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伝兵衛
伝兵衛
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2012年09月02日

ADHSプラス・自己懐疑に満ちた幼少期、気分の変動(中)

「ADHSプラス」の子どもは 学校を卒業できなかったり、職業訓練の
場を失くしそうだったりする。人間関係は 何度も断絶してしまい、
独立して親の家から離れることができない。内的動因が無く、マリフアナ
を長期に吸い、本気で自殺しようとしたりする。8歳のとき単純な
ADHS(ただの不安や単なる鬱)だと診断された人に 比べて、
「興奮を示す調整障害」の人は 19歳の時点で うまく生きていない。

ADHSと診断された子どものうち 20%は実は「ADHSプラス」に分類される。
今 ADHSの患者に投与されているMethylenidatは 神経過敏や怒りの
爆発に効果があるが、不安や鬱には 効かない。神経過敏の極端な
自閉症の子どもに 10歳以前に使われる薬を このADHSプラスの
患者に使うことが 議論されている。

フランクフルト大学のDoerte Grasmannは ADHSプラスの治療を
開拓している。一人での治療 あるいは グループ治療として、衝動を
コントロールすることや ストレスのある状況から抜け出る支援を 
試している。別の子が 教師などの世話係から心遣いを受けている
のを見て、この病気の子どもは かっとなる。というのが典型的な状況だ。
実は 中立的な刺激なのに「興奮を示す調整障害」の子どもは それを 
挑発として 認識する。その結果、そのような子どもは 対人関係の
現実を しばしば歪めて認識する。そこで 別の子に対して 暴力を
振るったり、言葉で襲ったりすることになる。攻撃的な子は 後になって 
絶望し、後悔する。否定的な自己像をもち、自分の価値を認める感情も乏しい。
「興奮を示す調整障害」は 現在、公式の診断しては 分類されて
いないので、治療法の開発は 難しい。分類システムに現れない病気は
 研究されないからだ。(つづく) 
下記サイトから:
http://www.faz.net/aktuell/wissen/mensch-gene/stimmungsschwankungen-eine-kindheit-voller-selbstzweifel-1611193.html
  


Posted by 伝兵衛 at 14:49Comments(0)こころのケア