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伝兵衛
伝兵衛
オーナーへメッセージ

2016年08月31日

困難な青少年のための公園inベルリン(16)

一度だけ ほとんど失敗に終わりそうなことがあった。公園を作り
始めた頃だった。園亭が建てられて間もない時だった。僅かな
人数の この地区に住む 若い男、ボディビルダー、ガードマン風の
男たちが公園を自分たちのものだと思い込んだ。フィアルクは
今も毎日しているように公園を歩いてゴミ拾いをしていた。一人の
男が立ち上がって、ナイフを手にしてフィアルクに近づいてきた。
彼は大柄だが、ナイフには勝てない。しかし走って逃げるのも 
うまくない。その時、芝生の中に使い古したパン切り包丁が
あるのに気づいた。誰かが 弁当を食べにきて、置き忘れたのだ。
フィアルクはパン切り包丁を取り上げ、「待て、ナイフならワシ
も持っている」と言うて 錆びたパン切り包丁を彼らに向け、
脚を広げて彼らの真似をした。彼らは笑って わめくだけだった。
フィアルクは公園を失わなくて済んだ。
「あれはヤクザの果たし合いのようなものだった。私は ああいう
のには反対だ。私の道義では ない。しかし そういうことも存在
すると言うことを 知っている」。後になって 警察は 生きるのに
疲れ果てたのかと彼に尋ねた。(つづく)
下記サイトから:
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/44594/Garten-der-Harten

  


Posted by 伝兵衛 at 17:10Comments(0)少年非行

2016年08月30日

「大麻工場」摘発相次ぐ

日本経済新聞2016年8月24日(水)夕刊の記事 抜粋
見出し:「大麻工場」摘発相次ぐ。幻覚強い部位 大量栽培。
マンションなどで大麻を大量に栽培する事件の摘発が
相次いでいる。
大阪市浪速区にあるマーンションの1室。6月、近畿厚生局
麻薬取締部の一捜査員が6畳聞に踏み込んだ。押収した
大麻は318株(末端価格3800万円)にのぼる。
一連の事件で目立ったのは、大麻の葉の部分だけでなく、
「バッズ」と呼ばれる花穂(かすい)が収穫されていた点。
捜査関係者の話によると、バッズは葉に比べて幻覚を起こす
成分の濃度が高く、一般的な末端価格(1グラム4千~5千円)
の2倍の高値で取引されることもあるという。
 薬物事件に詳しい小森栄弁護士は「バッズは海外から僅かに
密輸される存在だったが、最近になって栽培しやすい品種が開発
され、国内に種子が持ち込まれるようになった」と指摘。
捜査幹部は「危険ドラグの規制強化を受け、若者がドラッグから
大麻に乗り換えている可能性が高い。大麻の使用者が爆発的に
増える恐れもある」と警戒する。
星薬科大の鈴木勉特任教授(薬学)は「幻覚作用の強い大麻は
依存症に陥りやすい。・取り締まりの強化とともに、危険性に
ついて若者らに正しい知識を伝えることも必要だ」と強調している。


  


Posted by 伝兵衛 at 14:33Comments(0)麻薬

2016年08月28日

困難な青少年のための公園inベルリン(15)

★ブログ管理人の独り言:長い連載になってしまった。あと3回くらい
です。まとめて一度に載せれば良いのですが そうなると何日あとに
載せられるか 分からないので こう なりました★
ブラクは言う:「私達は大きくなったので 規則は破るために ある
ようなものだった。ここに来て 初めて そうでないことが 分かった」。
ブラクはフィアルクのやり方を 次のように要約している:「フィアルクは
自然の法則と同じような規則を作った。彼は はっきりした規則を提示した。
そうすることで 少年一人ひとりに生活の中に居場所を与えた」。
フィアルクは 6歳児をも 大人と同じように 真剣に受け止める。それが
大切だ。彼は忍耐強く子ども達に献身している。彼は子ども達の言うことに
耳を傾け、子ども達に思う存分 話させる。彼は世界についての 子どもの
見方を認めている。たとえ 子ども達が「木々が風を起こす」とか「水は
心のようなものだ」とか「空気は神から生まれる」と言い張ったとしても
子どもの見方を彼は認める。最も賢い頭脳が発した答えを 受け止めるのと
同じように 子どもの答えをマジメに受け止める。(つづく)
下記サイトから:
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/44594/Garten-der-Harten

