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伝兵衛
伝兵衛
オーナーへメッセージ

2014年04月24日

田辺方言便覧(昭和11年刊)

依存症者と接する精神科医・臨床心理士・看護師さん達に
とって方言を聞き取ることは大切です。と言う理屈をつけて 
カキコミます:
「田邊方言訛語便覧」
発行所:和歌山県立田邊高等女学校校友会。
編纂兼発行人:濱本慶太郎。
昭和11年(1936年)発行、50p.
上記の小冊子は 昭和59年に復刻され、(有)あおい書店
から発行されています。
その序文によると、「暑中休暇中 三四年生二百人を総動員し、
当地方の方言訛語(かご)を蒐集して頂きました。...その基本と
成るべき四百語を羅列したに過ぎないのであります。...この
小冊子の編纂の目的は、学的な研究よりみれば邪道とも言ふ
べき方言訛語矯正、標準語使用の功利的なものであった事を
附記して序に代へる次第であります。」
★編者・濱本先生は 序文を読むだけでも分かるように 
立派な学者でした。
収録語の ほとんどは理解できますが 10に一つくらい 分から
ない単語があります。和歌山市と田辺では 少し言葉が違う。
分からんかった語:
ウトサク、えんばのかわ、オヨ、かじワリイ、しゃるく、ケタイクソ、他 多数。
和歌山市や箕島の明治生まれの人が使っていた言葉で 
この本にない言葉:
うたてい(これは古語辞典にでてる)、むさんこに。

  


Posted by 伝兵衛 at 11:38Comments(0)薬物依存症回復支援