軍歌の替え歌・厭戦歌


80歳ちかい方が 教えてくれた替え歌。
本来なら カラオケボックスへ行って 
元歌の伴奏で これを歌い、Youtubeに 
のせると良いのですが、そのエネルギが 
なくなった。
終戦の頃に 小学生だった方は 他にも
替え歌を御存知だと思います。そういう
御方に聞いてみて お若い方が コメント
にカキコミしていただけたら有り難いです。

★愛国行進曲

見よ おかいさんの 蓋(ふた)開けて
よくよく見れば 芋茶粥(いもちゃがい・・
というてました)
すすれ すすれ 皆すすれ 
熱けりゃ コンコでかき回せ
注釈:おかいさん とは 粥のこと。貴重な
食料なので 「お」と「さん」もつける。和歌山
では 茶粥。コンコとは 標準日本語で 
コウコ。たくあん。大根の漬物。

元歌:
見よ東海の空明けて 旭日(きょくじつ)高く
輝けば 天地の正気溌溂(せいきはつらつ)と
希望は踊る大八洲(おおやしま) おお晴朗 ...

★元寇の歌

四百余万の乞食(こじき)椀(わん)もって 
門(かど)に立つ おばはん 飯くれよ
くれやんと ノミ跳ばす
注釈:今はノミも見なくなった。皮膚を刺して
血をすう虫。「くれやん」の「やん」は和歌山で
「ない」を表す。

元歌:四百余州を挙る 十万余騎の敵
国難 ここにあり 弘安4年夏の頃...


  


Posted by 伝兵衛 at 08:30Comments(0)

2017年03月06日

依存症対策 強化・厚労省


日本経済新聞 2017年3月3日から抜粋:
見出し:ギャンブル アルコール 薬物 
依存症、全国に治療拠点
全都道府県・政令市 助言は相談員配置

2017年度に全都道府県と政令市で依存症の
専門医療機関を指定する。
来年度から「依存症相談員」をすべての都道
府県と政令市に一人ずつ配置する。相談員は
患者支援の経験者や精神保健福祉士などの
中から選ぶことを想定している。
★ブログ管理人の蛇足:
和歌山県で依存症の専門医療機関を指定さ
れても 薬物依存については 県内に専門
外来はないので 指定は 患者にとって 
あまり意味は ない。和歌山の依存症者は 
大阪の病院へ行けば いいと言うことだと
思う。 「依存症相談員」は今 県精神保健
福祉センタに おられまして 熱心にして
くれています。しかし 県内に専門医がない
というのは 辛い。


  


Posted by 伝兵衛 at 09:44Comments(0)薬物依存症回復支援

2017年03月05日

「刑の一部執行猶予制度時代の...


「刑の一部執行猶予制度時代のダルクと
その近未来」Freedomセミナー
2016年6月公布、施行された刑の一部執行
猶予制度は、一定期間の刑事施設内処遇の
後、残りの刑期に1年~5年の執行猶予を設け、
従来に比べて長い保護観察期間内に、再犯率
の高い薬物使用者の社会内処遇を実施し
ようとするものである。その運用にあたり
、医療機関のほか、連携団体として薬物依存
回復施設であるダルクもこの制度の一翼を
担おうとしている。このような統治機構との
協働における現状とその近未来について、
この分野に詳しい気鋭の二人の学者を迎え、
その方向性を占う。

講演1 清く正しく生きることが押し付け
られる時代の矯正処遇と社会内処遇
     丸山泰弘 (立正大学法学部准教授)
講演2 参加か動員か――刑の一部執行
猶予制度をダルクはどう受け止めるのか
     平井秀幸  (四天王寺大学人文
社会学部准教授)
パネルディスカッション 司会 倉田めば
(大阪ダルクディレクター)

とき:2017年3月26日(日曜日)13:15~
16:30(13:00開場)
ところ:新大阪丸ビル新館602号室(大阪市
東淀川区東中島1丁目18番27号)
   
参加費:事前申し込み¥1000 当日¥1300
事前申し込み:TEL・FAX:06‐6320‐1463
(Freedom) Mail:freedom7@a1.rimnet.ne.jp

この催しは平成27年に実施された共同募金配分
金を受けて実施されます。住民、寄付者の皆様
に感謝いたします。
講演1 清く正しく生きることが押し付けられる
時代の矯正処遇と社会内処遇
   丸山泰弘 (立正大学法学部准教授)
【プロフィール】龍谷大学大学院博士後期課程
修了(博士〔法学〕)。龍谷大学法学部非常勤講師、
愛知大学法学部非常勤講師、龍谷大学矯正・
保護総合センター博士研究員などを経て、
2011年に立正大学法学部に着任。主な業績
として『刑事司法における薬物依存回復プロ
グラムの意義:「回復」をめぐる権利と義務』
(日本評論社、2015年)、編著として丸山
泰弘編『刑事司法と福祉をつなぐ』(成文堂、
2015年)など。
【報告要旨】 「刑事施設被収容者処遇法」
では薬物依存離脱指導が義務付けされた
と言われる。
また、刑の一部執行猶予制度においても、
薬物使用等の罪を犯した者に対する「再犯
防止のため」の処遇を行えるようになった。
 従来の反省を促す刑罰一辺倒の制度
から見れば、より治療的で福祉的であると
見る研究者や実務家も多い。一部猶予に
ついては施行から1ヶ月間だけで134件
(内95%は薬物事犯)が言い渡され、裁判
官の期待も寄せられているように見える。
 しかし、その実質的なサポートの部分は
DARCなどの民間施設に委託するにも
かかわらず、刑事司法による監視期間を
引き伸ばしただけのようにも思える。こ
ういった問題点を踏まえ、施設内処遇およ
び社会内処遇の功罪について話題を
提供したい。

