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伝兵衛
伝兵衛
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2016年09月08日

「仕合せ」という「しあわせ」・中島みゆき

1992年のアルバムに発表された「糸」は多くの歌手によって
カバーされてきた。
「逢うべき糸に出逢えることを 人は仕合せと呼びます」
「なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも知らない」
「いつ めぐり逢うのかを 私たちはいつも知らない」
この人と この時期に出逢おう、と望んで出会ったわけでは
ない。自分たちには はかりしれない大いなる力によって
仕合せられた。
「糸」が収録された「銀幕」(1998)と「Singles200」(2002)
の歌詞カードに英訳詞が付され、「逢うべき糸に出逢えることを
人は仕合せと呼ぶ」は 日本語に訳せば「正しい糸に出逢ったとき、
人はそれを”そうなるべく意図されたもの”(運命づけられたもの)
と呼ぶ」とされている。
寺山修司は その幸福論の中で「ミストルコの桃ちゃん」の言葉を
紹介している:「ひとりで幸福になろうとしても それは無理よ」。

単なる偶然であれば 私たちは その大切な出逢いを素通りして
しまうかも しれない。だから自分に「偶然の出逢いを素通りしては
ならない」という命令を与え、「仕合せ」を逃さないように努め
なければならない。
以上、伊藤由紀子”「仕合せ」という「しあわせ」~中島みゆき
「糸」をめぐって”、月刊「春秋」2016年8/9月号、p.5~8から
抜粋。原文は 買って読んでください。90円。
伊藤由紀子:実践女子大学、倫理学・日本思想。
★ブログ管理人の蛇足:中島みゆきの歌は そんなに古くないから
カバーした歌手の歌は おそらく元とあまり変わらないと思う。
これが 70年前の歌ですと、楽器が進化していたり、奏者が良く
なっていたり します。カントリー音楽では dobroという
弦楽器は 1940年台には 一般的でなかった。そしてバイオリン
(フィドル)の奏者も今の方が良い。
浄瑠璃 三味線のプロのお話では「三味線の演奏は 昔より
良くなっている」そうです。明治の名人よりも 今の名人の
方が良いということだと思う。

  


Posted by 伝兵衛 at 15:43Comments(0)