2017年05月11日
戦災孤児・児童養護施設から学者に
「刑務所は解決にならない」連載1
法学者・社会科学者であるBernd Maelicke は
再社会化プロジェクトを展開している。社会
を再犯罪から守るために政治は もっと多く
のことができると 彼は言う。彼は「刑務所
のジレンマ」という本を書いた。以下は彼へ
のインタビュ:
父は1945年に戦死した。母は突然 二人の幼
い子を抱え、爆撃されたベルリンで暮らすこ
とになった。6歳のときゲッティンゲンの祖
父母のところへ行った。祖父は二番目の奥さ
んと一緒に暮らしていた。祖父母は私に対し
てよそよそしかった。私は家族との別れが
辛かった。なので 路上で友達と遊んだ。
12歳のとき非行グループに入り、人を襲っ
た。学校では ますます悪くなっていた。
里親になってくれた祖父母は することが
多すぎて 里子の面倒まで見きれなかった。
ついに児童相談所が介入した。私はハールツ
山地の養護施設に入れられた。当時、施設に
いた子ども達が どのように虐待され、抑え
つけられたか、今では 私たちは知っている。
(つづく)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/leben/resozialisierung-gefaengnis-ist-keine-loesung-1.2505479
Posted by 伝兵衛 at 11:05│Comments(0)
│刑務所
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