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伝兵衛
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2011年11月08日

シンポジウム「子どものための児童養護施設を考える」

和歌山弁護士会が標記の会を11月7日に開いてくれました。
平日の昼間なのに8割くらい席は埋まっていました。
このブログの10月22日にお知らせのカキコミをしています。
教授・施設のヒラ職員・弁護士の方々の お話は よく分かりました。
若い弁護士さん数人が 施設に泊まりこみ見学に行ったそうで 
その報告もありました。「施設で 年長児が 年少の子の面倒をみている」
という弁護士さんの報告は うちに居た二人の子の経験と 違います。
うちの子の一人は 2歳半まで施設にいて その後 うちに来たから 
赤ちゃんの頃のことを 語るわけが ないので コトバによって施設の
生活を表現することは なかった。しかし 3歳になる ちょっと前に 
大型遊園地へ電車で連れて行った時、駅で元いた施設の子ども達と 
出会いました。その時、うちの子は プラットフォームを20メーターほど 
泣き叫びながら走り 階段の陰に 隠れました。施設で 年長の子が
 どんなに恐ろしい存在だったかを 私が知ったのは その10年ほど
経って ネットで施設のことを 知るようになって からでした。10年も
辛かったことを分かってあげられなかったことを 悔やみます。

二番目にうちに来た子は 施設で10年暮らして 高校の時にうちに
来たから まれに施設のことを 語りました。幼かった頃 年長の子に
虐められたから 自分が年長になった時には 年少の子を虐めたと 
彼は言うていました。

シンポジウムで 他に印象に残ったことは 施設長の言葉でした。彼の
施設では「卒園してからも 古里と思える場をもてるように、近所の人と
立ち話できるようにしようという方針だ」ということでした。
事務長・園長・理事の一部の方々が 威圧的な言動で 子どもに接して
いて、子どもが 近所の人と 話ができるもので ないです。恐ろしい施設を 
古里と思う子は ないだろうし、その施設のあった場所に立ち返り 
近所の人に 話しかけるなど 幻想です。

教授は「施設内の暴力行為は 実習生から もれる場合が多い」と言うて
おられました。うちの子の居た施設は「ボランティア募集」と表面上、言うて
おりましたが 実際は現場を見られたくないから 少しでも 施設に疑問をもつ
人には 理事が 来るなと言うようでした。理事というのが 会社での取締役と
同じ 雲の上の存在だとは 世間の人は知りませんけれど、施設で理事は 
最高権威者なのです。
  


Posted by 伝兵衛 at 19:05Comments(0)児童養護施設