2017年06月09日
性転換者の妻は・連載4
そして金持ちの人たちのクリスマス食事会の
ときにもレギーナは話した。ライン・マイン
地方の小さい町で夫婦は長年 慈善活動をし
てきた。この対談の時の反応は失望させるも
のだった。
急激な恐ろしい変化が繰り返し起きた。2015
年11月13日にも起きた。この日をレギーナは
正確に覚えている。レギーナと息子たちは
この日の夕方、近くの線路をくまなく探した。
雨が降っていた。夜おそく夫は家に帰ってき
た。ずぶ濡れになって、無表情だった。性転
換（希望者）の自殺率は その他の人と比べ
て高い。自分のパートナーについての気がか
りが 一方にあり、他方には 今までの生活
が完全に崩壊したということがある。将来の
計画は消えてしまったのだ。パートナーが新
しい自己意識を求めて一歩ずつ進んで行くに
つれて、レギーナの今までの生活は失われて
いく。この新しい面に関して 性転換（希望）
者のパートナーは折り合いをつけなければな
らない。パートナーの覚悟ができている限り
において夫婦関係は維持できる。（つづく）
下記サイトから：
http://www.faz.net/aktuell/rhein-main/frankfurt/transsexualitaet-das-neue-leben-ist-lebenswert-15009836.html?printPagedArticle=true#pageIndex_2
Posted by 伝兵衛 at 09:52│Comments(0)
│性少数派
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。