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2007年09月04日

親の無関心・最も心配な

弁護士 井垣康弘先生の 連載
産経新聞2007年8月29日夕刊
君たちのために: 

国語と算数に限って物をいうのだが、公立小学校では、児童
の30%は授業に付いていけていないようだ。しかし、親が自ら
の指導や塾の利用でかなりカバーするので、結局、中学2、3
年生の段階で、九九が全部言えなかったり、漢字の読み書きが
ほとんどできない生徒は10%くらいにとどまるようである。
 (そして、そのような子どもたちのうち10~20%くらいが非行
に及ぶことは、既に述べているとおりである)

 読者から、ご意見をいただいたが、小学校4年生の女児の母
親は、「まだ九九さえも覚え切っていないので心配している。こ
の夏休みに、1年生の簡単な計算問題にまで戻って復習させ、
算数が分かるという自信をつけさせたい」とのことだった。
 別の読者で、小学校3年生の男児の母親は、塾には通わせ
ず、親自身がケアーしているが、時間的にも精神的にも限界
を感じるほど「ハード」で、「義務教育って何?」といいた
くなるとのことである。
 このように、小学校3年生段階から「落ちこぼれ」かけてい
る子どもたちに対し、親以外の「社会」は何か対応しているの
だろうか。私は、3ヵ所参観してきた。
 私の地元豊中市の児童館では、毎週火曜日の午後、小学生
最も心配な「親の無関心」の場合3年生以上を対象に、国語と
算数の 「学習クラブ」を運営している。指導は元教員である。
参観したのは1年近く前だが、23人の児童が来ていた。
 門真市では、元教員を中心に、NPO法人「教育支援・門真っこ」
ができていて、小学校3年生と4年生を対象に、毎週土曜日に、国
語と算数を教えている。定員(各30人)を超える希望者があって、
抽選しているそうである。
 柏原市では、教職員組合の先生たちが、夏休みに3日間、小
学校3年生から6年生で、「算数が分かるようになりたい」と
いう子どもたちを対象に、毎年 「サマースクール」を開催して
いる。今年は102人の参加があった。
 これらの参観の結果に基づく感想を述べたい。
 まず、ボランティアとして献身していただいている現・元教
員には、心から感謝の念を抱いた。お世話になっている子ども
たちから非行少年は出ないだろうと思った(非行を繰り返す子
どもたちは、周囲に本人が信頼できる大人が1人もいないもの
なのである)。
 また、参加者は親が子どもの教育に関心がある家庭の子ども
たちである。親の負担の一部を地域の大人が肩代わりすること
の社会的意義は大きいが、対象者の数も、指導の時間も、まだ
まだ少なすぎる。
 要するに、親が子どもの教育に無関心な家庭の子どもたちは
来ていない。それら「将来が最も心配な家庭の子どもたち」
は、「甘やかし」か「放任」か 「虐待」か、パターンは家庭に
よりさまざまだが、家庭・地域で、実質的な教育を受けること
なく放置されたまま大きくなり、「非行」という形で積年の
恨みを現すようだ。(この記事おしまい)

★ >お世話になっている子どもたちから非行少年は
出ないだろうと思った(非行を繰り返す子
どもたちは、周囲に本人が信頼できる大人が1人も
いないものなのである<
とは言うものの、周囲に信頼できる人を もてない障碍も
あるので なかなか 難しいです。
ただ 小学校程度の 学習を きちんとしていたら、高校中退
したと しても 通信制・定時制 高校など 敷居の低い
高校へ あとで 入るのに 抵抗は 少ないと 思います。



Posted by 伝兵衛 at 07:16│Comments(0)
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