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伝兵衛
伝兵衛
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2012年07月04日

刑務所の医者・Joe Bausch(下)

この職業に就いていると たとえば患者が何人もの人を
残忍なやり方で殺しているというような耐え難い状況もある。
医師求人活動も大変だ。「医師新聞」に求人広告を載せても 
申込はないし、来てくれても一年で辞めたりする。
しかし 刑務所の医師にも良い点はある。たとえば 外で
働くのと比べて、保険医協会や健保組合からの強制もなく、
自由に仕事ができる。私には 患者一人あたりの予算はない。
これは大変な利点だ。20人のHIV感染者と230人のC型肝炎の
患者を 刑務所の外で治療したら3ヶ月で破産するだろう。
Werl刑務所の医療年間予算は 100万ユーロ。人件費はこれに
入っていない。薬と検査の費用である。この金額は多いように
聞こえるが 保健活動費は州の司法執行予算のわずか1%である。
刑務所の医師として働こうと思っている人は 刑務所のシステムを
理解しなければならない。白衣を着た神様ではなく、一つの役所で
働く人である。困難な事態を好きな人で なければならない。
揺るぎない「人間イメージ」を持たねばならない。(おしまい)
下記サイトから:
http://www.spiegel.de/karriere/berufsleben/interview-mit-joe-bausch-als-gefaengnisarzt-in-der-jva-werl-a-836333.html

  
タグ :ドイツ


Posted by 伝兵衛 at 16:54Comments(0)刑務所