2009年08月08日
保護司にも手当支給を/井垣 康弘
君たちのために 産経新聞
2009年8月3日 夕刊 連載から抜粋:
記事は買って読んでください。
少年院帰りの子供の再犯率が2割くらいある。地元の不良
グループからの誘いを断る方法を 教えて帰すのだが、
グループの層が厚いと、誘われ続けて根負けするのだ。
親の用意で、仮退院の翌日から働いている子は、「仕事
だから」とキッパリ断るともう誘いがこない。バイクや
車の免許がないと仕事が見つからないだろうと、親が
全寮制の自動車学校へすぐに行かせてくれるケースも
心配がない。
問題は、免許を取る費用を少年が自らバイトで稼ぐ
というパターン。バイトと不良交遊は両立するので、
一定数が必ず再犯に至る。
だから、少年院にいる間に、車の免許を取らせ、親や
保護司が仕事を見つけ(雇い主にも少年院へ面接に来て
もらう)仮退院の翌日から仕事漬けにする態勢を組めば、
少年院帰りの再犯はほとんどなくなる。
少年の就労支援基金をつくり、社会からの寄付を
募るのがよい。
ここで、保護司が無償ボランティアであることを
思いだしてしまう。私は、家事調停も裁判官の
立場で10年担当したが、有償ボランティアである
調停委員には、いろいろお願いして、調停を利用
する当事者のために、活躍をしていただいた。
それは1時間当たり数千円の呼当を支給して
いるからできたことで、無償なら、そこまで
頼む勇気がなかった。
保護司にも、同額の手当を支給すべきだ。
そこから少年の就労支援基金に対して多少の
ご寄付をあてにしても、しかられることはないだろう。
(弁護士、元家裁判事)
2009年8月3日 夕刊 連載から抜粋:
記事は買って読んでください。
少年院帰りの子供の再犯率が2割くらいある。地元の不良
グループからの誘いを断る方法を 教えて帰すのだが、
グループの層が厚いと、誘われ続けて根負けするのだ。
親の用意で、仮退院の翌日から働いている子は、「仕事
だから」とキッパリ断るともう誘いがこない。バイクや
車の免許がないと仕事が見つからないだろうと、親が
全寮制の自動車学校へすぐに行かせてくれるケースも
心配がない。
問題は、免許を取る費用を少年が自らバイトで稼ぐ
というパターン。バイトと不良交遊は両立するので、
一定数が必ず再犯に至る。
だから、少年院にいる間に、車の免許を取らせ、親や
保護司が仕事を見つけ(雇い主にも少年院へ面接に来て
もらう)仮退院の翌日から仕事漬けにする態勢を組めば、
少年院帰りの再犯はほとんどなくなる。
少年の就労支援基金をつくり、社会からの寄付を
募るのがよい。
ここで、保護司が無償ボランティアであることを
思いだしてしまう。私は、家事調停も裁判官の
立場で10年担当したが、有償ボランティアである
調停委員には、いろいろお願いして、調停を利用
する当事者のために、活躍をしていただいた。
それは1時間当たり数千円の呼当を支給して
いるからできたことで、無償なら、そこまで
頼む勇気がなかった。
保護司にも、同額の手当を支給すべきだ。
そこから少年の就労支援基金に対して多少の
ご寄付をあてにしても、しかられることはないだろう。
(弁護士、元家裁判事)
Posted by 伝兵衛 at 19:13│Comments(0)
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