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プロフィール
伝兵衛
伝兵衛
オーナーへメッセージ

2017年10月11日

私の男は以前、女だった(10


2016年に彼は勇気を奮い起こすために自分の
過去について本を出版した。資金はクラウド
ファンディングによった。それは 二人にとっ
て解放を意味する後押しになった。ついに
隠しだてしないで性的志向について話すことが
できた。なぜ二人が子どもを持つことが でき
ないのか、なぜフィリップがプールに行く気が
しないのか などについて説明することが 
ついに できた。二人は8年一緒にいる。幸せ
なカップルだ。相手がいないなどと いうこと
は お互いに想像できない。(つづく)
下記サイトから:
http://ze.tt/mein-mann-war-mal-eine-frau/?utm_campaign=zonteaser&utm_medium=teaser&utm_source=zon


  


Posted by 伝兵衛 at 20:24Comments(0)性少数派

2017年10月10日

私の男は以前、女だった(9


レーナは結婚や子どもについて憧れたことは
ない。「何ごとも起きるに 任せようといつも
考えていた」とレーナは言う。フィリップとの
付き合いもレーナの身に降り掛かったことだ。
時が過ぎ、二人は友達や家族に話した。話しを
聞いた女性たちの反応は冷静だったとフィリッ
プは言う。しかし男たちに ついてはフィリッ
プは完全な男と みなされないのでは ないか
とおそれていた。しかし そうでないと分かっ
た。一度だけ誰かがレーナに言った:「あなた
は ほんとの男と付き合えないのか!」。これ
を聞いたレーナは怒鳴り返した:「私のフィリ
ップは そこらに居るチンピラよりは男らしい」。
(つづく)
下記サイトから:
http://ze.tt/mein-mann-war-mal-eine-frau/?utm_campaign=zonteaser&utm_medium=teaser&utm_source=zon


  


Posted by 伝兵衛 at 16:22Comments(0)性少数派

2017年10月09日

私の男は以前、女だった(8


彼が自分の気持ちを表す言葉があると知ったの
は幾年も過ぎてからだった。「性転換」という
言葉だった。女を男にするための専門的相談や
手術があると知った。治療・ホルモン療法・痛
い手術が続いた。しばしば彼が疲れきったのも
不思議でないとレーナは思った。二人は休みな
がら会った。それから二人は田舎へ引っ越した。
庭つきの大きいアパートに住み、犬と猫も飼
った。幸せなカップルだった。(つづく)
下記サイトから:
http://ze.tt/mein-mann-war-mal-eine-frau/?utm_campaign=zonteaser&utm_medium=teaser&utm_source=zon



  


Posted by 伝兵衛 at 11:37Comments(0)性少数派

2017年10月08日

私の男は以前、女だった(7


からだは なお女性のままだった けれど
フィリップは男として生きようと努力していた。
彼は植木屋やデパートで働いたり、アパートの
管理人をしたりした。色んな名前を名乗った。
女性と短期の関係をもつことも多かった。そし
て洗練された技術を使って、彼が男の体である
ということに女性が気づかないようにした。
女性が彼のTシャツやズボンの中へ手を入れて
きた時には 恐ろしい傷痕について訳の分か
らない話しを作り上げた。ある時には上半身を
ギプスで固定して ひどい事故について語った。
(つづく)
下記サイトから:
http://ze.tt/mein-mann-war-mal-eine-frau/?utm_campaign=zonteaser&utm_medium=teaser&utm_source=zon


  


Posted by 伝兵衛 at 16:32Comments(0)性少数派

2017年10月07日

私の男は以前、女だった(6


フィリップは妻と別れ、レーナのところへ引越
してきて、店はやめた。二人で住むにはレーナ
のアパートは狭かった。彼はホルモン治療を
受けていたせいで、不機嫌だった。
しだいにレーナは彼の過去について知るように
なった。彼はミリアムという女の子として生ま
れた。子どもの時に もう からだと心が違う
と感じていたことなどをレーナは知った。彼は
13歳のときに女の子用の自転車に棒を付けた。
胸を押さえつけて平らに見えるように妹の水着
を着た。家から出て、見習い修行に入り、あち
こち住む所を変え、路上で暮らしたこと等も
レーナは知った。パートの仕事をして、20歳台
半ばに身分証明書を刻んで捨てた。ミリアムと
いう女性は終わった。(つづく)
下記サイトから:
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Posted by 伝兵衛 at 15:10Comments(0)性少数派

2017年10月06日

私の男は以前、女だった(5


レーナは さらに彼に会って彼の力強い手を見
て、彼は女だった時も そういう手だったのか
なと思った。足も大きかった。ついに見つけた
女性らしさはヒップに脂肪が多すぎるということ
だった。しかし男の中にも皮下脂肪の多い人は
いると気づいた。彼は優しかった。典型的な
女性なのか どうか長い間 考えた。必ずしも
そうでは ないと思った。
数ヶ月たって、彼女は諦めた。女性らしいもの
は何もないと いうことだ。女性だったとして
も、今は女性らしさは消えている。今は彼への
恋だけがあった。そしてベッドでは どうなの
だろうという好奇心が生まれた。しかし今の医
学は 機能的にも美的にも十分な外部器官を作
ることが できるという確信が そういう好奇
心を しりぞけた。前に経験した幾人もの男と
の場合よりも 具合よかった。(つづく)
下記サイトから:
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Posted by 伝兵衛 at 20:36Comments(0)性少数派

