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2009年06月22日

刑事責任のみ気にする少年/井垣 康弘

君たちのために
産経新聞 夕刊 連載 2009年6月15日
から抜粋。記事は買って読んでください。

 調査官の問いに対し、中学2年の少年は「運転者を殴り
倒してバイクを奪うことが悪いとは少しも思っていなかったし、
やられた相手の気持にはまるで関心がなかった」と答えた。
このようなことをいう少年は珍しくないのである。

 この少年の場合、3ヵ月の間ほとんど毎日、バイクを
1台は奪っていたが、なぜかパトカーに追われたことも
なかった。
本人は「自分は絶対に警察に捕まらない超幸運の
持ち主だ」と自慢していた。しかし、「その考えは甘かった、
やはり相手の携帯を奪っておくべきだった」と後悔して
いるというのだった。

被害者を死亡させたりすると民事の賠償責任も極めて
重いのだが、「ないものは払えるわけがない」とタカをくくって
いるらしく、そもそも話題にのぼることもないほど関心が
薄いようだ(少年の民事責任のことは、学校教育の課程で
きちんと教えておく必要があるだろう)。      、
 つまり、刑事責任についてのみ敏感で、コンビニの前で
たむろしたり、携帯を使ったりして、仲間内での情報交換
を密にしていたのである。
 
神戸の不良仲間の間で相談が行われ「自転車は危ないし、
おばあさんは死にやすいから、ひったくる相手は歩行中
の若い女性に絞ろう」ということになったという。
    (弁護士、元家裁判事)
  


Posted by 伝兵衛 at 15:09Comments(0)