薬物依存症・性的少数派・少年非行

倉田めばさんがフリーダムニュースのNo.103　大阪
ダルク20周年記念号（2013年11月12日発行）に
「大阪ダルク20周年　ダルクはやりたくなかった」と
いう記事を書いておられます。以下は　そこから抜粋：
1997年　大阪ダルクは住吉区から高槻市寿町に移転した。
住吉時代、高槻時代の8年間、公的な助成はもらって
いない。寄付だけに頼った自主運営だった。
　ダルクは自助グループでなく、施設である。自助グループは　
来るものは拒まず、よほどの事がない限り、出入り禁止に
する権限もない。だが　施設は利用にあたっては　面接や
契約がある。人を受け入れるということは　最初から　
その中に排斥の可能性を含んでいる。
歳月はかつての自分の判断が　右であっても、左で
あってもどちらでも　良かったという、もう一つの外側
からの大いなるものの見方と赦しを与えてくれたように
思う。ダルクを20年続けてきた最大の成果である。