QRコード
QRCODE

和歌山の情報発信
ブログポータル

ログインはTOPページで
私も作ってみる


[PR] 和歌山情報ブログでチェックイコラブログ
[PR] 商品ページ1ページからリニューアル!!楽天ヤフーOK!現在キャンペーン


アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 4人
プロフィール
伝兵衛
伝兵衛
オーナーへメッセージ

2008年12月11日

「試験観察中に再非行」の衝撃/井垣康弘

君たちのために 産経新聞 夕刊 連載
2008年12月10日から 抜粋

地域の不良による集団乱闘の現場を通り掛かった少年が、
間違われていきなり殴られ、カツとなって殴り倒したら、
相手は地面で頭を強打し脳内出血で死亡してしまった。
加害者は試験観察中の高校生だった。
 
その調査官は、以来試験観察を避けるようになった。
理屈を超えて、感覚的に試験観察を受け付けられ
なくなったらしい。

しかし 試験観察は裁判官の勉強にもなる魅力あふれる
制度である。だから、以来その調査官が「試験観察相当」
の意見書を提出していなくても、裁判官の判断でボツボツ
と試験観察を命じた。
試験観察中の重大事件(特に人命にかかわるもの)の
再非行が、担当調査官に与える衝撃の強さと深さを
理解していただけたことと思う。
 さりとて、再非行の内容が万引程度であれば、家裁は何
の痛痒(つうよう)も感じていないというわけでもない。
 小さなコンビニで中学生の万引がはやってつぶれてしま
ったという悲惨な例も知っている。
     (弁護士、元家裁判事)
  


Posted by 伝兵衛 at 12:32Comments(0)