QRコード
QRCODE

和歌山の情報発信
ブログポータル

ログインはTOPページで
私も作ってみる


[PR] 和歌山情報ブログでチェックイコラブログ
[PR] 商品ページ1ページからリニューアル!!楽天ヤフーOK!現在キャンペーン


アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 4人
プロフィール
伝兵衛
伝兵衛
オーナーへメッセージ

2008年02月17日

見守る学校が最後の砦/日経記事クラスルーム

★下記の記事のような生徒指導主任の先生は 毎晩 夜中まで
走り回り 疲れ果てると思います。ありがたいです。

うちの校区の中学で 学校から50メーター離れた◎◎屋の中と裏に
生徒が 毎日 集まって 煙草を吸いながら談笑していても
学校は 「校外は警察の管轄だから」と言われました。
夏休み中 公園で毎晩のように 集まって 花火を水平に打って
騒いでも 誰も中学へは 電話しないようでした。

中学卒業後 グループの指導者2人は それぞれ 鑑別所と
少年院へ入りました。よほど 悪いことを しないと 警察も
取り扱う暇が ないのだと 思いました。

★ 日本経済新聞 2008年2月15日 夕刊から抜粋

見守る学校が最後の砦

 私が勤務する中学校は生徒指導上の問題を数多く抱えている。
生徒指導主任の私は問題行動を起こす生徒と様々なかかわり
を持ってきた。
 「お宅の生徒が、道に座って歩行の妨げになっている」 
学校には、ほとんど毎日のように苦情の電話が入る。
そのたびに現場に駆けつけ、
周りの人に迷惑をかけないように注意して解散させる。

  以前から、問題行動が多い生徒ほど、寂しさや不安を胸に秘め、
お互いの傷をなめ合うために群れたがる傾向が強かった。

 かつては、それを受け入れるゆとりのようなものが、
地域や家庭にはあった。苦情の電話をかける前に、直接注意する
”うるさいおじさんやおばさん”がいた。家庭でも「外で
迷惑をかけるなら、いっそ家に仲間を呼んで過ごすように」と
いう親が多かった。 
 社会が豊かになるにつれ、人間間係が希薄になったといわれる
が、それが子供の周りにも及んでいる。問題行動を起こす子供
たちを見ていると、彼らが社会とのかかわりを拒否していると
いうより、彼らを取り巻く社会の方が拒否しているのではな
いかと思うこともある。

 だからこそ、学校は彼らを守る最後の砦(とりで)であらねば
ならない。これからも「店の前に中学生が集まっているので、
すぐに来てください」という連絡には誠意をもって対応し、
彼らのメッセージを正面から受け止めよう。おそらくは「別に
悪いことしてねえよ。うぜーな」と言われるだろうけれど。
        (学校研究会)



Posted by 伝兵衛 at 09:40│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。