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伝兵衛
伝兵衛
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2015年02月01日

ホームレス支援inハンブルク(中)

(ブログ管理人の蛇足:きのうのカキコミへのアクセスが多かった
ので、薬物関連のカキコミの場合よりも ずっと多かったので 
この連載を後 数日、続けます。エライ事になった)。
シュミットさんの奮闘は長い論争を引き起こした。野戦台所を
買い取った後、彼は市と話し合ったが、拒否された。スープ配給
台所が来るようになると、ハンブルクに もっと多くのホームレスが
集まるのではないか、そしてシュミットは やりたい放題するのでは
ないかと言う おそれを 近くの住民・商工業者・政治家はもっていた。
それでも ついに市は了解し、しかも支援さえ約束した。しかし最初は 
去年の冬の間だけということだった。そこでシュミットは異議を唱えた
「ホームレスは夏にも腹がへる」。彼はまた別の申請をだして、
委員会が改めて開かれるのを待つ他なかった。
長い間なにも起きなかったので、彼は そうする権利があるのだと
主張した。彼はハンブルク市の規則を手書きして、それを行政
区役所に提出した。
何の成果もないまま、夏が過ぎた。しかし何と言うても冬のための
認可は既に得ていた。彼は週に三回以上スープを配りたいと
思っていた。そして夏にも同じことをしたかった。「移動スープ台所は 
半年の間、家の前に置いているだけで、錆びさせるのは意味がない」。
午後1時にシュミットはスープが焦げつかないように かき混ぜ
始める。今日はトマト・ブロッコリー・アスパラガス・米のスープだ。
車には「すべて無料」という看板が掛けてある。通り過ぎる人々は
彼に「ハロー」とか「モイン」とか声をかける。スープは食べる人
だけでなく、世話する彼をも幸せな気持ちにする。
(プロジェクト2へ続く)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/hamburg/stadtleben/2015-01/obdachlosigkeit-hilfe-suspended-coffee-gulaschkanone-hamburg

写真 by SACHI
  


Posted by 伝兵衛 at 13:47Comments(0)路上生活