2018年06月02日
夜啼鳥「ホイッププアウィル夜鷹」
アメリカのポップ音楽のお気に入りの鳥
whippoorwill は その学問上の名をドイツ語
で表すと「悲しげに鳴く夜の亡霊」あるいは
「黒のど夜ツバメ」になる。
マーク・トウェイン、ハンク・ウィリアムス
からジョニー・キャッシュ、スマッシング・
パンプキンズまで 多くの歌や詩に これほど
登場する鳥は 他に ない。
しかし この鳥の個体数は この10年で1/3ほ
ど減ったと Simon Fraser 大学の研究者は確
認した。減少の原因は 食物の不足であろうと
される。この鳥は大型の飛ぶ虫を食べる。そう
いう虫が次第に 少なくなっている。
1940年代、1950年代に 田舎から都会へ移
った数百万のアメリカ人にとって ホイッププア
ウィルの歌は 失った故郷を語るもの だっ
た。1959年のJim ReevesやRoger Millerに
とって 故郷は「水は清く、冬は寒くなく、
木々は高くそびえ、暖炉に火が燃え、ホイップ
プアウィルの鳴く」所だった。1952年のフラン
ク・シナトラの「ブルースの誕生」にも ホイ
ッププアウィルが出てくる。
マーク・トウェインの「ハックルベリー・フィ
ンの冒険」で この鳥は「死の鳥」とされた。
一方、ヘンリー・デイビッド・ソーローは
1854年に この鳥の声を肯定的に聞いている。
ロングフェロー・エミリィ・ディッキンソン、
James Fenimore Cooper,フォークナー、
Robert Frost は アメリカ東部の森に みずか
ら選んで孤独に居ることを示す暗号として この
鳥の名を 作品に残している。
下記サイトから:
https://www.welt.de/kultur/article174914655/Wappenvogel-der-Countrymusik-Der-Whippoorwill-stirbt.html
★ブログ管理人の補足:日本のヨタカは この
鳥と姿は そっくりですが 声は まったく
違います。

写真提供:SACHIさん
Posted by 伝兵衛 at
08:48
│Comments(0)