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伝兵衛
伝兵衛
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2016年03月18日

「薬物依存症はひとりで苦しまないことが回復への道」

国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所の
Dr.松本俊彦へのインタビュ、NHK 2016年2月25日放映。
下記サイトから:
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/1800/240072.html

刑の一部執行猶予制度が6月から始まります。たとえば
懲役3年のうちの1年間は執行猶予されて、保護観察所の
監督下で地域で治療を受けてもらうんです。
薬物依存症の人たちが特に薬を使いやすいのは刑務所を
出た直後です。刑務所の中にいると、どんな重症の薬物
依存症の人たちも使いたい欲求は意識しません。絶対に
使えないと考えなくなるんです。本人はそれですっかり薬の
ことを忘れて、もう治ったと思ってしまいます。だから、薬を
目の前に置かれても多分使わないで済むだろうし、使ったと
しても前みたいに仕事に支障が出るような使い方はしない
だろう、いいお付き合いができると思って再び使ってしまうん
です。そういうことを考えると、私は刑務所にいる期間が
長すぎると感じています。依存症は、別名「忘れる病気」とも
言われているんです。最後の悲惨な感覚を忘れないようにする
ためには、刑務所は長すぎないほうがいいと考えています。

予防に成功はしているけど、依存症を抱えた人たちの治療や
社会復帰に関しては、先進国では最低ランクなんですね。薬物
依存症はれっきとした精神疾患です。ですから私たちは、病気を
抱えた人たちとどうやって共生していくのかということを考えないと、
先進国とは言えません。

  


Posted by 伝兵衛 at 08:50Comments(0)薬物依存症回復支援