薬物依存症・性的少数派・少年非行

4月29日のカキコミの続き。
Sven（4月29日のカキコミにでてくる人）は言う：未決拘留のあと　
刑務所で自分を変えようと決心するが　刑務所は暴力の支配する
場だ。だから　自分を変えることは　できない。
保護観察支援者　Wallnerが　保護観察の間、職業紹介所や
職業助言者のところへ　付いて行ってくれた。Wallnerは信頼
できる人だった。Wallnerさんへは　いつでも　電話できた。彼が　
いなかったら　Svenの今はない。
しかし　社会復帰は　最初は　うまく　いかなかった。基幹学校
（日本の高校のようなもの）を卒業していなかったので、卒業
資格を取ろうと思って　色々な学校の面接をうけたが　全部　
断られた。やっと卒業資格は取ったが、卸売・貿易の訓練生と
して職業訓練所に入るのは難しかった。Wallnerの協力で　
やっと　そこに入れた。Svenは　訓練所を卒業したら、大学入学
資格をとって、大学に入りたい。できたら　商学などを専攻したい。

Viktoriaも　うまく　やっている。美術助手の職業訓練を受け、
今は　田舎で彼と一緒に暮らしている。4月に結婚する。二三ヶ月後
に子どもが　生まれる。
犯罪を犯した少年が社会復帰できる見込みは　どのくらいか　
誰も分からない　と　Wallnerは言う。彼が面倒をみてきた少年少女
のうちに　再会できない人もいるし、一生つきあう人もいる。
　下記サイトから：
http://www.sueddeutsche.de/muenchen/resozialisierung-von-jugendlichen-gewalttaetern-zurueck-ins-leben-1.1328385-2　

写真 by yo_see(Photost.jp)