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伝兵衛
伝兵衛
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2012年02月08日

強姦・トラウマ後遺症・頭の中の汚物(下)

治療において 感情と理知とを意識して 分離するように務める。
感情と理知の間の橋渡しが「心像としての絵」であり、
認知療法が再発見した方法である。
「心像の絵」は 精神心理療法において 長い伝統をもつ。
19世紀に 精神科医 Pierre Janetが これをヒステリー患者の
治療に使った。20世紀初めに カルル・グスタフ・ユングが 
無意識への接近のために 想像を利用した。
行動療法において 想像は 治療の手がかりとしては 
長い間、嫌われてきた。しかし この考えは 変わってきている。
英国の行動療法家 Luisa Stopaは 絵を用いた心像と 
それが自己像に及ぼす働きについて Imagery and the threatened self
と言う本を出した。そこで 摂食障害・自殺思考・蛇恐怖症・
躁うつ病・精神病・社会への恐怖について 治療法を示した。

フランクフルト大学の患者は 汚されたという感情を できるだけ
正確に描写する。それから 自分の肌は新しくなっているという
ような 心像を展開していく。そうすることで、患者の頭の中で 
蛇が脱皮するような 絵が浮かぶ。
想像は 脳の中の感情を管轄する領域に 影響を与える。この
領域は 感覚処理の領域と 密接に関連している。映像・匂い・
もの音は 特に素早く感情を引き起こす。それとは逆に ある
特定の感情を持ったときに 知覚を感じる。この密接な 結び
つきを利用することを 被害者である女性は 学ばなければならない。

グドルンは 強姦されてから20年経って やっとプールに行けた。
試しに ほんの短い時間だけ プールに入った。そして 人と
接触する練習に 1日に2~3時間だけ 働きに出ている。「孫に 
海へ一緒に行かないとか プールに一緒に行かないと 
言いたくないから」。 
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2012/04/Waschzwang-Therapie

写真 by SACHI

  


Posted by 伝兵衛 at 18:26Comments(0)中欧事情