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伝兵衛
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2009年05月23日

説諭の暇もない付添人弁護士/井垣 康弘 

君たちのために 産経新聞 夕刊 連載
2008年5月18日から 抜粋:

記事は買って読んでください。

私は、少年に対する鑑別結果通知書や調査官の調査票
のコピーを少年の付添人弁護士に与え、その内容を
かみ砕いて少年と親に伝えてくれるよう依頼し始めた。

 父親から「しつけ」という名の暴力を受けて育ち
(母親は傍観)、ほとんど不登校で同級生仲間と遊び
ほうけていた中学2年生の強盗致傷事件を例に説明しよう。

 鑑別所と調査官の処遇意見は初等少年院(短期)で
あるが、「親の虐待により暴力肯定的価値観が身に
ついており、家庭にも学校にも居場所が無く、不良交遊に
逃げ....」と少年の問題点が列挙されている。

 これらを説明するといっても、まずは少年や親の口から
具体的なことを聞き出すのが付添人の最初の仕事
である。
 例えば、少年が次のように語ったとしよう。
  「今回殴り倒した相手が携帯で110番し、パトカーに
捕まった。相手の携帯を奪っておくべきだったと
反省している」
 付添人弁護士は、少年の反省の方向がまるで違って
いることに驚くが、説諭している暇もない。両親からも
詳しいいきさつを聞いたあたりで審判に臨むことになる。
      (弁護士、元家裁判事)



Posted by 伝兵衛 at 14:14│Comments(0)
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