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2014年02月07日

精神障害の親をもつ子ども・3部(上)

ドイツの人口の2~3%は境界障害を患っていると言われる。
男性より女性の方が 3倍なりやすい。症状は様々である。
本質的な症状は 気分の激しい変動、不安定な自己像、
心の虚しさ、見捨てられるという不安である。その他に 
不安、鬱、アルコール/薬物依存が しばしば見られる。
心の強い緊張は 自傷、自殺、あるいはパートナーや
自分の子どもに対する暴力に 向かうことがある。
二十歳代後半のリンダ自身は 身体への暴力を受けた
ことはなかった。しかし 母親が逆上して、父親を滅茶苦茶
なぐり、あるいは怒りのコトバを妹たちに吐き出したときに、
リンダは 子どものときから「家族カウンセラー」として
利用されねばならなかった。
子ども達が何かの形で 自分の考え方を展開し始めると 
すぐに、親は拒否され 脅かされたと思って、子どもを
操作し始め、親の表現で 子どもの生活に境界を設定し
始める。こころ(魂)を壊すほどまでの事をする。リンダは
攻撃から逃れた。適応したからだ。「良い子」と「悪い子」に
自分を分けることが、境界障害の親の側にいる子に 
変わることなく現れる型である。そうしているうちにリンダは 
自分自身の必要を知る勘を働かせる機会も、自分自身の
限界を知る勘を働かせる機会も、持てなかった。そうい
う勘を持てたのは ずっと後になってからだった。
(つづく)
下記サイトから:
http://www.faz.net/aktuell/gesellschaft/gesundheit/psychisch-kranke-eltern-war-ich-nicht-lieb-12711603-p3.html
精神障害の親をもつ子ども・3部(上)
写真 by SACHI


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Posted by 伝兵衛 at 18:01│Comments(0)こころのケア
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