2016年06月16日
井波彫刻職人 刑務所でも技術指導
日本経済新聞2016年6月2日(木)文化欄から抜粋:
見出し~欄間の技で革新 彫る。井波彫刻職人 南部白雲さん。
富山県 南砺市に伝わる井波彫刻の職人は200人ほど。
井波彫刻は1760年ごろ、南砺にある浄土真宗の瑞泉寺再建の
ため彫刻師が京都から派遣されたのが始まりとされる。
他の地域とは違って、分業制をとらず、下絵描きから荒落とし、
粗彫り、仕上げ彫りまで すべて一人で手掛ける。
70年ごろから刑務所での指導を始めた父が97年に死去。月2回の
講座を引き継いだ。暴力団員・すり・薬物使用者などの受刑者と
共に今までに完成させた神輿(みこし)は約2200にのぼる。
刑務所の教え子は40人ほどになった。

見出し~欄間の技で革新 彫る。井波彫刻職人 南部白雲さん。
富山県 南砺市に伝わる井波彫刻の職人は200人ほど。
井波彫刻は1760年ごろ、南砺にある浄土真宗の瑞泉寺再建の
ため彫刻師が京都から派遣されたのが始まりとされる。
他の地域とは違って、分業制をとらず、下絵描きから荒落とし、
粗彫り、仕上げ彫りまで すべて一人で手掛ける。
70年ごろから刑務所での指導を始めた父が97年に死去。月2回の
講座を引き継いだ。暴力団員・すり・薬物使用者などの受刑者と
共に今までに完成させた神輿(みこし)は約2200にのぼる。
刑務所の教え子は40人ほどになった。
