薬物依存症・性的少数派・少年非行

売春は　どんな場合に合法か？
2012年12月18日発：
2002年からドイツには　売春法があり、これが娼婦の
状況を改善することになっている。
ベルリンの娼婦相談所・社団法人Hydraによると　
ドイツに40万人の娼婦が働いている。年間売上は
145億ユーロ。巨大産業であるが　闇の業界だ。
なぜなら　無理やり働かせることもあるから。
売春法も　性的搾取から人を守ることは　しない。
この法により　ドイツの娼婦にとって何が変わった
かというと～
娼婦は　協定による労働への報酬に対して
請求権をもつようになった。
社会保障を義務付ける労働協定が　売春の
分野で　可能だと　この法は定める。
売春という仕事によって　年金や失業保険金
への請求権を得ることは　だから可能である。
健康保険にも加入できる。
それなのに　なぜ　多くの性労働者の現実が
改善されないのか。
フランクフルト・アムマインにある娼婦の
政治的・社会的権利のための社団法人Dona Carmen
によると　現実の労働では　娼婦は強力な制約を
うける。
たとえば（1）幾つかの州は　娼館を正常な
企業と認めていない。
（2）立入禁止地区を設定することによって　
売春を締め出すことがある。最近の例では　ドルト
ムントでは　街頭での売春勧誘が禁止されている。
（3）法的根拠もないのに　娼婦への課税（一日に
25ユーロ）が　７州で実施されている。
（4）職業斡旋所による　娼婦の職業斡旋は禁止されている。
●続く。
下記サイトから：
http://www.bild.de/ratgeber/recht/prostituierte/rechtliche-seite-der-prostitution-27709112.bild.html