無人の屋敷in岩出市  


Posted by 伝兵衛 at 09:17Comments(0)少年非行

2016年08月26日

宮本輝「骸骨ビルの庭」

宮本輝の7年前の小説「骸骨ビルの庭」(講談社文庫)は 戦後まもなく 孤児を
荒れたビルに引取り 育てた 二人の男の話しです。児童養護施設が 生まれる
のは 戦後の混乱が 落ち着いてからのようです。
このビルから孤児に出てもらって マンションを建てるために ビル経営代行会社は
八木沢を 骸骨ビルに送りこみます。幾月か一緒に過ごした後に 元孤児の比呂子さんは
八木沢に語る:八木沢さんが 来てから、孤児を世話した御両人が どういう方だったか
分かってきた。八木沢さんが見せてくれた。
「何をどうやって みなさんにお見せしたのか?」と言う問いに 比呂子は「みんなに
思い出をしゃべらすことで・・・」と答える。「その思い出の奥に隠れてたものを 見つめ
させてくれたんや ないのかなぁって気がする」。
★ダルクのスタッフは ダルクに来ている当事者に 思い出を語らせる作業も している
ので なかろーかと言う気がします。
数年前にスタッフと幾度か 話したことのある青年が 昨日スタッフに電話をくれました。
遠い所で ブジに生きているという知らせでした。彼の母さんも 別の所で御無事です。

  


Posted by 伝兵衛 at 14:23Comments(0)こころのケア

2016年08月23日

困難な青少年のための公園inベルリン(14)

フィアルクは厳格だが、寛容だ。自分の規則をいつ破らなければ
ならないかを 彼は知っている。実は公園の中では どんな種類の
薬物も禁止されている。30歳代中頃のグループが公園の中をビール
一箱をもって歩いていた時、フィアルクはすぐに彼らを追い出した。
ブラクと言う青年については フィアルクは寛大に付き合った。
ブラクは公園のすぐ傍の家で育った。彼は 27歳の大学生で、薬剤師に
なりたいと思っている。以前は100メーターを10.4秒で走った。しかし
17歳のとき怪我をして、椎間板を痛め、バスケットボールの選手になる
夢が消えたとき ブラクは数週間、公園に座って、マリファナを吸った。
フィアルクは 彼をそのままに していた。「フィアルクは見ないふりを
してくれた。私を知っていたので 通りすぎてくれた。私に何が起きた
のか フィアルクは知っていたので そうしてくれた。」フィアルクの
規則は融通が効く。規則が役にたつ というよりも 害になると彼が
思ったら、彼は規則を緩める。(つづく)
下記サイトから:
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/44594/Garten-der-Harten

  


Posted by 伝兵衛 at 16:51Comments(0)少年非行

2016年08月21日

ミス性転換者コンテストinイスラエル

2016年5月16日発:
イスラエルで初めての性転換者ミス・コンテストがテルアビブで開かれた。
開催の目的は 性転換で女性になった人への理解を広めることだ。
トランスセクシュアルの人とは 自分の性に一体感を持てない人である。
コンテスト参加者は20~30歳で、イスラエルに住むアラブ人や超正統派の
元信者もいる。多くの参加者にとって 女性になる道は茨の道だった。
十代で家から追い出された人もいる。
このコンテストで一位になると、9月にバルセロナで開かれる「ミス
トランス・スター」コンテストに出場できる。
下記サイトから:
http://www.spiegel.de/panorama/gesellschaft/israel-kuert-in-tel-aviv-schoenste-transsexuelle-frau-a-1094571.html#ref=recom-veeseo

