2017年10月28日
薬物依存症者家庭で育った子(1
Adrian Goiginger はザルツブルクの薬物依存
症者の多い地域で過ごした子どもの頃について
素晴らしい映画を作った。映画は過去と決着を
つけるものではなく、母親への愛の告白になっ
ている。
「ママ、僕は冒険家になれる?」と幼いアドリ
アンは散歩の途中で母親に尋ねた。母親は屈ん
で 子どもを両手でつかみ、目をみつめる。
母親たちが大事なことを伝えようとする時に
するのと同じように この母親もそうした:
「絶対になりたいと思う人に ならないと
いけない」。少年は後に映画監督になった。
勇気と自信と空想力は 監督になるのに必要な
ことだが、それらを母親ヘルガは息子に与え
た。ありそうにないことだが、実際そうなっ
た。ヘルガは重症のヘロイン依存症者だった。
(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/kultur/film/2017-09/adrian-goiginger-regisseur-die-beste-aller-welten
Posted by 伝兵衛 at 16:46│Comments(0)
│薬物依存症
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