2016年03月07日
薬物使用後の復権・米大リーグの場合
日本経済新聞 2016年2月18日(木)スポーツ欄から抜粋:
見出し・薬物使用後の復権、更生機会与える米国流。著者 丹生政善。
米大リーグで過去、覚醒剤ではなく、コカインで出場停止処分を
受けた選手は少なくないが、いずれも復帰を果たしている。
例えば S.ハウは1980年に新人王になり、7度も同処分を受け、
92年には薬物ではリーグで初の永久追放になったが、シーズン後に
復権が認められた。80年代にはコカインスキャンダルが起き、パイレ
ーツの選手ら11人が最大1年の出場停止処分を受けたものの、
給料の一部を薬物更生プログラムに寄付することで試合に出続けた。
薬物に手を出した人を厳しく罰するのでなく、むしろチャンスを与える。
米大リーグの場合、容疑が野球賭博なら永久追放という処分が
下される。
対照的に依存性の高い薬物については、選手を排除するのではなく、
更生に力を注ぐ。今なら週3回の薬物検査を課すなどの更生プロ
グラムがあり、そこで陽性反応を示せば、薬物のリハビリセンターに
送るなどして、次の対応策をとる。処分後に球宴に出場、あるいは
引退後にリハビリセンターを開設した選手もいる。
清原容疑者の場合、米国なら おそらくテレビ局が出演させ、薬物
依存の危険性を語らせる。清原容疑者のように大物であれば ある
ほど影響力がある。レンジャーズのJ.ハミルトンは大リーグデビューの
前に出場停止処分などで3年ほど野球から遠ざかったが 復帰後
インタビューを受けた。「薬物の危険性を訴えることは、俺の義務だから」。
2007年4月2日。ハミルトンが大リーグ 初打席に立ったとき、客席は
総立ちになった。日本は清原容疑者を どうむかえるのか。薬物に
対する文化の違いが明確になるかもしれない。

見出し・薬物使用後の復権、更生機会与える米国流。著者 丹生政善。
米大リーグで過去、覚醒剤ではなく、コカインで出場停止処分を
受けた選手は少なくないが、いずれも復帰を果たしている。
例えば S.ハウは1980年に新人王になり、7度も同処分を受け、
92年には薬物ではリーグで初の永久追放になったが、シーズン後に
復権が認められた。80年代にはコカインスキャンダルが起き、パイレ
ーツの選手ら11人が最大1年の出場停止処分を受けたものの、
給料の一部を薬物更生プログラムに寄付することで試合に出続けた。
薬物に手を出した人を厳しく罰するのでなく、むしろチャンスを与える。
米大リーグの場合、容疑が野球賭博なら永久追放という処分が
下される。
対照的に依存性の高い薬物については、選手を排除するのではなく、
更生に力を注ぐ。今なら週3回の薬物検査を課すなどの更生プロ
グラムがあり、そこで陽性反応を示せば、薬物のリハビリセンターに
送るなどして、次の対応策をとる。処分後に球宴に出場、あるいは
引退後にリハビリセンターを開設した選手もいる。
清原容疑者の場合、米国なら おそらくテレビ局が出演させ、薬物
依存の危険性を語らせる。清原容疑者のように大物であれば ある
ほど影響力がある。レンジャーズのJ.ハミルトンは大リーグデビューの
前に出場停止処分などで3年ほど野球から遠ざかったが 復帰後
インタビューを受けた。「薬物の危険性を訴えることは、俺の義務だから」。
2007年4月2日。ハミルトンが大リーグ 初打席に立ったとき、客席は
総立ちになった。日本は清原容疑者を どうむかえるのか。薬物に
対する文化の違いが明確になるかもしれない。

Posted by 伝兵衛 at 13:29│Comments(0)
│薬物依存症回復支援
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