  


Posted by 伝兵衛 at 15:08Comments(0)性少数派

2016年08月20日

性的少数派の祭inハンブルク(写真)

レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・・性転換者・インター性の人の
祭であるクリストファー通り記念日の祭は ハンブルクでも開かれ、
パレード参加者は15000人、観光客は15万人に のぼった。
ボン・ニュルンベルク・エッセンでもパレードがあった。
トルコ系の住民も初めてCSD(クリストファー通り記念日)を支持した。
ハンブルクには約9万人のトルコ人が住む。彼らの大半はイスラム教徒
である。
下記サイトに写真13枚:
http://www.bento.de/today/christopher-street-day-in-hamburg-tuerkische-gemeinde-erstmals-dabei-763092/#refsponi

★ブロブ管理人の蛇足:CSD祭の人出は ケルンで百万人というのに
日本のメディアは 報道しないようです。報道の自由は あることに
なっているけれど、日本では 自主規制してるんで なかろか?

写真提供:SACHIさん
  


Posted by 伝兵衛 at 07:02Comments(0)性少数派

2016年08月18日

困難な青少年のための公園inベルリン(13)

「力は 本来は 多様な形であり、創造性に現れ、美にも現れるもので
あるのに、退廃した力として暴力に現れることがある」。フィアルクは
即座にデカルトについて あるいは ドイツ理想主義について 半時間
話すことができる。フィアルクは 子ども達のファイルを持っている。
そのファイルには 天国・無・はかなさ・あるいは「怖いものは何か」
についての子どもの回答が書かれている。
当時7歳だったエリフは答えに次のように書いている:「死ぬことが
怖い。遊び場で女の人が殺された」。7歳のメルベも同じ事件について
書いている。これは2003年の事で、公園からほんの数歩の所で起きた。
(つづく)
下記サイトから:
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/44594/Garten-der-Harten

写真提供:SACHIさん  


Posted by 伝兵衛 at 17:16Comments(0)少年非行

2016年08月17日

ゲイ・パレード・欧州最大inケルン

下記サイトに写真15枚:
http://www.bento.de/politik/christopher-street-day-in-koeln-nach-dem-orlando-attentat-jetzt-erst-recht-686603/
7月上旬に ケルンでヨーロッパ最大の クリストファー通り記念日が
開催され、ゲイ・レズビアン・性転換者と その友達など約百万人が
参加した。

  


Posted by 伝兵衛 at 13:07Comments(0)性少数派

2016年08月16日

クリストファ通り記念日inベルリン(動画と写真

2016年7月下旬にベルリンで第38回「クリストファ通りの記念日」が
開催された。ゲイ・レズビアン・性転換(希望)者・トランスジェンダー
(体の性と心の性が一致しない人)・インター性・バイセクシュアルの
人々の権利を守るために 数十万人が参加した。下記サイトに 大通りを
埋め尽くす群衆の動画と写真:
http://www.bento.de/queer/christopher-street-day-in-berlin-hunderttausende-demonstrieren-fuer-lgbt-rechte-734413/


  


Posted by 伝兵衛 at 18:13Comments(0)性少数派

2016年08月14日

困難な青少年のための公園inベルリン(12)

アリは塗装工養成コースをやめた。テレピン油に耐えられなかったからだ。
その後 ガス工事工の養成コースも止めた。今28歳になって、製品デザイナー
の資格を取った。彼には15ヶ月になる娘がいる。父親のモスクで歌っている。
警察が モスクでの食事会に時々 立ち寄ってくれるのが 彼には嬉しい。
アリはフィアルクさんを 幾度か自宅に招待した。皆で食事をして、最後に
アリと父親はフィアルクさんのためにイスラム教の歌を歌う。神への憧憬を
悲しみをこめて語る歌だ。
フィアルクはスモモの木の下で座っている。スモモは二本とも幹に深い傷が
ある。20年前に二人の少年がナイフで 若木に切りつけたのだ。フィアルクは
その後で 近所の人々に誰がこんな事をしたのか知っているか どうか尋ねた。
二人の少年の名があげられた。一人の少年の家へフィアルクが行って、家族に
驚いていると言った。父親は二度と こんな事の起きないようにすると
フィアルクに約束した。二人目の少年の家では フィアルクがドアをノック
する前に 少年が泣きながら出てきた。その子は 木を傷つけたために
殴られたのだ。もう一人の少年の親が フィアルクが苦情を言いにくると
知らせていたのだ。「それ以来、私は親のところへ行って良いか どうか
子ども達に尋ねることにしている」。(つづく)
下記サイトから:
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/44594/Garten-der-Harten

