QRコード
QRCODE

和歌山の情報発信
ブログポータル

ログインはTOPページで
私も作ってみる


[PR] 和歌山情報ブログでチェックイコラブログ
[PR] 商品ページ1ページからリニューアル!!楽天ヤフーOK!現在キャンペーン


アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 4人
プロフィール
伝兵衛
伝兵衛
オーナーへメッセージ

2016年03月19日

摂食障害とは

朝日新聞2016年3月10日の記事から抜粋。
見出し:食べることはかかわること

「食」の問題に迫るシンポジウムが2月、京都大人文科学
研究所で開かれた。
磯野真穂・国際医療福祉大大学院講師(文化人類学)は
拒食症、過食症など「摂食障害」となった女性6人に4年で
100時間を超すインタビューをし、「摂食障害」を文化人類
学の視点で考察した著書「なぜ゜ふつうに食べられないのか」
(春秋社)を昨年出した。
磯野さんによれば、人は他者と同じものを食べることで 他者との
「紐帯(チュウタイ、結びつき)」を作り出すという。「食べること
の本質は人と人との具体的なつながりの中に存在する」と説く。
 だが、磯野さんが調査した摂食障害の女性は、他者と一緒に
食べることが困難になった。体重や力口リーが気になり、人と
の会食でどのくらいの食べ物を口に入れ、いつ飲んだらいいか
が分からなくなったという。
「では摂食障害になった人は特別なのか。そうではない。現
代人は体脂肪率、体重など身体にかかわる様々な数値で評価されて
いる」。自分のそのままに身体を受け入れることを許さなくなって
いる社会に警鐘を鳴らした。

湯澤規子・筑波大准教授(歴史地理学)は近代日本社会を「胃袋」
から考察し、近く著書「胃袋の近代~食と人ぴとの日常史」
(共和国)を出す予定だ。
大正時代などに愛知県・尾西地域の織物工場で働いた女性労
働者の調査をする中で、彼女たちが日々何を食べていたのかに
着目。「工場の炊事場や食堂は 労務管理の一環というだけでな
く、『食』を通した胃袋の連帯、生活の再編事業と言えるの
ではないか」と述べた。   
 工場に炊事場や食堂を設けた経営者の中には労働者のニーズに
応え、保育所を設立するなど社会事業を始めた人も目立つという。
「胃袋は民営や公営の食堂や工場の食堂などで誰かに気遺われ、
『かかわり』を持たれることで、社会につながる一つの経路と
なった」と指摘する。
摂食障害とは
写真提供:SACHIさん


同じカテゴリー(摂食障碍)の記事画像
摂食障害者の親の悩み(12最終回
摂食障害者の親の悩み(11
摂食障害者の親の悩み(10
摂食障害者の親の悩み(9
摂食障害者の親の悩み(8
摂食障害者の親の悩み(7
同じカテゴリー(摂食障碍)の記事
 摂食障害者の親の悩み(12最終回 (2017-12-03 08:34)
 摂食障害者の親の悩み(11 (2017-12-02 20:41)
 摂食障害者の親の悩み(10 (2017-12-01 16:51)
 摂食障害者の親の悩み(9 (2017-11-30 14:16)
 摂食障害者の親の悩み(8 (2017-11-29 20:26)
 摂食障害者の親の悩み(7 (2017-11-28 16:20)

Posted by 伝兵衛 at 17:21│Comments(0)摂食障碍
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。