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伝兵衛
伝兵衛
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2010年08月12日

「破滅 梅川昭美の三十年」幻冬舎アウトロー文庫

1997年、毎日新聞社会部編。
元の本は 1979年 晩聲社より刊行された。
1979年1月26日 大阪の三菱銀行 北畠支店に梅川は篭城し、
行員2人と警官2人を射殺した。42時間後に警察の突入隊
7人により 梅川は射殺された。
本書は 梅川の周辺にいた人間 一人ひとりを丹念に
洗いおこしている。

巻末の解説「私の梅川昭美~独断的犯罪論」は宮崎 学
(作家)による。
宮崎さんによると:
多くの評者は 幼い時からの差別と貧困、家庭環境から
くる人格形成を動機の主たる事として 考えたがる
傾向が根強い。
しかし 広島工大付属工業高校に入学していること 
一つ取ってみても、彼の場合は 犯罪の主たる動機に
なるほどの差別や貧困を味わっていないと思う。
梅川が この事件を起こした背景に、幼少からの環境が
若干は係わってくるとしても、彼の場合は その
ヒロイズムに酔って起こした部分が大きいと思う。
以上、抜粋おしまい。

梅川が覚醒剤を使っていたという記述はない。

★ 文庫本になってから13年 経ち、元の本が出てから
30年もたった本は BOOKOFF も 引き取らないから 
持っていって いいと言って 知人がくれました。 
  


Posted by 伝兵衛 at 18:43Comments(0)