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伝兵衛
伝兵衛
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2015年06月16日

アルコール依存症の父をもつ娘(上)

父親がアルコール依存症なので、父から遠く離れた大学に
進学した娘の手記。
やっと支援が必要だったのだと気がついた。
遠くの大学へ入ったことを 友人達は 自己実現の行動だと
受け取ったが 本当のところは 父のアルコール依存から
逃れるために 父のもとを去っただけのことだった。
私が幼かった頃、両親は離婚した。母親のもとで育って、
父は週末に会いに来た。
子どもの頃、父を素敵な人だと思っていた。二人でバルト海の
浜で化石を探したりした。週末に雨だったら、二人で「人は
君を怒らせない」という遊びをした。父は私に本を読ませる
だけのこともあった。最初のうちは漫画や子ども向けの犯罪小説を
読ませた。後になると、父親の自著を読ませた。読んでも理解
できない本が多かったけれど。
しかし年長になるにつれて、父と居ると落ち着かない気分が
強くなった。父に大きい変化が起きていたからだろう。父が
朝早くから酒を飲み始めるのに気がついた。
父は常に自分が正しいとする考えを 私に対して持っていた。
時には挑発的になった。「いつでも酒を止められるが 止める
つもりはない」。こういう言葉を聞いていると、父親というものに
対する憧れを嘲笑するものと思えた。自分の娘を思いやることを 
父親は自分でからかっている ように思えた。(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/studium/uni-leben/2015-06/alkoholismus-vater-depression-belastung

写真提供 SACHIさん  


Posted by 伝兵衛 at 18:25Comments(0)アルコール依存