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伝兵衛
伝兵衛
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2009年01月19日

「薬ドラッグがやめられない 子どもの薬物依存と家族」

標記は小国綾子著、青木書店、1999年。1600円。
10年前の本です。しかし事情は変わっていないようで、
読んで 良かった。
前半は 高校生の話、後半は親(主に母親)と
依存症の子(と言うてもたいてい 成人している)の話。
最後に平井慎二、国立下総療育所 医長とのインタビュー。

1998年に毎日新聞の社会面で 連載した「スピード」と
「家族の伝言」、その関連記事を中心に1996年-99年
にわたる取材結果をまとめたもの。
著者は毎日新聞 記者。

子どもが クスリに溺れた時、親が選びとることの
できる 生き方を考える。
「子ども」と言っても 成人している場合が多いので 
この本は 薬物依存症者 全般についての本だと思っていい。

ある高校で 毎日新聞に連載された上記の記事を
資料に薬物乱用防止のための授業が行われた。
著者は 半年間薬物に依存 していた若者に 
会いつづけた。
(以下引用)>
彼らに共通して言えることは、ドラッグに手を染める
前より、染めてしまった後のほうが 何倍も 彼らが
孤独になってしまったと いうことです。
あなたは 吸わないかもしれない。でも、あなたの
友だちが クスリを吸った時 友達の立ち直りを
手助けするために あなた自身に正しい知識は 
必要です。<<

  


Posted by 伝兵衛 at 13:47Comments(0)