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伝兵衛
伝兵衛
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2012年02月14日

脳の神経の結びつき方が遅いと依存症になる

脳が変化しているから依存症になるのか、依存症なので
脳が変化したのか。
薬物依存症の人の脳と その人の健康な兄弟姉妹の脳には 
両方とも 変性が見られ、衝動をコントロールするのが 
困難で あることも 認められる。
ケンブリッジ大学のKaren Erscheのグループは その
ような変則を持つ人が 薬物依存症になりやすいということを 
手がかりにした。この報告は アメリカの雑誌 Scienceに載せられた。
依存症にならなかった兄弟姉妹を 守ったのは 何かが 
重大な問題だ。
50人のきょうだいを被験者として(一人は健康で 一人は
薬物依存症のきょうだい)彼らを50人の健康な人と比較した。
被験者である きょうだいは 子どもの頃に既に 対照群と比べ、
困難を経験していた。

衝動をコントロールするのが困難であるということは、脳の白質に 
すなわち 神経の結びつきに現れている。対照群と比べて 
被験者の場合、前頭葉の神経結合は 効率的でない。
前頭葉は 人間らしい行動をコントロールするので このことは
重要である。
その他に 脳の中で 習慣にとって大切な領域(被殻 putamen)
が大きくなっていることも 見つけられた。

薬物依存症者の脳に変化があるのは わかっていた。しかし 
その変化が 薬物使用の前から あったのか、あるいは 薬物
使用によって生じたのかは 今まで分からなかった。この
研究で初めて知られた。
薬物依存症者の健康なきょうだいは 依存症者と同じ変化を
脳に持ちながら そして 衝動のコントロールに困難を持ちながら 
なんとか やっていけているのは どうしてか、が 今後 研究
される。これにより 新しい治療が生まれるかも知れない。
下記サイトから:
http://www.welt.de/wissenschaft/article13847818/Langsame-Schaltwege-im-Gehirn-machen-suechtig.html
  


Posted by 伝兵衛 at 22:27Comments(0)薬物依存症