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伝兵衛
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2009年07月28日

更生の道を歩む少年たち・井垣 康弘 

君たちのために
産経新聞 連載 2009年7月27日 夕刊
から抜粋:
記事は買って読んでください。

150万都市の神戸で、8年弱の間に6千人ほどの
非行少年の審判を担当したが、少年院で教育して
も更生させることは無理だろう(保護不能)と、
さじを投げたのは、1人だけだった。
 その少年は、中学生時代から覚醒剤にはまり、
少年院に3回行かせたが、出たその足で強盗をし、
売人から覚醒剤を買って注射することを繰り
返していた。
 その後 覚醒剤の自己使用と殺人未遂で
家裁に送られてきた。私は、「保護不能」で逆送した。
懲役10年の判決を受けた。
まだ受刑中と思う(薬物依存者のリハビリ施設
「ダルク」と繋がっていたらよいのだが)。

 その他の5999人ほどの少年たちは、大なり小なり
「更生」したか、「更生途上」にいる。
また、殺人あるいは傷害致死事件は、少年Aの2件を
入れて8年間で6件である。つまり約1年半で1件
程度にとどまっている。
 
戻ったらすぐ、不良仲関から 誘われる。「誘いを
断る口実」も習って帰っているのだが、次々と
携帯電話に入り続ける誘惑に根負けする。そして
3日で再犯。それが2割である。
 残りの8割は、順調に更生の途を歩み続ける。
地元の不良との関係を遮断するのに成功する実例を
紹介しよう。少年院にいる間に、親が仕事(学校)
を用意しておいてくれ、仮退院の翌日から出勤
または登校させるのである。全寮制の自動車学校へ
即日送りこむのも大変よい取り組みだ。少年が
自分でバイトで稼いで運転免許を取るというのが
失敗のパターンである。
    (弁護士、元家裁判事)
  


  


Posted by 伝兵衛 at 07:49Comments(0)