2017年06月29日
精神病院(瘋癲院)・連載14
このことは自己責任を強くする。「このよう
な人々は施しを受けるのでなく、仕事を自分
でしたいと言う気持ちを持っている」とフル
トヴァンゲンの応用健康科学専門学校の社会
学者Stefan Selke は言う。そして このやり
方は ほとんど真似できない。「支援組織も
自身の関心を持っている。官僚制や規格化が
あるだろう。これは入所者が成果をあげるた
めの自律性を制限する」。このハウスでは
各人が自分の道を探す。
サムエルはハンスの隣の屋根裏部屋に住んで
いる。来年は きっと就職できると思ってい
る。サムエルは27歳のガーナ人で、1年半前に
古里を出た。ブルキナファソ・ニジェール・
チャド・リビア・ランペドゥーザ島を経て、
この「連帯のハウス」に着いた。彼は庭の手
入れをして、トマト・キャベツ・サラダ菜を
育てている。この地域の農家で試しに働かせ
てもらうために推薦をもらった。(つづく)
下記サイトから:
http://sz-magazin.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/42385/2/1