  


Posted by 伝兵衛 at 19:39Comments(0)少年非行

2016年08月13日

Dr. 成瀬 暢也 講演・依存症の正しい理解と回復について

薬物依存症者を抱える家族の会 横浜ひまわり家族会
第1 回「薬物依存症者と家族オープンセミナー」
2016年8月27日(土】
お問い合わせ/横浜ダルク・ケア・センター 045-731-8666 
〒232-0017 横浜市南区宿町2-44-5 
参加費 無料。申込不要。
◆プログラム     
12:30 開場受付  
13:00 開 演/主催者、来賓あいさつ 
     体験談/当事者からのメッセージ
        家族からのメッセージ
    基調講演/ 埼玉県立精神医療センター 副院長
             成瀬 暢也 先生
    「依存症の正しい理解と回復について」 
    Q&A タイム
閉会あいさつ 
16:30 閉 会
◆会 場/かながわ県民センター 2 階ホール
     横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2
◆交 通/JR 横浜駅西口 徒歩5 分
     来場は公共交通機関のご利用をお願い 
     いたします。
★詳しいことは 下記サイトに:
http://www.yokohamashakyo.jp/yvc/160714himawarikaiura.pdf

  


Posted by 伝兵衛 at 12:43Comments(0)

2016年08月11日

困難な青少年のための公園inベルリン(11)

あるときアリが友人達と公園の園亭に座っていると、トルコ系の
少年10人が通りかかった。アリは彼らを知っていた。友達の弟たち
だった。彼らはアラブ系のグループと闘う約束をしているのだと
アリに言った。棒・殺人用の棍棒・ナイフを持っていた。その武器を
使って 彼らはコメニウスの像の前で乱闘する気だった。アリは彼らに
言った:「おまえら、ここで何するんじゃ。気ぃくるっとんのか」。
彼らの両親も兄も知っているのだと アリは言った。この公園は
そんな事をする場所では ないと言うて聞かせた。そしてアリは
彼らに武器を捨てさせ、公園から追い出した。
当然のことだが、フィアルクの影響力は公園の外では限られている。
しかし「ここでは 暴力沙汰は起きないということは 大きな成果だ」
とフィアルクは言う。
進路が変わったという物語もある。非行グループR44のメンバーだった
一人は ベルリンで高校卒業資格試験に優秀な成績で合格した。支店長に
なった人や 中堅企業の社員になった人や 食堂を自営している人もいる。
それほど幸運でなかった人もいる。幾人かは刑務所に入った。薬物
依存症になった人もいる。一人は血液の癌で亡くなった。一人は自殺
しようとして失敗し、その後 車いす生活をしている。(つづく)
下記サイトから:
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/44594/Garten-der-Harten

写真提供:朝間さま  


Posted by 伝兵衛 at 16:03Comments(0)少年非行

2016年08月08日

困難な青少年のための公園inベルリン(10)

