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伝兵衛
伝兵衛
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2007年12月04日

受け止め続け 笑顔を待つ/能重真作

受け止め続け 笑顔を待つ

朝日新聞 夕刊 ニッポン人脈記
2007年12月3日

先生に出会う3

(前半 水谷修先生の項は省いて 後半だけです)

 能重真作(のうじゆうしんさく)(74)は「行動する相談員」と呼ばれる。少年事
件の付添人として少年鑑別所に足を運び、少年たちの話を聞く。理事長を務める、
東京 ・新宿のNPO「非行克服支援センター」には万引きから強盗、傷害致死
まで、非行の相談電話がかかってくる。

 50年代から80年代、能重は東京の下町の中学校で非行の生徒と向き合った。
足立の中学では少年院送り寸前で転校してきた生徒の、番長風の制服、
たばこやシンナーをやめ させていく。彼に言われた。
 「おれからツッパリを取ったら何も残ってないんだ」。衝撃だった。
彼から「非行の勲章」を次々と奪ったが、代わりに何を与えただろう。

 言葉より行動で思いを示してきた。荒川の中学で生徒が教室を
バリケード封鎖した。加重は、出てくるよう説得するのではなく、
中に入って要求を聞いた。マラソン大会で自転車で伴走し、「頑張れ」と
声をかけると、生徒は「いいよな、先公は。頑張れって言えば仕事に
なるんだから」。急性肝炎で医師に運動を止められていたが、自転車を投げ
捨て一緒に走った。

今年、学校に行かずに盗みを繰り返した女子中学生の付添人になった。
彼女は盗みの日々を「必要な時間だった。親の操り人形となっていたら
自分が壊れる」と言った。就学前から休みなくけいこ事をこなし、
校門で待つ母の車の中で弁当を食べ、塾に送られていた。
「ほかに自分を取り戻す手段がなかったんだよね」と語りかけると、
「生活を立て直すよう努力してみます」と言ってくれた。

 子どもは信じられる大人を求めている。信頼が生まれると、
いらだった表情から素の顔がのぞき、自分を語り出す。
能重も水谷修も、その瞬間に賭ける。  (氏岡真弓)



Posted by 伝兵衛 at 10:18│Comments(0)
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