2017年02月23日
薬物依存専門の保護観察官、全国に
日本経済新聞2017年2月20日(月)から抜粋:
法務省は 来年度から薬物依存症者への対応
に特化した「統括保護観察官」を東京・大阪・
福岡・広島など主要都市にある保護観察所
12カ所に一人ずつ配置する。
観察期間終了後は 薬物専門の医療機関や
精神保健福祉センターなどに橋渡しもする。
覚醒剤取締法違反罪で服役し、出所した受刑
者の内 刑務所に戻る人の割合は約40%。
一方、刑法犯全体の平均再入所率は23.4%に
とどまる。
★ブログ管理人の蛇足:人口10万人あたり
覚醒剤取締法事犯の検挙率(都道府県別)に
おいて和歌山県は 例年 上位である。
女子刑務所も県内にある。主要都市と言わず
和歌山県にも この保護観察官を置いて
ほしい。「薬物専門の医療機関に橋渡し」
したいと言うても 県内に 薬物専門の
窓口はない。県立医大 精神科 教授も
薬物専門の医師は とうぶん 現れないと
言うて おられる。