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伝兵衛
伝兵衛
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2012年01月30日

メタドン中毒で死んだ少女(11歳)

(1月25日と1月28日のカキコミの続き)
2012年1月16日にChatalは死んだ。2005年以来、ハンブルクで 
役所の機能不全のために死んだ子は これで3人になる。
この子の里母(47歳)は 長年、薬物依存症であり、かつては
ヘロインを注射していて、今は ヘロイン代替物のメタドンを
飲んでいる。里父(51歳)もヘロイン代替治療を受けている。
里父は 麻薬売買のために服役したことがある。
里親家庭の実子(娘)は成人しており、コカイン所持の理由で
スペインで拘留された。
5人のケースワーカーが5年間に渡り、この子を担当しながら 
5人とも 里親二人が薬物依存症だということに なぜ 
気づかなかったのか?
役所でなく、国の委託を受けた専門家が この里親が里親に
適しているかどうかを 吟味できなかったのか?
二人の里子を委託されている この里親が 二人共 薬物
依存だということを 児童少年局は なぜ知らなかったのか?
上記の疑問のうち 最後に述べた疑問は 医師の守秘義務、
個人情報の保護のために 起きている。
ハンブルク市議会議員 Thomas Boewerは 約1300の里親
家庭をすべて調査することを 役所に勧告することが できると述べた。
役所は この里親家庭にいた別の里子と二人の実子を 
児童施設に保護した。
Chatalの居た家の前に ろうそく・花・縫いぐるみの熊が供えられている。
下記サイトから:
http://www.welt.de/regionales/hamburg/article13837687/Bitte-holt-mich-aus-dieser-schrecklichen-Familie.html

★ドイツでも里親のせいで死ぬ里子もいる。
日本で2010年8月に里母に幼児が 殺され、2011年8月に
里母が傷害致死容疑で逮捕された。この事件について
週間朝日 2012年2月3日号(いま発売中)に5ページの記事が
でています。次号(今週末にでる)には 乳児院の現状が 報告されます。

ハンブルクだけで約1300の里親家庭があるのは 有り難いです。
日本では里親はたいへん少ない。親や親の代わりをしてくれる
親族のいない子は たいてい施設に入る。親に虐待された子も 
施設に入る。そして たいていの施設では 職員と年長児から虐待を受ける。
施設で虐待を受けて死ぬ子は めったにないし、施設に虐待はない
ことに なっているが 普通の人が見て 虐待だと思える言動は
施設の中では 多い。閉鎖的な施設は 何十年もそこに居る
理事や職員が管理していて、虐待だと理事や職員が思って
いない言動を 無自覚に 繰り返している。
  


Posted by 伝兵衛 at 20:23Comments(0)児童虐待