非行少年たちは 狩人であり、狩られる者であった。危険な遊びは 
幾度も うまく いかないことが あった。ある時には アラブ系の一団が 
銃をもって ノイコロンのそこら中をアリを求めて 探しまわった。また 
ある時には アリと数人の友人が警察の追われて 地下鉄の構内に
走りこんだ。電車が近づいて来る音が聞こえ、彼らは トンネルの壁に
張り付いて 電車を避けた。彼らが地下鉄の駅のもう一方の端から
出てきたところで 警察に捕まった。
一方、コメニウス公園では 彼らは そういうアホな事をしなかった。
公園は青少年の自己決定の場だと フィアルクは言う。彼らは弱点を
見せることも できた。
アリは 公園でゴミ拾いをした。レッドブル(という飲料)の缶を集めた。
他の少年は煙草の吸い殻を拾った。彼らは フィアルクと一緒に果実を
摘むだけで、枝を折ることは もう しなかった。アリは友達たちと一緒に 
公園の中央にある園亭の中で しばしば座っていた。そこで ラップで歌い、
コーランについて話しあい、女の子について話した。フィアルクは 彼らを 
そっとしておいた。そうするうちに、彼らはフィアルクから受けた信頼に
対して、恩返しを始めた。(つづく)
下記サイトから:
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/44594/Garten-der-Harten

  


Posted by 伝兵衛 at 14:44Comments(0)少年非行

2016年08月07日

自殺予防・啓発イベント

自殺予防週間普及啓発イベント、「いのち・たいせつキャンペーン」を
和歌山県民文化会館で行います!
 今年は若年層の方へのメッセージを込めて音楽会を中心に企画しました。
夏の甲子園をテレビで見たことのある方なら一度はその歌声を聞いた
ことがある西浦達雄氏を迎えることが決定しました!

第6回 いのち・たいせつキャンペーン 
9月17日(土)13時~(開場 12:30~)16:30頃
参加申込み不要! チャリティーイベント  
出演:西浦達雄、SASAGU、平山ナミ、松本そうすけ、宇和千夏 ほか。
参加申込不要。

 日本の自殺者数は平成10年から14年連続で毎年3万人を超えて
いました。平成24年からは3万人を切り、その後は2万人後半まで
少しずつ減少はしています。全年代の死因の1位は悪性新生物
、2位は心疾患で、自殺は7位です。しかし、5歳毎の死因で見ると、
10-54歳の若者から働き盛り世代の死因1位~3位は自殺であり、
この状況が変わらず長年続いているのが現状です。

 そこで、今年は28年間、夏の甲子園のエンディング曲を歌い続けて
いる、西浦達雄氏を迎えます。青少年だけでなく、青春を駆け抜け
現実と向き合い、頑張り続ける大人へも優しく伸びやかな癒しの
歌声でエールを届けます。夏の青春風景を感じて頂きたいと企画
しました。また、20代の心のやまい経験者が心を込めてつくった詞
「笑顔の未来」を作曲したSASAGU氏プロデュース『ここさぽアンサンブル』
では、ヴォーカルに平山ナミを迎え、チェロ、ヴァイオリンとのストリングスに
より心の曲をお届けします。総合司会の宇和千夏氏による朗読と思い出の
曲など、盛りだくさんの内容です。是非多くの皆さまにお誘いあわせの上、
ご来場をお待ちしております
主催:NPO法人 心のSOSサポートネット
詳しいことは 次のファイルに:
http://cocosapo.net/cms//img/up/0017e46ce60027db2fbb907737e1d193.pdf

  


Posted by 伝兵衛 at 08:17Comments(0)こころのケア

2016年08月04日

女性ハウスとは

女性依存症者のためのグループホーム「ロイスふくおか」案内。
福岡市の障害福祉サービス共同生活援助事業所認可。
1.どういう人が入るかと言うと:
病院を退院できるまで回復したが、一人暮らしでは酒・ギャンブル
等をやめ続けるのが難しい。あるいは 娘は依存を止めたいと言って
るが なにせ気分の浮き沈みが烈しく、毎日 言い合い、家族も
疲れた。あるいは 家族と一時的に離れて回復を軌道に乗せたい。

