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伝兵衛
伝兵衛
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2009年06月23日

荒れた中学校に落ち着き/感じ方の違い集団で学ぶ

日本経済新聞 2009年6月19日 夕刊
こころの健康学 から 抜粋。
記事は買って読んでください。

 思春期のむちゃな行動にはこの時期に特徴的な不安は
もちろん、脳の発達が不十分で、自分や他の人の気持ちを
読み取って、自分の言葉で表現するだけの力がまだ
育っていないことも関係している。
 だからこそ、自分の気持ちや相手の気持ちを理解できる
ようになると、不安が軽くなるし、人間関係もスムーズに
いくようになる。
 先日、あるスクールカウンセラーから、荒れた中学校が、
教師や保護者の努力で立ち直ったという話を聞いた。

 道徳と総合学習の時間に、教員とカウンセラーが、
ライフスキルと呼ばれる授業を行った。ライオンズクラブが
開発したプログラムで、私の専門にしている認知療法に非常
に似ている。
 例えば、クラブの部長に選ばれたときに、うれしいと思
う人もいれば、面倒だと思う人もいる。そうした例を通し
て、同じ出来事でも、人によって感じ方がいろいろ違うと
いうことを集団で学んでいく。自分や人の気持ちを理解
する力を育てていった。
 
 (慶応義塾大学保健管理センター教授 大野 裕)

★ブログ管理人の蛇足:
うちの校区の中学は4年前に 非行グループが栄えていた。
非行グループは 在校生だけでは機能しない。卒業生が 
指導しているので もっている。
在校生の中に リーダーが2-3人いて、彼らは暴力でグループを
管理する。博打で何万円も脅し取り、衣服を剥ぎ取るのに
話し合いで なされる はずはない。暴力による金の移動と
暴力による労働奉仕の強制(自転車に乗せてリーダーを送迎したり
リーダーの部屋の掃除に毎日 来させたりする)が リーダーの
仕事である。
学校の生徒指導の先生方は 疲れる。博打で2千円 動いた
とリーダーは白状し 先生に2千円 差し出せば おしまいに
なる。数千円とられただけで 川の向こうへ引越しするものか。

今年度 この中学は 大変 落ち着いてきて、修学旅行に
ディズニーランドに行けるようになった。3年前 集団
万引きしたので その後 来ないでくれと言われていたそうな。

落ち着きを取り戻した 理由は リーダーたちが 登校しなくなった
からだと 言う話です。以前は リーダーも毎日 登校し、
授業中に寝ているか 校内を散歩しているかだった。
リーダーが学校へ来ないので パシリは カネを取られず、
服も剥がされず、勤労奉仕しなくて済む。

平和になって 学校も 生徒も 喜んでいる。
しかし 登校しないで 校外で非行に励むリーダーたちは
卒業後 大きい事件を起こして やっと 警察や
児童相談所の 世話になり、少年院に行ったりするの
だろう。手遅れである。
以前のように 学校やパシリの親や パシリ本人が リーダーを
支えていた 頃の方が リーダーの将来にとっては 良かったように
思える。報復・暴力を恐れて リーダーたちを 支えることに
なっていただけとは言え、そう思う。
組織的・理論的 対策は 望みにくい。こういう風に 親分衆が
学校に来ないのを待つしかないのだろう。


  


Posted by 伝兵衛 at 04:09Comments(0)