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2010年05月11日

薬物乱用防止に向けた家庭教育・山本智也

現代のエスプリ 2010年5月号 p.183~196.
から抜粋。本文は 買って読んでください。

やまもと ともや 京都ノートルダム女子大学
生活福祉文化学部教授

 「薬物(ドラッグ)はなくなりはしない。」
 これは、ワイルとローセン による『チョコレートから
ヘロインまで』の冒頭の言葉である。
 そして、この言葉に続き、「社会から薬物を除去しよう
とのあらゆる努力も失敗するのがおちである」と述べてい
る。では、どうすればよいのだろうか。それは、薬物との
間の絆よりも、日々の生活の中での対人関係や地域コミユ
ーニティとの間の絆をなお一層強いものにしていくことであ
ろう。このように考えて、本稿では、薬物乱用防止に向け
た家庭教育とは、保護者が子どもの社会的絆を強化していく
ための働きかけであるとしたのである。その上で、こうした
家庭教育を支援するために、保護者同士が対話的な関係を
構築していくこと、対話的な関係の構築を中心に据えた
プログラムを考えるヒントを提示した上で、ファシリテーター
としての支後者養成という課題を明らかにしてきた。

〔引用・参考文献〕         ・
 (1) Freire,P. 小沢有作ほか訳 『被抑圧者の教育学」 
亜紀書房 1979.
 (2) 日高幸男編 『現代家庭教育概論(第二版)』 
同文書院 1985
 (3)Hirschi, T. 森田洋司、清水新二監訳 「非行の原因---家庭・
学校・社会へのつながりを求めて-」 文化書房博文社 1995
 (4) 警察庁 「警察白書 平成十一年版』 大蔵省印刷局 1999
 (5) 麻薬・覚せい剤乱用防止センター 『薬物乱用は「ダメ。
  ゼッタイ。」 子どもたちを薬物乱用から守るために 保護者
  用読本』
 (6) 水谷 修 『薬物乱用防止教育 その実際と、あるべき
  姿』 東山書房 2005
(7) 尾形由起子、山下清香、松浦賢長 「児童生徒と保護者
 の薬物認識状況と薬物乱用防止教育のあり方」 福岡県立
大学看護学研究紀要 第五巻二号 97~106頁 2008
(8)Weil,A.& Rosen,W. ハミルトン・遙子訳 
「チョコレートからヘロインまで」 第三書館 1986






  


Posted by 伝兵衛 at 16:38Comments(2)薬物依存症