講演2 参加か動員か――刑の一部執行猶予
制度をダルクはどう受け止めるのか
  平井秀幸  (四天王寺大学人文社会学部
准教授)
【プロフィール】 東京大学大学院博士後期課程
修了(博士〔教育学〕)。横浜市立大学・昭和女子
大学・淑徳大学非常勤講師、カールトン大学博士
研究員などを経て、2011年に四天王寺大学
人文社会学部に着任。主な業績として『刑務所
処遇の社会学:認知行動療法・新自由主義的
規律・統治性』(世織書房、2015年)、編著とし
てダルク研究会編(南保輔・平井秀幸責任編集)
『ダルクの日々:薬物依存者の生活と人生』
(知玄舎、2013年)など。
【報告要旨】昨年(2016年)6月1日、「刑法等の
一部を改正する法律」及び「薬物使用等の罪を
犯した者に対する刑の一部の執行猶予に関
する法律」により導入された刑の一部執行猶
予制度が施行された。同制度が主たる対象と
して念頭に置いているのが薬物使用等の罪を
犯した者であることもあり、今後は徐々に
“刑事施設出所者の保護観察処遇(薬物再乱
用防止プログラム)や帰住先のない一部執行
猶予者の受け入れ等の局面においてダルクが
どのような役割を果たすのか”という論点が
現実味を帯びてくると考えられる。 ところが、
(刑の一部執行猶予制度やそこでのダルクの
役割については、各方面から懸念が表明され
ている一方で)
実際に当事者となるダルクの側が同制度を
どのように意味づけ、それとの関係をどの
ように構築していこうとしているのかについて
の分析はほぼなされていない。当日は、現在
実施中の調査データの一部を紹介しながら、
上記論点に対する中間考察的な報告を
行いたい。


  


Posted by 伝兵衛 at 08:29Comments(0)薬物依存症回復支援

2017年03月04日

ホームレス・路上で凍える(連載4)


その夜、教会組織が寝袋を配っていて、初めて
もらい手が見つかったのは 一時間以上たった
後だった。55歳の男ヤインは外で寝られない。
なぜなら二三日前の夜、不注意のため寝袋に
ろうそくの火が 燃え移ったからだ。寝袋の
ポリエステルが燃え、腕と背中にやけどした。
教会の運転手ヤニクはヤインに断熱マットを
差し出したが ヤインは断った。マットは
ヤインのやり方に合わないと言うことだった。
しかし彼の足は冷たく、青くなっていた。
(つづく)
下記サイトで 零下の寒さの中 野宿する
様子を動画で見られる:
https://www.welt.de/vermischtes/article161818287/Warum-viele-Obdachlose-nicht-in-Notunterkuenfte-wollen.html



  


Posted by 伝兵衛 at 14:43Comments(0)路上生活

2017年03月03日

ホームレス・路上で凍える(連載3)


夜、路上で寝ると 凍えるので ないかと
問われて、ナタリアは そうでないと言う。
幾枚もの毛布と枕があれば、暖かくしていら
れる。朝 起きてトイレに出かける時だけは
寒い。温かい紅茶は要らないか と問われて
ナタリアは これも断る。ビールを飲めば
暖かくなる。ドイツではビールなのだ。
(つづく)
下記サイトで 零下の寒さの中 野宿する
様子を動画で見られる:
https://www.welt.de/vermischtes/article161818287/Warum-viele-Obdachlose-nicht-in-Notunterkuenfte-wollen.html

  