2.入所したら どんな生活をするか?:
午前 7時 起床
   7:45 朝食
   8:30 マックへ
   10:00 ミーティング
   11:00 昼食
午後 1:30 ミーティング
   3:00 掃除の後、面談、自由
   7:00 相互援助グループ参加
   9:30 ロイスふくおかへ
   11:30 就寝
3. 経費など:
  対象:女性
  定員:5人
  入寮期間:1~2年
  家賃:1万円(月額)
  食費・水道・光熱費は実費。
  詳細・生活保護の方はご相談ください。 
★ブログ管理人の蛇足:
一人月1万円では 家賃にも 足りないので これは
大変です。経費を どう埋め合わせするかが 問題の
ようです。



  


Posted by 伝兵衛 at 19:01Comments(0)薬物依存症回復支援

2016年08月03日

困難な青少年のための公園inベルリン(9)

アリは この公園で最初のラップ・コンサートを開いた。フィアルクは
コンサートを手配した。コンサート終了後、コンサートに来た政治家は
暴力を賛美する歌詞について苦情を言った。それが言葉に留まって
いる限りでは 歌詞は どうでも いいとフィアルクは思っていた。
乱闘は たいてい長い間 にらみ合うことから 始まった。にらみ合いが
長すぎると 殴り合いが始まった。殴り合いのない場合、彼らは地下鉄の
駅で あばれた。ノイコロン警察の留置場にスプレーで落書きした。
彼らは指に攻撃用の鉄の輪をつけていた。望遠鏡・警告用ピストル・
ドス・時には鉈を持っていた。鉈は「恐怖を与えるためだけで、実際に
使ったことはない」とアリは言う。それほど野蛮でなかったということが 
今のアリにとって大切だ。(つづく)
下記サイトから:
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/44594/Garten-der-Harten

写真提供:lovefreePhoto  


Posted by 伝兵衛 at 18:33Comments(0)少年非行

2016年08月01日

「依存症と感情~拒否の連鎖から支援の連鎖へ~」学術集会のお知らせ

第15回 日本アディクション看護学会 学術集会
2016年9月3日(土),4日(日)
会場:武庫川女子大。
7月8日に事前参加登録受付は終わりました。当日参加受付あり。
当日直接会場へ行ってください。
★懇親会:
日時:9月3日(土)18時~20時
会場:パスタ食堂 バルバンビーノ(BAL BAMBINO) 
Special Guest: 彩羽 真矢さん(タレント、元タカラジェンヌ)
(ブログ管理人の注釈:彩羽さんは依存症でない ようです)★
詳しいことは 下記サイトへ:
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~15JSSAN/

  


Posted by 伝兵衛 at 18:46Comments(0)薬物依存症回復支援

2016年08月01日

困難な青少年のための公園inベルリン(8)

フィアルクは幾度も非行少年グループR44のことを話した。目立っていて、
騒々しく、生意気な少年のことを 特に話した。その少年アリは背丈は高く
ないが、がっしりした体格で、目つきが鋭く、リーダーの一人だった。
フィアルクは アリを幼い頃から知っている。初めてアリがフィアルクの
公園に来たとき、アリは木に登って枝を折った。フィアルクはアリの
肩を掴んで、揺さぶり、怒鳴った。「二度と こんな事をするな」。
次のとき アリはフィアルクからリンゴと水をもらった。フィアルクは
非行グループの子ども達の宿題を手伝った。アリは後に 思春期になった
頃、父親に夜 家に入れてもらえない時に フィアルクの公園に来た。
アリの父は近くのモスクの導師である。父親は厳格な人で、息子が夜中に
うろつかないように願い、アリが午前0時までに戻って来ない場合には
玄関の鍵をしめた。夏には アリはコメニウス公園のナシやリンゴの
木の下で野宿した。子ども達はフィアルクのことを「フィア・エク(四角)
さん」と呼んだ。「フィア・エクさんは父のようなものだ。他の人たちが
私たちと関わろうとしないときにも フィア・エクさんは 私たちを受け
いれた」とアリは言う。(つづく)
下記サイトから:
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/44594/Garten-der-Harten

写真提供:sachiさん  


Posted by 伝兵衛 at 17:53Comments(0)少年非行