2008年07月09日
少年院での日記で見つけたすれ違い/井垣康弘 弁護士
産経新聞 2008年7月8日夕刊 連載
君たちのために から抜粋:
少年院へ動向視察に行くと、まず教育記録全部を
見せてもらうことにしていた。
「人の話を最後まで聞けない」という問題を抱えた
少年がいた。途中で相手の話をさえぎって割り込んで
しまうため、さまざまなトラブルを起こしていた。
日記を読むと 担任が 本人の失敗した具体例を
あげて改善法を指摘していた。
もう3ヶ月も同じ趣旨のやり取りが繰り返されていた。
面接で 話を聞くと、「週に一回くらい 相手の話が
あまりにも くど過ぎ、我慢できない場面に出会う。
担任は日記で因縁を付ける」と言う。
そこで その席へ担任に来てもらい説明したら
翌日2時間の特別面接が設定された。
その後 担任が 本人と面接を重ね指導が深まり、
退院が決まった。
君たちのために から抜粋:
少年院へ動向視察に行くと、まず教育記録全部を
見せてもらうことにしていた。
「人の話を最後まで聞けない」という問題を抱えた
少年がいた。途中で相手の話をさえぎって割り込んで
しまうため、さまざまなトラブルを起こしていた。
日記を読むと 担任が 本人の失敗した具体例を
あげて改善法を指摘していた。
もう3ヶ月も同じ趣旨のやり取りが繰り返されていた。
面接で 話を聞くと、「週に一回くらい 相手の話が
あまりにも くど過ぎ、我慢できない場面に出会う。
担任は日記で因縁を付ける」と言う。
そこで その席へ担任に来てもらい説明したら
翌日2時間の特別面接が設定された。
その後 担任が 本人と面接を重ね指導が深まり、
退院が決まった。
Posted by 伝兵衛 at 17:18│Comments(0)