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2015年04月15日

陳子昴、「春の夜 友に別る」

しろがねのあかし煙青く
敷物に はゆる黄金(こがね)の樽
離れのひとまに琴柱(ことぢ)たてて
別れゆく道の はても知らず
月影は おぼろ 梢(こずえ)高み
あかつきは近し河ぞ白む
今はとて去れば都いづこ
いつかまた ここに君とあはむ
◎下から二行目の「都」は漢文では「洛陽」。

★土岐善麿、「鶯の卵」,改造文庫 202p.昭和7年刊。
に収録されている漢詩の邦訳.
この漢詩集は 日本語訳をローマ字で書き表していて
最後の行の「あはむ」はローマ字では awan となっている。
1909年に出版された A lute of jade という本に
L.Crammel-Byng がイギリス語に訳した上記の詩が
収録されている:
(大正時代の末期にアサヒグラフに連載したものを
まとめて「鶯の卵」としてアルス書店から出版されたのが 
この文庫本「鶯の卵」の元で、大正の頃には英語でなく 
イギリス語と言うたらしい)その英語版は:

THE LAST REVEL

From silver lamps a thin blue smoke is streaming,
And golden vases 'mid the feast are gleaning;
Now sound the lutes in unisone,
Within the gates out lives are one.
We'll think not of the parting ways
As long as dawn delays.

When in tall trees the dying moonbeams quiver:
When floods of fire efface the Silver River,
Then comes the hour when I must seek
Lo-Yang beyond the furtherst peak.
But the warm twilight round us twain
Will never rise again.
陳子昴、「春の夜 友に別る」
写真 by SACHI




Posted by 伝兵衛 at 18:25│Comments(0)
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