薬物依存症・性的少数派・少年非行

スピードのような普通のアンフェタミンよりも　クリスタルの方が
人を興奮させる。これをやると、空腹感や心配事は消える。
コカインよりも性的刺激が強い。何よりも依存症に速くなって
しまう。長期にやると、クリスタルは記憶力を壊し、偏執症や
うつになる。妄想も起きて　壁の小さいシミが有害な虫でない
かと思い込む。感情鈍麻も起き、何のために働き、読み、
料理するのか　全てが無意味に思えてくる。
このブログのカキコミ（上）で述べたダニエルはクリスタルを
10年生（高1）のときに使い始めた。ダニエルはゲイだが、
すべてのゲイが薬物を使うとは思っていない。医師や治療者は　
クリスタルはすべての人の薬物であると言っている。
2013年にドイツ全土で４トンのクリスタルが消費された。
ダニエルはクリスタルに至るまでには　１４歳でビールを飲み、
１６歳でマリファナをやり、１９歳でエクスタシーをやり、２２歳で
コカインをやった。コカインが気に入った。コカインは効き目が
長く続かないので、次々に買うことになった。その後にクリスタルを
始めた。クリスタル「使用前・使用後」の顔写真をそのときには　
見たことがあった。恐ろしげな顔になるのは分かったが、
クリスタルを試してみた。
（つづく）
下記サイトから：
http://www.zeit.de/gesellschaft/2014-05/crystal-meth-droge-drogenkonsum/seite-2