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2010年02月07日

薬物依存症者・医師は通報より治療優先で

吉田重信 全国薬物依存症者家族連合会理事

朝日新聞 2010年2月3日 「私の視点」から抜粋:
(朝日の電子メディアにもあると思ってグーグルで
検索しましたが、仕方が悪かったようで 出ません
でした)。

 私は今、10万人いるとみられている薬物依存症者
(厚生労働省調べ)の家族で作る全国薬物依存症者
家族連合会(栃木県小山市)で理事を務めている。
家族同士が助け合うための団体で、現在、賛助会員
を含め約500家族が会員になっている。

 薬物依存は、覚せい剤や大麻など違法薬物だけでなく、
風邪薬や睡眠薬など取り締まり対象とならないものも
含んでいる。依存症者は、精神保健福祉法で精神障害
と位置づけられている。つまりアルコール依存と
同様の「病気」なのだが、治療中に取り締まり機関へ
通報する医療機関もある。依存症者は患者なのか、
犯罪者なのか、医療機関によって扱いに大きな食い
違いがあることを問題提起したい。

 入院患者の中には、外出許可を受けた際に違法
薬物を持ち帰る者もいる。その際、医療機関の対応は
大きく分けて3通りある。①通報して取り締まり
機関に逮捕させる②そのまま治療を続ける③治療も
通報もせず、そのまま退院させる。
 問題なのは、①のケースだ。治療の過程にある
依存症者を犯罪者として扱うことは、立ち直ろうと
する多くの依存症者と家族を社会的偏見にさらし、
孤独感を強く抱かせる結果になっている。ひい
ては、薬物依存から立ち直れなくなってしまう。
 
 そもそも日本では、依存症治療は、主に民間の
リハビリ施股が担ってきたため、治療、回復のための
プログラムの蓄積が十分でない医療機関も多い。
その点も含めて依存症者にとって、より望ましい
治療環境が整備されるのを望んでやまない。

★ブログ管理人の蛇足:
ダルクに通っている方が突如 逮捕されることも
あるそうです。拘置所や刑務所から またダルクへ
通えたらいいですが、それは当地では ないみたい
です。
   


Posted by 伝兵衛 at 14:58Comments(0)薬物依存症