Posted by 伝兵衛 at 11:10Comments(0)路上生活

2017年03月02日

性的少数者交流会お知らせ


チーム紀伊水道 例会
■2017年3月橋本市交流会■
【日時】
2017年3月16日(木)19時~21時(途中入退場自由)
【場所】
橋本市高野口公民館
(和歌山県橋本市高野口町名倉813-2)
【参加費】 1人500円
・お茶やお菓子代・会場費等に充てます。
・お金に困窮している人は免除も可です。ご相談ください。
・学生は無料です。
【参加資格】
チーム紀伊水道正会員及びチーム紀伊水道に参加したい・セクシャルマイノリティを理解したい気持ちを持つ人(当事・非当事不問)。
【事前連絡】
不要です。気が向いたら気が向いた時間においでくだされば結構です。
----------
交流会と言っても堅苦しいものではありません。当事者ならではの悩み(自分の性別や性指向のあり方、身体のこと、治療について、仕事や人間関係、恋愛についてなど…)からうちのねこや今日の晩ごはんまで、話したいことを話したいように話し合う交流会です。
当事者ではない方にはセクシュアルマイノリティについての疑問を解消する場として御利用頂くのもいいでしょう。
参加資格者であれば、飛び入り参加、ご家族やご友人とご一緒のご参加も歓迎です。
----------
■2017年4月和歌山市交流会■
【日時】
2017年4月9日(日)13時~17時(途中入退場自由)
【場所】
和歌山市中央コミュニティセンター活動室(6)(和歌山市三沢町1-2)
【参加費】 1人500円
・お茶やお菓子代・会場費等に充てます。
・お金に困窮している人は免除も可です。ご相談ください。
・学生は無料です。
【参加資格】
チーム紀伊水道正会員及びチーム紀伊水道に参加したい・セクシャルマイノリティを理解したい気持ちを持つ人(当事・非当事不問)。
【事前連絡】
不要です。気が向いたら気が向いた時間においでくだされば結構です。
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【Qちゃん出演】
■eかん de レインボーカフェ「セクシュアルマイノリティのこと、聴いてみよう、話してみよう」■
【日時】
2017年3月26日(日)10:00~11:50
前半:ゲストスピーカーのお話を聴こう(講座)
後半:ゲストスピーカーと話そう(交流会)
【ゲストスピーカー】
安西美樹さん(LGBTと愉快な仲間たち 代表)
津村雅稔さん〈Qちゃん〉(特定非営利活動法人チーム紀伊水道 副理事長)
【会場】
和歌山県男女共同参画センター"りぃぶる"会議室A
(和歌山市手平2-1-2 和歌山ビッグ愛9階)
【参加費】無料
【定員】20名(先着順)
【申込】
電話・FAX・メールで、名前(通称で可)と連絡先を添えて和歌山eかんぱにいまで。
※一時保育あります(先着順。0歳~小学2年生まで)。3月16日までに予約が必要です。
【問い合わせ】
特定非営利活動法人和歌山eかんぱにい
電話:080-4645-2424
FAX:073-471-5557
メール:ecompany821@gmail.com
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■2017年度特定非営利活動法人法人チーム紀伊水道総会及び2017年6月和歌山市交流会■

※正会員の方は総会には必ずご出席ください。出席できない場合は委任状の提出が必要です※
 
【日時】
[ 総会 ] 2017年6月4日(日)13時~14時
[ 交流会 ] 同日14時~17時(途中入退場自由)
※一般会員の方も総会にご参加頂けますが議決権はありません。
【場所】
和歌山市中央コミュニティセンター活動室(6)(和歌山市三沢町1-2)
【参加費】
[ 設立総会 ] 無料
[ 交流会 ] 1人500円
・お茶やお菓子代・会場費等に充てます。
・お金に困窮している人は免除も可です。ご相談ください。
【参加資格】
チーム紀伊水道正会員及びチーム紀伊水道に参加したい・セクシャルマイノリティを理解したい気持ちを持つ人(当事・非当事不問)。
※総会の議決権は正会員のみです。
【事前連絡】
[ 総会 ] 正会員の方が欠席される場合はメールでご連絡ください。
[一般参加] 不要です。気が向いたら気が向いた時間においでくだされば結構です。

※総会の次第は追っておしらせします。
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■わかやま愛ダホ!2017■
【日時】
2017年5月14日(日)午前10時~12時(途中参加OK)
【場所】
JR和歌山駅西口前(和歌山市美園町5丁目61)歩道
※わかちか広場に降りるエスカレータ近辺に午前9時30分までに集合してください。
【やること】
プラカードで「多様な性にyes!」をアピール
メッセージスピーチ
フライヤー配布
レインボーリング頒布及び寄付金募集(予定)など。
【参加費】
無料(100円のご寄付でレインボーリングを1コお渡しできます)
【用意するもの】
用意できる人はプラカードやレインボーグッズなどをご持参ください。
※なくても参加OK
【参加資格】
・チーム紀伊水道に参加したい・セクシャルマイノリティを理解したい気持ちを持つ人(当事・非当事不問)。
・街頭で顔出しできる人。
※初めての人も大歓迎です!
【事前連絡】
不要
【問い合わせ】
kii.suidoh*gmail.com(*を@に変えて)まで。
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■ご寄付をお願いしています■
チーム紀伊水道のこ活動のためのご寄付をお願い致します。1円から受け付けております。手渡しまたは銀行振込で。
お振り込みくださった場合は、お手数ですがお手続きの後に、ご寄付くださった旨をメールにてご連絡くださいませ。

*お振込先はこちら*
紀陽銀行 橋向支店 普通728950 特定非営利活動法人チーム紀伊水道
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Posted by 伝兵衛 at 13:58Comments(0)性少数派