2008年07月02日
助ける心地よさ/依存状態の人の努力を妨げることも
日本経済新聞2008年7月1日夕刊
こころの健康学 連載 から抜粋。
慶応大学保健管理センター教授 大野 裕 先生。
自分が頑張れるから 他の人も同じように頑張れる
はずだと考えるのは好ましくない。
一方で、自分が頑張りすぎて、他の人が解決しない
といけない問題まで 抱え込んでしまうのも よくない。
こういう状態は アルコールや薬物に依存している人の
配偶者など 親しい立場の人に 起こりやすい。
依存状態にある人を助けようと 頑張る人も その
心地よさに依存しているという意味で、専門的には
共依存と呼ぶ。
共依存状態から抜け出すためには、相手の人の
力を信頼し、その人にとって何が 本当の助けに
なるかを 考える こころの 余裕を持つことが
まず大事になる。
こころの健康学 連載 から抜粋。
慶応大学保健管理センター教授 大野 裕 先生。
自分が頑張れるから 他の人も同じように頑張れる
はずだと考えるのは好ましくない。
一方で、自分が頑張りすぎて、他の人が解決しない
といけない問題まで 抱え込んでしまうのも よくない。
こういう状態は アルコールや薬物に依存している人の
配偶者など 親しい立場の人に 起こりやすい。
依存状態にある人を助けようと 頑張る人も その
心地よさに依存しているという意味で、専門的には
共依存と呼ぶ。
共依存状態から抜け出すためには、相手の人の
力を信頼し、その人にとって何が 本当の助けに
なるかを 考える こころの 余裕を持つことが
まず大事になる。
Posted by 伝兵衛 at 17:58│Comments(0)