2017年10月05日

私の男は以前、女だった(4


レーナは悩んで彼の妹に電話した。しかし彼女
はただ「はい、それで?」「へぇ~、それで?」
と言うだけだった。レーナは苛立った。妹は
「それが元で何か起きるの?」と言うた。
レーナは訳がわからなくて「起こらいでか!」と
叫んだ。「たとえば子どものことは どう思う
のか!」。しかし妹は落ち着いて答えた:「子
どもを持てないカップルは いくらでもいる」。
レーナは黙ってしまった。レーナはこの不条理
に逆らうために最後の抵抗をした。「なぜ こ
んなことが私の身に降りかかったのか?なぜ
普通の男と出会えないのか?」とレーナは叫ん
だ。妹は答えた:「あなたが普通の男を望まな
かったからだ」。
確かに そうだ。レーナは着飾った男に飽き飽
きしていた。人間関係の中で決断のつかないま
ま、おろおろと歩き回る男に飽きた。レーナは
特別な男が欲しかった。それが見つかった!
(つづく)
下記サイトから:
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Posted by 伝兵衛 at 13:58Comments(0)性少数派

2017年10月04日

私の男は以前、女だった(3


次の日、彼からメールがきた:「私は以前、今
のようで なかった」と書いてあった。「私は
女性として生まれたけれど、いつも男だという
気がしていた。なので今は肉体も男のモノを
備えていて、本当の男になっている」。ヒェ~
エライコッチャ、えげつないとレーナは思った。
色々 思い巡らせた。女なのに女でないと思っ
ていて、男になっている?これは性転換?全く
分からん。レーナは精神を集中しなければなら
なかった。この男(この人間)との出会いにつ
いて考えた。この人に女性的なものは何もみつ
からなかった。
(つづく)
下記サイトから:
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Posted by 伝兵衛 at 11:20Comments(0)性少数派

2017年10月03日

私の男は以前、女だった(2


凍える寒さの中を注文した郵便カードを配送し
てくれたことに感謝を伝えるのに、コーヒーを
出すのを まったく忘れてしまったと彼は翌日
レーナに手紙を書いた。二人はメールをやりと
りし、電話をかけているうちに 取引上の付き
合いでは なくなった。レーナは配送の仕事が
なくても しばしば彼の店に寄った。二人は彼
の小さい店で一緒に過ごした。彼は婚約してい
ると言った。レーナも結婚していると嘘を言っ
た。いつかバレると二人とも思っていた。
そのうちに二人はキスした。彼は控えめな人だ
が、何かあるとレーナは思った。彼女は彼のこ
とをグーグルで検索した。フェイスブックに彼
の上半身裸の写真があった。胸に大きい傷痕が
あるのを見つけた。ひょっとしたら彼には乳房
があったのかなと思った。彼にそのことを話し
たが言い逃れされた。そのうちに彼は打ち明け
た。彼は平均的なタイプでないとレーナは思っ
ていた。(つづく)
下記サイトから:
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Posted by 伝兵衛 at 16:11Comments(0)性少数派

2017年10月02日

私の男は以前、女だった(1


レーナは28歳のときフィリップと知り合い、
好きになった。その後 彼は前はミリアムとい
う名の女性だったと知った。普通でない愛の
物語:
初めて彼に会ったのは雪の積もった1月のある
日だった。幾時間もの間レーナは小さい配送車
で、凍った道を走っていた。フィリップは配送
路線の外れの その日最後の配達先だった。
彼女は葉書の出版社で働いていて、彼に新しい
カードとカード置きの台を持ってきた。予定を
遅れ、疲れ果て、彼の店に着いた。気まずい出
会いだと彼女は思い、何という女だと彼は思っ
た。
彼は3日も髭を剃っていないようだった。レー
ナは28歳の独身、もっと多くのことを期待して
いた。彼女は配送の仕事についたばかりだった。
彼は彼女のことを他の客と比べて 歳をとって
いないし、興味がもてた。しかし彼女は残念だ
けど 彼のことを小さ過ぎると思った。彼女は
大きい筋肉質の男が好きなのに、彼はレーナと
同じ背丈だった。しかし彼は何かあるものを
持っていた。(つづく)
下記サイトから:
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Posted by 伝兵衛 at 16:45Comments(0)性少数派

2017年10月01日

文楽がつなぐフィリピンでの物語


報告会
日時 2017年10月30日(月)開演18.30
料金 2000円
会場 TORII HALL
大阪市中央区千日前1-7-11上方ビル4階
予約・問合せ:トリイホール 06-6211-2506

大阪ミナミ道頓堀は、昔、たくさんの芝居小屋
が立ち並び、賑わいある町でした。なかでも人
形浄瑠璃文楽で演奏される「義太夫節」を始めた
竹本義太夫の作った芝居小屋『竹本座』は、
大変人気があったそうです。
その地にある大阪市立南小学校は、全校生徒の
40%以上が海外にルーツを持つ子ともたちです。

2012年4月に、その小学校に通うフィリピン人
の母子心中がありました。
文化の違いを認め合うことができないことで、
悲しい事件へとつながってしまったことに、
文化の発信を担う私ができることはないかと
考えました。

それ以降私たちは、フィリピンのルソン島・
パターン半島のビノカワン小学校との交流を
始めました。
そして今年の8用にビノカワン小学校で大阪の
伝統文化の「文楽」を紹介する、文楽ワークショ
ップ・デモンストレーション公演を実施いたし
ました。
その時の模様を、写真なとを交えご報告させて
いただきます。
  大阪ミナミ国際文化交流委員会 鳥居弘昌

出演
人形浄瑠璃文楽座:人形遣い吉田簑紫郎
鳥居弘昌 他。

※地下鉄 難波駅(御堂筋線・千日前線)下車
     日本橋駅(千日前線堺前線)下車
地下・なんばウオークB20階段出口より徒歩2分


  


Posted by 伝兵衛 at 12:18Comments(0)文楽・人形浄瑠璃